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ある企業の社長がホームページ作りたいなと思っていたとします。 あなたはその人に会うとします。 その時の、受注から納品までの場面が漏れなくイメージできますか? たとえば、 どんな提案書を持っていきますか?どういうことを言われそうですか?何と言って勧めますか?どんなものをどうやって作るので、ここを教えてください、とかは、どのタイミングでどういいますか?何を合意して、どういう書面でどうやってそれを契約にしますか? これらが、粗くはあるけどかなりイメージできる、というレベルであれば、勤務などをする経験は必要ないと思いますが、イメージがあまりできないんであれば勤務する必要はあると思います。 ただし、会社の選び方と職種がとても重要ですね。中規模以上の会社にデザイナーとして入社しても、会社の体制によってはコーディングやデザインばかりしていて、上のようなことがいつになってもわからないということがあるでしょう。 これ以上はご自身で考えてほしいのですが、基本的に、独立自営を目指す者にとっては、全ての経験は目的的につけていく必要があります。 自分がフリーになった時の一日や一週間の仕事をイメージした時に、よく分からない部分の知識経験のパーツをはめていくように捉えたらいいです。 それと、これは経験から言いますが、制作技能は全て押さえていることを前提として、セールス経験はあればあるほどあったほうがいいです。 業務知識自体が既にある、あるいはこれからつけた後、求人広告とか損害保険(前者の方が経験としては役立つと思いますが)のような、なりやすい法人営業のなるべくきついノルマのところで1~2年、死ぬほど苦労するとすごい役立ちますよ。 自分で値段決められるWEB制作なんかは、いくらでも受注できるようになると思います。