【動物看護師の働き方】仕事内容や1日のスケジュール・資格もご紹介

動物看護師の働き方について、仕事内容や勤務時間・残業時間などから解説していきます。
 

動物看護師の仕事内容

まず、動物看護師の仕事内容を紹介します。

動物看護師のメイン業務は、「動物病院での獣医師の支援業務」です。

獣医師の支援とは以下の通りです。

• 動物の看護・栄養管理
• 飼育指導
• 診察・処置のサポート
• 手術の準備・サポート・後片付け
• 入院準備・入院看護・退院
• 院内の清掃
• 事務作業

動物看護師に必須の資格はありませんでしたが、令和4年に国家資格「愛玩動物看護師」が創設されています。

動物の身体や疾病・投薬・服薬、アフターケアに関する深い知識とスキルが要求される専門性の高い職種になります。
 

動物看護師の勤務時間・残業時間

動物看護師の勤務時間は務める病院や施設にもよりますが、9:00〜20：00の間での勤務が一般的です。

病院によっては土日に営業する場合もあるため、平日が休日になる場合があります。

また動物看護師の求人を見てみると、記載されている残業時間は10～20時間程度が多いようです。

残業時間を記載している動物病院もあり、「ちゅら動物病院」では2021年の時点で平均20時間の残業があるとのことでした。

さらに残業時間軽減に関する取り組みも行っており、比較的ワークライフバランスの整備には積極的であることがわかるでしょう。

就業する際には、病院の勤務待遇について確認しておきましょう。

参照：ちゅら動物病院　残業について
 

動物看護師の夜勤事情

通常営業時間終了後に夜間の緊急診療を実施している病院や、入院設備のある大学付属病院や規模の大きい病院では夜勤勤務があります。

夜間診療専門を除いて24時間対応の病院の場合は、3交代制のシフトで回すことが一般的です。

夜間外来は緊急性が高い場合も多く、緊急で手術を行う場合も少なくありません。

夜勤業務は生活リズムが崩れる・体力が削られる・緊急度の高い患者が多いなど日中と比べて負担は大きいです。

しかしその分しっかりと手当がつくため、給料の良さを重視している人は夜勤シフトもある病院を選ぶと良いでしょう。

また正職員だけではなく、アルバイト・パートでも夜勤をこなす可能もあります。

動物病院で働く際には、夜勤の有無や月にどのくらいあるのかを把握しておきましょう。

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