ユーザー名非公開
回答5件
小さな会社を経営しております。文系プログラマーです。 経営学部の勉強が実践的で、法学部の勉強が実践的でないのですか? ビジネスっていくつかの側面がありますが、毎日会社としてやってるすべてのことは法的なことしかしてない、という見方もできます。 会社を興すには定款を作らないといけなくて、代書屋さんを頼むなら司法書士さん・・直接的に法律家です。毎年税務署は企業向けに説明会を開いていて、その説明の内容はその年の法律の改正についてです。私は企業のシステムも作りますが、消費税の軽減税率や著作権法、個人情報保護法・・なんかにどう対応するかみたいな話ばかりです。今度の民法改正とかホント影響が大きいです。実践そのものです。 就職という面でいうなら、会社を作ってみればいいとは思いますけど、それはともかく、きっとアルバイトくらいはしますよね。その経験を面接で「接客ができる」だとか「リーダーシップ」だとかにからめる人が多いわけですけど「法的にはどうなんだろう?」って意識してみてはどうかと思います。 ビジネスの「武器」って音楽の楽器みたいなものです。楽器だけ見てても葦の切れ端や棒にしか見えないものが、音楽家の手にかかるとものすごい威力を発揮します。何かを武器として作用させるにはどうするのか?を知っておくのが大事で、その意識とか態度が就活で評価されます。
民法と労働法をガチで勉強しておくことを激推しします。 私も地方出身で上京し、Marchの一番チャラい大学法学部に入り、現在は企業の管理部門で働いていますが、 変な話、はっきり言って法学部であろうと何学部であろうと、文系の私大に行ったら毎日遊びまくって勉強なんかしないですよ!(…私は) 勉強なんかしなくても、単位を簡単にくれる授業選んだり、法律系の授業だって友達みんなの力を結集して(!)先輩やマジメくんから過去問をゲットしてきたりして、付け焼き刃で勉強すれば、単位取れちゃうし卒業できちゃうんですよ、実際(…私は)。 正直、法律の知識は就職の時に直接有利に働くことはないんですよね。資格取ってもです。就職面接では「へ~、えらいね~」ぐらいで終わりますよ。 でも実際働いてみた「後」に使うんですよね。なんなら、これから大学に入り卒業し、就職して昇進し管理職になるくらいなると、直接ガチ目に使います。特に民法と労働法。 ただ、法律をきちんと勉強した経験がないと、まず文章が何言ってるか全く意味がわからないんですよ。だから、そもそも法律の勉強をどうやったら良いか分からない!になるんですよ。 でも、きちんと何かの法律を一つ(民法が最適、刑事法系はビジネス上は使わない)きちんとやっていれば「リーガル・マインド」が身につくはずです。 物事を法律的な観点から理論立てて解釈する思考の仕方が身につきます。 ちょうど英語みたいなもんです。英語の長文って勉強を続けてもある一定水準に達するまでは全く読めないじゃないですか。でも、あるとき「あれ、読める!意味分かる!」と突然読めるときが来ますよね。 それってある一定水準までの単語力が蓄積されたからっていうのもさることながら、「英語脳」になったからっていうのが大きいと思うんですよ。 そのような「法律脳」ができないと、法律って分からないんですよ。 でも、ちゃんと勉強して時間かけてやっとその「脳」ができるのに、 大学って楽しすぎて勉強しないんですよ。それでも卒業できちゃうんですよ。 正直、死ぬほど遊んだ経験のほうが社会人になってからは「直接」役に立ちますよ。 他人と関係性を築いていく力は、あまねくこの世界の基礎力ですからね。 でも、ある程度働いたあとにジワジワくるんですよ。。。 「あのとき、もうちょっと勉強しておけばよかった」と(…私は)。 だから、結局勉強し直すんですよねぇ。 なので、大学中に「行政書士資格」をとるか、「ビジネス法務検定3級と2級」くらいを取るかして、ある程度、客観的に自分の法律力を証明できるような試験に合格しておくのが良いと思いますよ。 ※高3でそこに悩んでここに書き込んでいるなんてエライよ!エラすぎるよ!
■ 法学に武器になりうるものはあるのでしょうか? はい、あります。人間の社会生活および経済活動を律している根幹がまさに法律・ルールな訳です。これを学問として学んでいる事自体が武器です。 幹である法・ルールに律せられる経済や経営は、いわば枝葉末節だと思います。 幹の部分を学ぶのって、ルールメーカーである胴元の見識が深まる事なので、ある意味最強じゃないですか? ■学んでおけ・やっておけ 専門セクターは興味に応じて選べばいいと思いますが、重要なのは応用力やプラスαだと思います。 法曹の道に進もうが経済活動に従事されようが、1つの専門知識・得意分野だけでは競争相手も多いので埋もれてしまうと思います。これは全ての人間に言える事ですが。 例えば、商法だけだと競争相手は多いですが知財法も詳しくて掛け算が出来れば、希少性高いはず。 ■その他① 経験上、法学部出のリーガルマインドの高い奴は、物事を俯瞰して捉え、問題解決能力が高い優秀なビジネスマンが多いです。心理学とか哲学系の奴らも似た感じで優秀。 共通して言えるのは、何というか上っ面だけ優秀じゃなく、足腰強いというか、真理を分かってるというか。。。 ■その他② 法律は、5000年も昔から我々人間の社会生活を律してきた歴史のあるもので、法学部は文系の雄とも言われる由縁です。 紀元前3000年の古代エジプト時代には民法が施行されて、確認出来る成文法はその1000年後のメソポタミア文明だったはず。 対して経済は活動自体は太古からありますが、学として体系化されたのは1600年位に英国で重商主義あたりから、なので歴史なんてたかだか400年。 5000年も昔から人々に利用されてきた法を学べるなんて、とっても素敵な事だと思います。
法律こそ実践的ですよ。 経営の前に法律という壁があります。 税関係、労働法、コンプライアンス関係も会社は弁護士や税理士に依頼をして相談しています 役所への申請なども司法書士や行政書士に依頼をしています。 私がいた会社でも元々法律を勉強していた人が、法務部で働いていましたよ。
文系の学生に求められるようなスキルは限られています。 就職では人の上に立つような積極性と、信頼されるようなコミュケーション能力が1番評価されます。 社会ではテストの点数よりも人間性の方が見られますので。 あえてスキルを身につけるとしたら、 法曹や法律関係の専門職を目指す場合、法学部の知識は大いに役立つでしょう。 一般企業に進む場合は学部問わず英語と、できればアジアの言語1つを留学経験含めて身につけられるようにしましょう。 IT関連企業に進む場合は個人がそこらのベンチャーでシステム開発、またはデジタル関連の経験を積んでおけばいいでしょう。