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年齢や職種、現在の業界・企業によって最良の選択は異なりますが、 結論としては、転職先企業(採用企業)ニーズ次第となります。 行きたい業界や職種、企業がどのような人材を求めているか? そして、実際にどのような人が働いているか? という点を見据えるべきかと思われます。 企業側の主な方針は以下のようなものがあります。 ・経験を重視し、在籍企業や学歴は一切問わない ・在籍企業に関しては一定のレベルを求める(事業規模やビジネスモデル、社風など) ・第二新卒に関しては学歴重視、キャリア採用についてはスキル・実績を重視する ベンチャー企業就業でのメリットとしては、 ・若くても裁量のある仕事と責任を任される ・主体的に仕事に取り組んでいる(言われた仕事をやる、という環境ではない) ・仕事量やスピードの早さ(仕事に対する耐性が強い方が多い) といった点があり、採用企業としても同年代の候補者が並んだ際には経験の深さなどでベンチャー出身者を選ぶケースがあります。 注意すべき点として、 ・ベンチャー企業であっても業績が悪い企業、知名度の低い中小企業(成長していない)などは避けるべき ・ベンチャー企業から大手企業へのキャリアシフトは難しいケースがある (仕事をする上での規模感が違う点、および企業文化の点で転職が難しいケースがある) ・インターネットベンチャーなどでは35歳以上はシニアと見なされるため、エンジニア職などの専門技術職以外の職種の場合、35歳以上での転職は難しくなる (100%ではございませんが他候補者との相対評価になるため、非常に厳しい門になります) ・世間一般に知られるメガ・ベンチャーとして成功している企業は一握りであり、多くのベンチャー企業は数年で消えています ◯◯会社出身といった企業名だけで、評価されるケースもあれば評価されないケースもあります。 転職市場では、採用企業側に何らかのバイアスがあり、在籍企業のブランドで評価するケースも多々ございます。 個々のキャリアによってアドバイスが異なるため、小職も含めて人材紹介会社のコンサルタントなどに相談した上で、取れる最良の選択を考えていくことが大切かと思われます。
ベンチャー企業の一番のメリットは当事者(事業運営者・経営者)意識を持って働けるということかなと思います。とはいえ、一見華やかなベンチャー企業に入ってもすでに成長余地が限られていて、自ら手を上げてチャレンジすることができない環境になってしまっていたら、あまりベンチャーで働く意味は見いだせないかもしれません。大企業であろうがベンチャー企業であろうが、主体的に働ける人、は重宝されるように思います。
創業120年の大手インフラから創業3年目のベンチャーに転職した者です。 どこに転職したいかで話が変わってくるかと思うのですが、 ここでは【一般的な大企業】に転職したい場合について僕の感じていることをお話します。 結論、ベンチャーから大手への転職は、受け入れ側の大手が慎重になるケースが多いのかなと思っています。 (新規事業や特定領域のスペシャリストとしての採用など特殊なポストは除きますが) なぜかというと、ベンチャーと大企業では重視されるスキルが異なると感じているからです。 例として、特徴的なものを2つあげます。(もちろん、共通して重要なスキルではあるとは思っています。) ベンチャーでは【スピード】と【突破力】が 大企業では【忍耐力】と【調整力】が、それぞれ重視されている印象です。 すごく単純化して両者を説明すると ベンチャー企業は、少ないアセットでトライアンドエラーの回転率を上げなければいけない。 そのためにはまず当然にスピードが重要。ただし、外部を巻き込もうとしても、ベンチャーは対外的な信用が低いため それを埋め合わせるぐらいの期待感や実現可能性をステークホルダーに感じてもらう必要がある。 スピードを保ちつつ上記を実現するとなると、重要になってくるのは丁寧な調整というよりも 多少の犠牲やリスクを負ってでも、物事をゴリッと進める突破力が重視されるのかなと考えています。 一方、大企業では、決裁のレイヤーがベンチャーと異なり多重的かつ様々な部署が関与するため 社内の利害関係調整に大変なリソースが割かれます。 やれ、既存事業とのカニバリはどうだ、とか、あの後輩役員のやることは気にくわない、とか そんな横やりが当たり前のようにガンガン入ります。もちろん、出る杭はガツンと叩かれます。笑 こうした様々な障害を1つ1つ取り除き、時に条件を譲歩し、時に時期を見送り、 それでも部署の目標を達成するためには、忍耐力と調整力が非常に重要になってくるのではないでしょうか。 このような大企業の環境に、ベンチャーのスピード感に慣れた人間が入っていくと、 ときに非合理な調整に対してモチベーションを保てなくなる、なんてことは想像に難くありません。 大企業の人事がこのようなミスマッチを懸念するのは、結構当たり前にあるんじゃないかな、と思っています。 ちょっと言葉足らずですが、参考になれば幸いです。
次の転職でベンチャー企業とか、イケてる企業とかに行きたければ、ベンチャーで経験を詰んでいる人の方が評価されます。