
国家公務員の勤務時間は?残業時間の変化や休暇について解説!
国家公務員の勤務時間は1日7時間45分と決められていますが、近年の働き方改革で勤務時間に変化はあったのでしょうか?今回は国家公務員の勤務時間や残業時間を知りたい方のために、国家公務員の残業時間や1日の流れ、省庁による違いもご紹介します。
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国家公務員の勤務時間
一般職の国家公務員の勤務時間は、通常の勤務で1日7時間45分と設定されています。時間帯は8時30分から17時にあわせて設定されます。1週間あたりの勤務時間は合計して38時間45分です。
刑務官、航空管制官、税関職員などの土日出勤や24時間のシフト体制での勤務が必要な官署に勤務する職員も、週38時間45分になるように設定されます。
首都圏の交通混雑地域にある官署に通勤する職員には時差通勤が、育児・介護や業務の事情による早出遅出勤務も認められています。
また、職員の希望でフレックスタイム制で勤務することも可能です。
招へい型任期付研究員に対しては、1日7時間45分、1週間38時間45分勤務したものとみなされる「裁量勤務制」が適用されます。
しかし、将来的に重要なポストにつくことが期待される総合職の国家公務員(いわゆるキャリア官僚)は17時に退庁というわけにはいきません。
参照:勤務時間・休暇|人事院