小学校教師になるには？なり方と費用・期間・必要スキルを解説

一般的な就職活動は、就職希望先を決めてSPIテストを受けて…という流れですが、小学校教師になりたい場合は少し異なります。

これから、小学校教師になるにはどうしたらよいのか、ご紹介していきます。

小学校教師になるには教員免許が必要

小学校教師になるには資格が必要であり、その資格を有していることを証明するのが教員免許です。

車を運転するのに自動車運転免許が必要なように、小学校で教師になるためには小学校の教員免許が必要なのです。
 

小学校教師の免許の種類

小学校教師の教員免許の中には以下のような種類があります。
 

• 普通免許状
• 特別免許状
• 臨時免許状

免許普通状
: 小学校教師の多くが、大学・短期大学・大学院のいずれかで教職課程と教育実習を修了して取得する免許です。

特別免許状
: 都道府県の教育委員会で書類審査や面接審査などの教育職員検定を経て授与される免許です。
大学などの単位は必要とされません。

臨時免許状
: 検定により授与される免許です。
自治体が普通免許状を有する者を採用することができない場合のみ、発行されます。

小学校教師の普通免許状の種類

普通免許状は、さらに以下の3種類に分類されます。

• 1種免許状 　…4年制大学教職課程修了で取得
• 2種免許状 　…短期大学教職課程修了で取得
• 専修免許状 　…大学院教職課程修了で取得

最終学歴に応じた免許状の種類があるということになります。

名称・取得条件とも異なる3種類の普通免許ですが、指導可能な範囲に違いはありません。

ただし、2種免許状に関しては、小学校教師になった後に、1種免許状を取得する義務が生まれるので、最初から4年制大学を選ぶ学生が多いようです。