
検察事務次官になるには│難易度・倍率・合格率・試験概要を紹介!
検察事務官は、検察官をサポートしながら検察庁で働く国家公務員です。本記事では、検察事務官になるための試験の難易度や試験内容、受験資格についても詳しくご紹介します。また、検察事務官の仕事が本当にきついのか、年収は低いのかという点についても詳しく解説していきますので、是非ご覧ください。
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目次
検察事務官採用試験の合格率と倍率
第一次試験に合格後、自分が志望する職業に合わせて官庁訪問を行い、二次試験を受験します。
そこで最終的に採用されるか否かが判断がされます。
ここでは、過去4年間に行われた第一次試験の合格率と倍率を紹介していきます。
※倍率に関しては、全国的な平均値を出していますので、地方によっては多少の差があります。
合格率の推移
続いて、合格率の推移をご紹介します。
実施年 | 2016年度 | 2017年度 | 2018年度 | 2019年度 |
合格率(高卒者試験) | 15.6% | 17.2% | 20.8% | 16.6% |
合格率(大卒者程度試験) | 23.8% | 23.8% | 26.3% | 29.4% |
こちらの図を見ると分かるように、大卒者程度試験の合格率は年々上昇しており、約30%の割合まで合格率が上がっています。
また一方で、高卒者試験の合格率は20%弱ほどで、大卒者程度試験の合格率と比較すると合格するのは難しいでしょう。
倍率の推移
続いて、倍率の推移です。
実施年 | 2016年度 | 2017年度 | 2018年度 | 2019年度 |
倍率(高卒者試験) | 6.4 | 5.8 | 4.8 | 6.0 |
倍率(大卒者程度試験) | 4.2 | 4.2 | 3.8 | 3.4 |
それぞれの倍率を比較すると分かるように、高卒者試験は平均して約6人に1人は、合格することが出来る計算になります。
一方の大卒者程度試験は、平均して約3.5人に1人は検察事務官採用試験に合格しているようです。