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小さな会社を経営しております。プログラマーです。 ものごとに何か「正しいやりかた」が必ず存在していて、それを実行しさえすればうまくゆく、という考え方は、かなり強力で誘惑といっていいほどなのですけど、それにはまってしまうと、それこそ「なんでも自分で実践して学習する」という質問者様の会社のいいところを殺すことになります。ポリシーがぶれてないなら、それでいいのですよ。 私の知り合いに「XXの教科書」というタイトルの本を出してる人もいますが、それってそう書けば売れるというだけですし、現場も見ないで「こうしたらうまくゆきます」なんてお仕着せのやり方を多くの賢いコンサルは言ったりしませんよ。うまく動いてるものに下手な意見を言って、結果が良くなかったら困りますからね。
そのプロジェクトにおける最大のリスクが何かに依存するとおもうので、絶対の正解がない世界だと思ってます。 原発のようなシステムになると、ガチガチにリスク管理しないとダメです。一方で、Webサービスのようないちはやくリリースするスピードが重要なケースだと、原発のような仕事のやり方はやり過ぎて、スピードを大きく損ねるだけかと思います。 オススメは、本屋で立ち読みして、自分の問題意識にフィットしそうなものを、部分的にとりいれてみること。問題意識を持つことはすごくいいと思いますので、一歩ずつ進んでくださいね!
誰のために、何のために事業をしているか、会社についてはそれが目的であり本質です。商品やサービス、そして仕事の進め方は、この目的を達成するための手段ですね。 目的に反しない限り、手段は何でも良いです。そもそも、社会環境はどんどん変わりますし、会社の成長ステージによっても最適な手段は変わってくるので正解はありません。 理論や教科書には、過去の賢人が経験から得たエッセンスが豊富に含まれています。ただし、これらの理論は、過去の知見を一般論として構造化したものです。会社の目的や現代の社会環境、会社の成長ステージ等にあわせてこのエッセンスをうまく活用できれば、ゼロから経験を積むよりも遥かに高い効率で目的達成を目指せます。 このことをを理解しないまま、理論だけを導入すると形骸化がおきて逆効果となります。それをお手伝いするのが我々コンサルのお仕事なんです。が、形だけコンサルが多いのも事実です。こういうのにあたってしまうとコンサル嫌いになっちゃうんですよね。