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回答3件
日系ITでプロジェクトマネージャをしている者です。 私は現在はインフラエンジニアではありませんが、以前、インフラと運用の統括チームリーダーをしておりましたし、現在もプロジェクトマネージャの立場からアプリケーション・インフラを問わず、全体を見渡しながらプロジェクトを運営していく立場ですので、私でも回答しうるものと思い、回答させていただきます。 以下、長文ですが回答です。 >休日出勤、深夜勤務があるそうなのですが、そういった働き方は運用・保守に携わる場合のみ >なのですか。例えば、構築や設計に携わる場合はそのような働き方をしなくても良くなるのですか? いいえ、運用・保守のみならず、構築や設計に関わる場合でも、ある程度休日出勤・深夜勤務はあると思っておいてください。ただし、恒常的にではなく、開発工程での一時的な対応のために、ということになります。 例えば、構築や設計を担当するエンジニアの場合、設計工程の最後の詰めのところでスケジュールが押して休日出勤で対応することがあります。また、システムのテスト工程では、本番環境を使うテストは日中システムが稼働している時には実施できませんので、本番環境を止めることができる夜間にテストをしたりすることがあります。さらに、システムリリースの際にも本番環境を止めてリリースをしたりします。 なお、運用・保守について、しょっちゅう深夜勤務や休日出勤をしてシステムのお守りをしていないといけないと思われているかもしれないのですが、通常の開発プロジェクトの運用保守ではそのようなことはありませんのでご安心を。 >初めは運用保守に携わり、後にステップアップしていきたいと考えています。なので、 >初め(新入社員〜2.3年目まで)はそのような働き方でも大丈夫ですが、定年までずっと >そのような働き方を出来るか心配です。 これは個人的な見解ですが、わざわざ自分から希望して最初から運用保守に絞って携わりにいかなくてもよいのではないかというのが私の意見です。 そもそも、データセンター監視などでもないかぎり、運用保守だけに入ることはあり得ないと思います。 将来的に構築・設計に携わることを見越してまずは運用・保守に携わるという思考は、ある意味正しいですし、学生のうちからその考えに辿り着いているのは素晴らしいと思うのですが、データセンターの監視業務などでもない限り、設計・構築をやりながら運用・保守もやるというのが一般的なプロジェクトのアサインかと思います。(あくまで私の知っている範疇での話となりますが) >ちなみに、インフラエンジニアからキャリアを始め、いずれはクラウドエンジニアになりたい >と思っています。(漠然とですが) これはいろんな捉え方があるので何とも言えないのですが、インフラとしてのクラウドのことをいっているのであれば、インフラエンジニアとして活動する中で、今やクラウドはシステムのインフラの一部として扱うことが一般的になっていると思います。もしかしたら、クラウドしか扱わないかもしれません。 ですので、インフラエンジニアの延長上にクラウドエンジニアがあるという捉え方ではなく、インフラエンジニアとしてクラウドを含めた専門知識を深めていくというのが、ご質問者の方の目指すべき方向性なのかなと考えます。 これはご本人の志向もありますし、意見の分かれるところかもしれませんが。 取り急ぎ。
東証1部上場の事業会社で社内SEのインフラ部門統括してる立場で回答します。 大手のユーザー企業(事業会社)側であれば導入部隊であれ、運用部隊であれ、毎日深夜勤務、休日出勤はほぼ無いです。 ユーザー企業の場合、インフラ運用もほぼアウトソースすることが多いのでプロパーは運用設計して運用引き継ぎすればほぼ関わることないです。 年に1,2回あるかないかの大規模障害の際は、全員総出で対応しないとですが、ほぼ稀です。 ちなみにSIer、コンサルの新卒で運用保守に回された場合は案件によっては深夜残業、休出は多いと思います。
業界の者です。 > 構築や設計に携わる場合はそのような働き方をしなくても良くなるのですか? 運用保守の方は本番の変更作業や障害対応のために深夜や休日に作業を行う場合が多々あります。 > 定年までずっとそのような働き方を出来るか心配です むしろ定年まで現場のインフラエンジニアをしている状況の方が危ういです。よく言えば生涯現役主義とも言えますが、悪く言うと何のキャリアアップもできなかった人ということになりますので。 > インフラエンジニアからキャリアを始め、いずれはクラウドエンジニアになりたいと思っています そのような方は多いです。