高校二年生です。小さい頃からゲームが好きで、仕事もそれに関わりたいと思っているので任天堂さんへの憧れがとても強いです。このまま行けば大学は書類選考で落とされるような所ではないとは思うのですが、やはり国立大学や早慶には劣っているので、面接で落とされてしまうのではないかと思います。経営や商売についても学びたいので、商学部か経営学部に入り公認会計士や税理士・簿記検定なども取得したいなと考えています。これらの検定を持っていることによって、少しは加点対象になるのでしょうか？？他にもとっておいたほうがいいものなどがありましたら、教えていただけると幸いです。

高校生から意識を持って動くのはとてもいい事です。就職活動で多くの人が勘違いしているのですが、資格を持っておけば有利というのは一切ありません。ゲームが好きなので仕事もそれに関わりたいだから任天堂へのあこがれが強い。ゲームが好きならゲーム会社は山ほどあります。ではなんで任天堂なのでしょうか？ゲームが好きな一方で経営や商売について学びたい。では任天堂に入って経営や商売をやりたいのでしょうか？といった様に自分のやりたい事が任天堂で無いと解決出来ないことなのかどうか。もしかするとただのあこがれ（何となく）といった理由で任天堂を志望しているだけなのかも。こういった点を大学４年間を通じて深堀していくことで、本当に自分がやりたかった事などが見えてきます。面接はこういったものを語る（説明する）場なので、そこで相手が納得出来る答えが用意出来れば入社に近づきます。

若いのに明確な目的があって素晴らしいことだと思います。任天堂に限らずですが就職を考えた場合にまず調べるべきなのは募集要項です。次のサイトで24卒向けの採用ページが公開されています。 https://www.nintendo.co.jp/jobs/recruit/requirements/index.html 質問者さまの場合はその中の事務系を目指すことになると思います。ただ、画面の下の方を見るとわかりますが例年ですと大卒で20人程度の狭き門になります。仮に公認会計士や税理士や簿記などの資格を持っていてもそれが評価されるかはすみません中の人ではないのでわかりませんが、一般的には企業の新卒採用で資格はほとんど見ません。それをやるなら募集要項に明確に書きます。任天堂の場合はそのような記述はなく単に全学部全学科が前提となっているので、基本的には資格は不要で評価をするはずです。しかし熱意を伝えるネタにはなるでしょうからそのあたりを頑張ることは無駄にはならないでしょう。それよりもいくつか気にしておくことがあります。まず本当に在学中に公認会計士や税理士に合格するなら、恐らく企業の経理ではなく監査法人や税理士事務所に勤めた方がよりキャリアを高めたり良い収入を得られる可能性が高いです。面接で公認会計士持ってます税理士持ってますと言うとなんでうち受けるの？と聞かれるかもしれません。もう1つですが、面接を気にされているようですがまず突破しなければいけないのは書類選考です。公開はされていませんが人気企業ですので20人の事務系枠に数十倍下手すると100倍の応募があってもおかしくありません。そこからエントリーシート（志望動機など作文みたいなものです）と適性検査（学力系や性格系などあります）を使って一気に数倍程度（これは予想です）まで人数を絞り、そこから面接になります。せっかく高い志望動機があってもここで落ちてしまっては元も子もないので、是非進学して就職を意識する時期になったらこの点を注意してください。

ゲーム業界に関わっていた者です。 > これらの検定を持っていることによって、少しは加点対象になるのでしょうか？？ →なりません。新卒採用で資格は99%見ません。 >他にもとっておいたほうがいいものなどがありましたら、教えていただけると幸いです。 →資格は要りません。地頭を見られているので。 > このまま行けば大学は書類選考で落とされるような所ではないとは思うのですが、やはり国立大学や早慶には劣っているので、面接で落とされてしまうのではないか →残念ながら国公立や早慶以下なら書類で落とされる可能性は十分あります。ゲーム業界の倍率は死ぬほど高いです。また、任天堂に限らず国内大手のゲーム会社・エンタメ企業は、なんやかんやいっても学歴をしっかり見ています。東大京大早慶がたくさんおり、やはり採用されるのもその辺が多いです。たまに、学歴は微妙だが光る才能があってデザイナーになりましたみたいな人はいますが、事務職ならまずないです。よって、質問者さんは数年後、自分より学歴が上の相手と競争するための武器を身に付ける必要があります。 > 小さい頃からゲームが好きで、仕事もそれに関わりたいと思っているので任天堂さんへの憧れがとても強いです。 →「ゲームが好きだから」とだけ言って合格した人は見たことがありません。ゲーム業界受ける学生なんてみんなゲームが好きに決まっているからです。就活までに深掘りしてプラスαの要素を出せるようになるといいでしょう。ゲーム業界の者として言えることは、今はまだ面接だの資格だのは考えなくていいので、学生としてやるべきことややりたいことを「全力で」やってください。ゲームに超詳しい人やゲームが超好きな人より、ゲームの知識はそこそこだけど学生時代に多様な経験を積んで論理的思考力とコミュニケーション能力を身につけた人が結局受かります。