
国家公務員の志望動機の例を用いて書き方を解説
国家公務員は公務員の中でも国のために仕事を行うため、国家に直接的に貢献でき、なおかつ安定して働くことができます。しかし、国家公務員になるのは難しく、特に志望動機をどのように書けばよいか分からない人もいるかもしれません。そこで今回はそんな方に向けて、国家公務員の志望動機の書き方を紹介していきたいと思います。
公務員試験の志望動機のポイント
まず、国家公務員試験の志望動機を書く上でののポイントは3つ挙げられます。
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どのような能力を活かして国家に貢献ができるかを盛り込む
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民間や地方公務員ではなく国家公務員でないとできないことを入れる
- なぜその省庁でなくてはならないのかを盛り込む
それぞれについて詳しく紹介していきます。
1.どのような能力を活かして国家に貢献ができるかを盛り込む
国家公務員は、国家に貢献することを最大の目的として日々の業務に従事しています。
国家公務員を目指す人の中には、「国家のために働きたい」という思いを持つ人も多いでしょう。
志望動機にはその思いに加えて、自分のどの能力をどのように活かして国家に貢献するかをしっかり説明しましょう。
人事の方に「この人はこういう能力があるから、良い仕事をしそうだ」という印象を持ってもらわない限りは採用されることはありません。
そういったイメージを人事の方に思わせるには、まず自分の能力を説明し、それがなぜ国家に貢献できるのかをアピールする必要があるのです。
そうしたことを根拠づけるために自らの過去を振り返り、自分の能力が発揮された出来事をしっかりと伝えましょう。
また、国家に貢献したいと思う過去の具体的なエピソードなどがあれば、なお良いと言えます。
2.国家公務員でないとできないことを入れる
国家公務員でしかできないことを志望動機に盛り込みましょう。
仮に「誰かの役に立ちたい」という軸で志望動機を考える場合を想定します。
そうした場合には、自分自身がどういった場面でどのように、そして誰のために役に立ちたいのかを志望動機に盛り込む必要があります。
なぜなら、NPO法人でも「誰かの役に立つ」ということはできますし、また公共のために仕事ができるのは地方公務員も同じだからです。
民間企業であっても、より良いサービスを提供することを通じて人の役に立つことが出来ます。
それらと差別化するために、志望動機には、民間企業や地方公務員ではなく、なぜ国家公務員を目指しているのかを盛り込む必要があるのです。
国家公務員は、他の地方公務員やNPO法人に比べ、スケールの大きな仕事をすることがき、民間企業にはない、利益を考えずに公共に尽くすことができるという特徴があります。
そのような特徴を踏まえながら、を自分なりの経験を交えながら志望動機を考えるこが重要です。
3.なぜその省庁でなくてはならないのかを盛り込む
数ある省庁の中から、なぜその省庁を受験し、目指しているのかを志望動機に盛り込みましょう。
民間企業では、同じ業界の中で「なぜ○○会社なのか」を考えなければならないように、国家公務員でも「なぜ○○庁」なのかを考えなければなりません。
- 他の省庁にはできない◯◯という仕事をしたいから
- □□というきっかけがあり、△△の分野に興味を持ち、この省庁で△△に関わる仕事をしたいから
例えば、上記のように自分のオリジナルの経験や知見を基に志望動機を考えてみると良いでしょう。
当然、その省庁でなくてはならない理由を考えるためには、その省庁への理解も必要となるため、詳しい説明をすることができれば、そこもアピールポイントになります。
公務員を目指した理由ややりたかったことはなんですか?
既卒27歳女で現在求職活動中です。
今母親から地元の市役所の受験を猛烈に勧められて困っています。
もし、市役所等にお勤めの方、またはこれから試験を受ける方がいらっしゃいましたら、公務員を目指した理由、公務員になってどんな事をしたかったか教えて下さい。
★ベストアンサー
私は政令指定都市の市役所に 5年勤めております。
なぜ、公務員を目指したのか。
大学時代に官公庁でアルバイトをしていたので、一番仕事内容が把握していたということ、地方政治のゼミをとっていたので行政の仕事に興味があったという点です。
公務員になってどういう仕事をしたかったか。
大きな公共事業や制度の改正等に取り組み、世の中にダイレクトに反映される仕事をしたいと考えておりました。
実際には…続きを見る