JR東海の平均年収は810万円|総合職・プロフェッショナル職の初任給まで解説
JR東海(東海旅客鉄道)の年収は低いのでしょうか?高いのでしょうか?当記事では、JR東海の年収について、平均年収や年代別年収、部長・課長などの役職別年収、総合職やプロフェッショナル職の新卒初任給をご紹介します。JR東海への就職・転職をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
JR東海の平均年収は810万円
JR東海の有価証券報告書(2025年3月期)によると、平均年収は810万円です。またJobQ Townの口コミをもとに算出した平均年収は654万円でした。
ここでは給与の仕組みや口コミと合わせて、JR西日本の年収について解説します。
参照:JR東海 有価証券報告書
JR東海の平均年収は高い?低い?
東海旅客鉄道の有価証券報告書(2025年3月期)によると、東海旅客鉄道の平均年収は810万円となりました。手取り額でいうと、およそ426万〜483万円の水準と推定されます。
全社員の平均年収は1000万円には届いていません。
国税庁の調査によると、資本金が10億円以上ある国内企業の平均年収は約653万円です。東海旅客鉄道が資本金が10億円以上の企業であることから、同社の平均年収は国内の平均よりも約157万円高いことがわかります。
参照
:JR東海 有価証券報告書
:国税庁 民間給与実態統計調査
給与の仕組み
2025年8月時点の情報によると、JR東海の給与は、総合職・プロフェッショナル職・アソシエイト職の3区分に分かれています。昇給は年1回、賞与は年2回で、通勤手当などの諸手当も支給されるため、安定感のある待遇です。
口コミを見ると、給与面は大企業らしく手堅い一方で、評価や昇給には年功序列が大きく影響するとの意見が目立ちます。
昇格試験や目標面談の制度はあるものの、実際には上司の裁量や組織内の人間関係が反映されやすいという声もあり、実力主義よりも勤続年数や周囲との関係性が給与に結びつきやすい仕組みと捉えられています。
参照:JR東海 待遇
キャリアアップ・評価について
JR東海の人事制度は、人材を長期的に育成する仕組みが整えられている点が特徴です。OJTや集合研修、自己啓発支援の三本柱を軸に、職種やキャリア段階に応じた研修が幅広く用意されています。
さらに、海外留学や社内公募といった挑戦の場も設けられており、意欲ある社員には多様な成長機会が開かれています。
ただ口コミでは、研修が多すぎて実務を圧迫するとの声や、評価が年功序列や上司の裁量に左右されやすいといった声もありました。実力重視の仕組みではありますが、実際は昇進が不透明だと感じる人もいるようです。
参照:JR東海 働く環境人材育成
JR東海の年収に関する口コミ
JR東海の年収に関する口コミを見ると、安定感のある高水準な給与が大きな魅力といえます。
年収に関する口コミによると、年功序列によって毎年昇給し、ボーナスも業績連動で支給されるため安心感があるようです。その一方、コロナ禍ではボーナス減額の影響を受けたという声もありました。
また総合職は昇進が早く高収入を得やすい反面、専門職との待遇差が不満につながることもあるようです。職種や部署によって働きやすさと収入のバランスに差があるという声も見られました。