
ピアノ講師に資格は必要?おすすめな資格3選を紹介していきます
ピアノ講師を目指していて、ピアノ講師になるためにおすすめの資格が知りたい人も多いでしょう。 今回は、ピアノ講師になるには資格が必要か、ヤマハ・カワイのピアノ講師を比較して紹介します。またピアノ講師になりたい人におすすめの資格3選をレベルの詳細にも触れながら紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ピアノ講師になるには資格が必要?
基本的にはピアノ講師になるのに資格は必要ありません。
資格以外でピアノ講師になるために必要なことは、ピアノを演奏する技術やピアノに関する知識です。
しかし、ピアノ講師になるために資格が求められるケースもあります。ここでは「個人でピアノ講師をする場合」と「ヤマハ・カワイのピアノ講師になる場合」の2つを紹介してきます。
個人でピアノ講師をする場合は必要なし
個人でピアノ講師をする場合は、資格は不要です。
しかし、音楽に関する資格を持っていたり、有名な音楽大学を卒業していたり、ピアノのコンテストで入賞を獲得した経歴を持っていたりすれば、生徒を集めるのに大変有効です。
なぜなら、生徒はピアノの演奏技術があるピアノ講師に教わりたいと思うからです。
このように、個人でピアノ講師になるための資格は必要ありませんが、資格を持っていると生徒を集めるために有効に働きます。
続いては、JobQに寄せられたYAMAHAに関するQ&Aをご紹介します。
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ヤマハ・カワイのピアノ講師になるなら必要
ヤマハ音楽教室とカワイ音楽教室のピアノ講師になるためには、ヤマハとカワイが定めている試験を合格して資格を習得する必要があります。
ヤマハ音楽教室でピアノ講師になるには、「ヤマハ音楽能力検定制度(ヤマハグレード)」、カワイ音楽教室でピアノ講師になるには、「カワイグレード認定制度」に合格しなければなりません。
このように、ヤマハやカワイのピアノ講師になるためには、資格が必要です。
ピアノ講師になりたい人におすすめな資格3選
ピアノ講師になりたい人におすすめな資格については、先程紹介した「ヤマハ音楽能力検定制度(ヤマハグレード)」と「カワイグレード認定制度」の他に「ピアノ教師資格認定試験」があります。
それぞれの資格ごとに紹介していくので、ピアノ講師を目指していて、資格を取りたいを思っている人は、是非参考にしてみて下さい。
1.ヤマハ音楽能力検定制度 (ヤマハグレード)
資格試験名 | ヤマハ音楽能力検定制度(ヤマハグレード) |
受験資格 | - |
試験内容 | 楽曲演奏6曲・即興演奏 |
合格率 ・難易度 | - |
受験費用 |
2級:50,000円(税抜) 3級:12,500円(税抜) 4級:10,500円(税抜) 5級:9,500円(税抜) 6・7級:6,500円(税抜) 8・9級:5,500円(税抜) 10級:4,500円(税抜) 11~13級:1,500円(税抜) |
ヤマハ音楽能力検定制度(ヤマハグレード)とは、ピアノを指導する人達に向けて、自分の能力を確かめ、総合的な音楽力を身につけて、創造的で豊かな音楽表現に取り組む事を目指すためにヤマハが定めた試験です。
試験内容については、「楽曲演奏6曲」と「即興演奏」があります。
楽曲演奏6曲については、自作曲が1曲・選択曲が4曲・自由選択曲が1曲の合計6曲を休憩時間も含めて40分以内に収まるようにピアノ演奏を行います。
また、試験には2級から13級まであり、2級が一番難しい試験内容で数字が大きくなると試験内容が簡単になります。
日本ではもちろん海外でも実施をされており、受験者数は1,000万人を超え、音楽能力の社会的評価基準としても信頼をされています。
続いては、JobQに寄せられたYAMAHAに関するQ&Aをご紹介します。
ヤマハ発動機がブラック企業って本当?年間休日も少なく残業も多い?
友人がヤマハ発動機へ転職するようなのですが、最近ヤマハ発動機がブラック企業ではないかという噂を聞きました。
休日出勤は当たり前で、残業も多め等聞いてしまったのですが、これは本当ですか?
もし本当ならブラック企業で働いてしまう友人が心配になってしまいます。
もしヤマハ発動機で働いていた、もしくは今現在も働いている方がいらっしゃいましたら、本当にヤマハ発動機がブラック企業かどうか教えてほしいです。宜しくお願いします。
★ベストアンサー
ヤマハ発動機で働いていた者です、回答しますね。
まず、噂話を簡単に信じずに、ご自分で事実を調べてから質問なされてはいかがでしょうか?
社会人として事実確認をせずに簡単に質問するのはいかがなことかと思います。
営業部門は…続きを見る
2.カワイグレード認定制度
資格試験名 | カワイグレード認定制度 |
受験資格 |
2級~6級:18歳以上 7級~16級:カワイ音楽教室・カワイシステム・カワイ音楽教育教育会員・カワイシステム契約特約店の生徒 |
試験内容 |
2級:オリジナルでプログラムを構成してリサイタル形式で演奏 3級・4級:選択曲1曲と自由曲1曲の演奏、伴奏づ け、筆記 5級・6級:選択曲1曲と自由曲1曲の演奏、伴奏づけ、筆記、和声、聴音 7級~13級:選択曲1曲と即興曲1曲の演奏 14級~15級:選択曲1曲の演奏 |
合格率 ・難易度 | - |
受験費用 |
2級:20,900円 3級:14,630円 4級:10,450円 5級:8,360円 6級:6,270円 7級:4,950円 |
参考:カワイグレードテスト
カワイグレード認定制度は、音楽指導者や音楽演出家を目指す人を対象にしている能力検定制度です。
コースごとに設定している課題の学習を行う事で、優れた音楽指導者や音楽演出家を育てることを目的にしており、カワイが定めている能力認定制度です。
カワイグレード認定制度の試験内容は、筆記試験もありますが、演奏が主な試験内容です。
2級~16級まであり、級によって試験内容は異なりますが、16級は比較的簡単な試験内容なので初心者向けです。
このようにカワイグレード認定制度は、級によって試験内容が様々ですが、優れたピアノ講師になる事を目的とした能力検定制度です。
3.ピアノ教師資格認定試験
資格試験名 | ピアノ教師資格認定試験 |
受験資格 |
初級者指導資格:20歳以上 中級者指導資格:22歳以上 上級者指導資格24歳以上 |
試験内容 | 演奏試験・レポート試験・指導実施及び面接試験 |
合格率 ・難易度 | - |
受験費用 |
初級者指導資格:22,000円(税抜) 中級者指導資格:26,000円(税抜) 上級者指導資格30,000円(税抜) |
参考:ピアノ教師資格認定試験 | JPTA - 公益財団法人 日本ピアノ教育連盟
ピアノ教師資格認定試験とは、ピアノを学びたいと思っている人に適切にピアノ指導が出来ると判断するための資格制度です。
ピアノ教師資格認定試験に合格をすると、財団法人日本ピアノ教育連盟認定ピアノ教師の資格を習得できます。
資格の種類は、初心者・中級者・上級者それぞれの生徒に向けて、「初心者指導資格」「中級者指導資格」「上級者指導資格」の3種類がピアノ教師資格認定試験があります。
試験内容については、指定された曲を演奏する「演奏試験」、ピアノ指導法やピアノ演奏法に関する諸問題を書く「レポート試験」、上級者から初心者のレベルに合ったレッスンなどをする「指導実施及び面接」の3種類です。
このようにピアノ教師資格認定試験は、日本のピアノ教育の向上を目的として設けられました。
ピアノ講師の資格に関するまとめ
今回は、ピアノ講師になるためのおすすめの資格について紹介しました。
個人でピアノ講師になるには、資格が必要ありませんが、資格を持っていると生徒を集める際には有利になります。
しかし、ヤマハ教室とカワイ教室でピアノ講師にためには、「ヤマハ音楽能力検定制度」と「カワイグレード認定試験」に合格して資格を習得する必要があります。
また、ピアノ講師に目指している人は、「ヤマハ音楽能力検定制度」「カワイグレード認定試験」「ピアノ教師資格認定試験」の3つの資格を持っていれば、ピアノ講師で活動する上で有利になります。
ぜひ、今回紹介したことを活かして、資格習得を目指しましょう。
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