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小さな会社を経営しております。 小学校→大学だと、進学するたびに広域から人が集まり地元の狭い範囲から、大学だと日本全国から人が集まったりするわけですけど、企業って思いのほか狭いコミュニティでして、入社してから聞いたり学んだりする業界内の常識というのが、びっくりするほど閉じた世界だったりします。会社人は社会人ではありません。 例えば建設業界の談合とかって、外の常識で考えれば全然ダメなんですけど、数十年も放置されてて新卒の時から仕事はそういうものだと思って20年とか仕事してたら、ある日突然叩かれたりするわけです。もはや、それなしでどうやって仕事していいのか誰もわからないですよね。ものによっては、入札前に設計を始めないと終わらないものとかあって、談合なしでは成り立たなかったりするのです。 そういうことがありますので、新卒の時のほうが実は常識はわかるものだと思って、一応従うにしても、変だと感じたことは、感じたままに覚えておきましょう。本当に数十年後それこそが問題意識となって会社や社会を変えることができるようになります。