
国家公務員採用試験の難易度・合格率は?対策についてもご紹介!
国家公務員を目指している方にとってその採用試験の内容や合格率は気になることでしょう。今回は国家公務員の種類ごとに、難易度、合格率や試験科目について解説をしていきます。ぜひ、採用試験を受ける際の参考にしてください。
国家公務員採用試験とは?
国家公務員には3種類あるのをご存知でしょうか。
国家公務員には大きく分けて「総合職試験」「一般職試験」「専門職試験」の3種類があります。
まずは、それぞれの採用試験について、概要を解説していきます。
総合職試験
国家公務員「総合職試験」は、その名の通り国家公務員総合職になるための試験です。
試験区分としては、大卒と院卒があります。
国家公務員総合職は、国の根幹をなす政策の企画立案や予算編成、法案作成などの仕事に従事する大変責任のある仕事です。
将来重要な役職を任される、いわゆるキャリア官僚として職務をまっとうします。
試験ではそのような業務にあたる高度な知識や技術、思考力、適性があるかどうかなどが判断されます。
30歳以下であれば受験することが可能です。
一般職試験
「一般職試験」は国家公務員一般職になるための試験です。
試験区分としては、大卒と院卒があります。
国家公務員一般職は、主に総合職が企画立案した政策を実行していく仕事です。
総合職と同様に受験資格は30歳以下の人に限られます。
職場は、中央省庁と地方機関(出先機関)の2つです。
中央省庁に勤める場合は、国の中枢である霞が関で主に企画立案の仕事に就きます。
一方、地方機関の場合は、管区内の本局や事務局で窓口業務などに従事することもあります。
専門職試験
「専門職試験」とは、国家公務員国家専門職になるための試験です。
専門職は、特定の行政分野における業務に従事します。
試験区分としては、従事する職種によってさまざまです。
例えば、皇宮護衛官は、皇室の護衛や警備を専門に行い、国税専門官は、国税局や税務署で税金に関わる調査、指導を行います。
このように専門的な業務に従事するのが専門職という職種です。
試験科目に専門科目が課されますので、試験対策は不可欠です。
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