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回答3件
いつも考えているのは、最後にその商品やサービスを利用するのは一人の人間である。この考えに常に立ち返ります。 すぐ、市場などの大衆や数字にいきがちですが、それを一つ一つ受け取って利用するのは個人という考えを無くすと、どんなにマーケティング分析やっても当たらないですねw
「ドリルを買う人が欲しいのは、ドリルではなく穴である」という格言はご存知でしょうか? 私は、この言葉はマーケティングにおける、最も重要で本質的な点を表現しているなぁと思っています。
小さな会社を経営しております。プログラマーです。 まず知っておかなければいけないのは、ぜんぜん「当たり前」なんかではないです。 多くのビジネスは必ずしも市場調査をしたり競合調査をしていません。調べても新店を出す時に一回きりで継続調査をしてなかったり、調べただけで特になにもしないことも多いです。 既存のビジネスは何もしなくても回っていて稼いでいるので、昨日と同じものを店に並べておけば、市場も競合も関係なくそれなりに売れるのです。ゆでがえる?そう? 先生がおっしゃるのは、いわばマーケティングを売る人としての大事さが含まれていると思います。質問者様がマーケティングコンサルタントとして独立起業したとして、さてどう売りましょう。 何もしなくても、それなりに売れるのです。その人たちにマーケティングは必要だよと言わないといけないです。マーケティングは動いた時の結果が大きいので売上を1%上昇させるだけでも、確かにコンサルフィーぐらいは稼げます。ですから「小さなデータでも迅速に分析をして確実にプラスに動くものを見つけて、行動をすぐ変えさせて結果を早く見せる」のが、本当に大事です。そうしないと君たちにひとり年間1000万円を払う意味は何?と聞かれます。 何をやるかより、やることそのものと、速くやる、のが重要になるのです。 あと、もうひとつ注意点があって、ダイエットと同じで、何もしてない人が2週間何かやって劇的な効果が出る・・のは、実は何をやっても本当に広告みたいな効果が出ます。問題はリバウンド以前に、一回でも絞るとその先の成果を出すのはすごく難しくなるのです。水に浸けただけの雑巾と、一回でも絞った雑巾では、その先絞るのの大変さは全然違います。 マーケティング界隈って、バズワードにのっかってるとこがあって「そんなの当たり前で、先進企業では・・」と言いがちなんですけど、そんなのやってるのは一部の金払いの良い大企業にみんなでたかって競合と言ってるだけであって、ほとんどの企業はなにもしてません。カンファレンスや本に出て来る企業もネタ切れですか?と言いたくなるほど同じ会社名ばかり出てきます。もうAppleはいいよ。