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入社すべきだと思います。 年収290万、ボーナス・退職金なしでは不安といいますが、客観的にみて、「前職を数日で辞め、その後4か月のブランクのある人」を採用するというのは、採用する側からするとかなり勇気のいる決断です。内定が出たこと自体、運が良いと言ってもよいでしょう。(そりゃ、世の中にカイシャは何万社も存在しますから、探せばほかの会社もあるかもしれませんが。) ボーナスも退職金もなくても、人を雇えばパソコンも用意しなければいけないし座席も必要、ふつうは入社からしばらくはOJTなりなんなりで「給与よりも働きが小さい」時期が続き、まわりの従業員から教えを乞う必要もあるわけですからほかの社員の時間も奪います。それもコミコミでの待遇です。 そうして、しばらくトレーニングを経てやっと一人前(いや半人前?)で、給与を払えるくらいの仕事を任せられるようになるわけです。よほどひどい扱いをするのでなければ、数日で辞められるなど雇う側からすると言語道断もいいところです。 よほど即戦力になる経験やスキルがあるなら別ですが、特定の業務のスペシャリティをお持ちであればおそらく仕事の興味など問題にせず、ここにも来ないので、そういうものは今のところないものと推測します。 一方で、「興味のある仕事」ができるというのはとても幸せなことです。 給与は高いが興味はなく、仕事がまったく楽しくない、とするとその人は幸せでしょうか。もちろん、家庭があるとかでそんなことを言っていられない事情があれば別ですが、フルタイムなら週40時間以上、起きている時間の半分近くを費やすものなのですから、それ自体を楽しめる可能性があるのはとても幸せなことだと思います。 世の中、興味のあることをしてお金をもらえている人というのはそう多くはありません。 好きこそものの上手なれ、といいますし、興味を持ってどんどんスキルを積み重ねていけば、待遇を上げるチャンスは十分あるでしょう。その会社での待遇が上がらないのなら、身に着けたスキルをもって別の会社に転職するなり、自分で会社をおこすなりすればよいでしょう。 まずは余計なことをウダウダ考えず、せっかくもらったチャンスを最大限に活かすべく、入社してみて頑張ればよいのではないでしょうか。