
【福井への移住】幸福度No1!県の魅力を可視化した移住サポートとは?
『ふくい移住ナビ』について、ご担当の原さん・木下さんに取材!福井県への移住に関するサポートや、移住後のお仕事など気になるポイントをお聞きしました。
ふるさと福井移住定住促進総合サイト『ふくい移住ナビ』に注目!
「全47都道府県幸福度ランキング 2020年版」で、日本一に輝いた福井県!
過去にも3回連続で1位を獲得している幸福度が高い県です。
(※日本総合研究所調べ)
そこで今回は、移住という視点から福井県の『ふくい移住ナビ』に注目しました。
福井県ではどのような移住のサポートをしているのでしょうか。
詳しいお話を、「福井県 交流文化部 定住交流課 移住定住グループ」の原さんと木下さんにインタビューします。
福井県の特徴を数字で見える化!説得力のある情報発信でよりわかりやすく
編集部
『ふくい移住ナビ』は、先輩移住者のインタビューをはじめ、移住に関するコンテンツが充実されていますね。
このサイトを開設したきっかけを教えてください。
木下さん
福井県の移住定住政策の強化に伴い、平成27年5月にオンラインでの総合的な情報発信のポータルサイト、『ふくい移住ナビ』をスタートしました。
県からの情報はもちろん、各市町村の移住支援策や、地域の魅力・特色など、移住に必要な情報をまとめて発信しています。
編集部
サイト内「幸福度No1 福井県について」のページでは、数値を用いて福井県の良さを発信されていますが、なにか理由があるのでしょうか。
原さん
福井県の特徴を「見える化」することで、より説得力のあるPRができるのではないかと考えました。
編集部
確かに、移住者が気になる「子育て」「仕事」「地域の特徴」など、わかりやすいデータで掲載されているので、読み手側にも納得感がありますね。
原さん
『ふくい移住ナビ』の他にも、福井県では移住者向けのガイドブックを作っています。
ガイドブックは、「幸福度No1」に関するデータを掲載したものや農林水産業に特化したもの、県独自の特殊な試算で移住前・移住後の生活費がわかる「ライフデザイン設計書」など、独自の切り口で複数冊を発行しています。
編集部
幅広いターゲットを想定して制作されているのですね。
手にとって読めるガイドブックは、家族みんなで読みながら移住について話し合うツールになると思いました。
気になる!福井へ移住後のお仕事とは
編集部
移住となると、移住者にとって収入面や就労状況は気になるポイントだと思います。
福井県に移住して就職となると、どのような業種に就く方が多いのでしょうか?
原さん
福井県は製造業が盛んで、そういった企業が就職先として選ばれることが多いですね。
また、福井県では「園芸カレッジ」「林業カレッジ」「職人の育成塾」など、独自の研修施設があります。
これらの研修を経て、農業や林業、伝統産業に従事される方もいます。
編集部
さまざまな業種があることで、仕事の選択肢が増えますね。
原さん
福井県の求人倍率は高く、1人あたり1.57件の求人があり、全国トップレベルです。
働く場所が多いのも、福井県の特徴です。
(※「雇用失業情勢(令和3年1月)」福井労働局調べ)
仕事探しについては、県が設営した「福井暮らすはたらくサポートセンター(福井Uターンセンター)」の相談員が就職をサポートしています。
求人情報については「291JOBS」というサイトで検索閲覧ができます。
ぜひ、ご活用ください。
増える子育て世代の移住!県全体で子育て・教育をサポート
編集部
『ふくい移住ナビ』に掲載されている移住者インタビューを読むと、子育て世代のUターンの方が多い印象です。
子育て世代の移住者の割合はどのくらいですか?
原さん
移住者の3分の2が、20代・30代の子育て世代です。
子育てをきっかけに、福井県へのUターン・Iターンを考える方が多いですね。
これを受け、県全体で子育て世代への支援にも力を入れています。
例えば、保育料の無償化を第3子以降から第2子に拡大する取り組みを進めています。
木下さん
福井県は、教育の分野でも「学力体力日本一」です。
(※「全国学力・学習状況調査」文部科学省調べ)
原さん
福井県は塾や予備校が少ないため、教育は学校が中心です。
このため、家庭、学校、地域が連携して子供を育てていく教育風土があります。
また、「福井型18年教育」という、保幼小から高校まで、一貫した教育が教育力の高さにつながっています。
編集部
子育てへの支援をより充実させるためにはどうしたらいいかを考え、取り組まれているのですね。
移住を考える際に、子育て支援の充実度を知ることも大切だと思いました。
コロナ禍での変化は?いち早くオンラインサポートをスタート
編集部
コロナ禍で、移住を考える方が増えたと思います。
福井県の移住に関する相談で変化はありましたか?
原さん
コロナ禍をきっかけに、将来的には地元にUターンを考えていた方が、当所の予定よりも早く地元に戻りたいと移住を希望されるケースが増えました。
木下さん
コロナ禍でも移住相談ができるように、福井県では2020年3月からオンライン相談を設置しました。
個別相談は日常的に行っております。
また、オンラインの移住セミナーを、ほぼ1週間に1回のペースで開催しています。
編集部
移動が難しいなか、オンラインで相談や情報収集ができ、移住準備が進められるのはよいですね。
福井県に興味を持ったら『ふくい移住ナビ』で最新情報をチェック
編集部
最後に、福井県への移住を考える方にメッセージをお願いします。
原さん
2021年度は、福井県に移住された方々にご協力いただき、福井県の地元の良さを移住者目線でお伝えする取り組みも予定しています。
移住された方のリアルな声を聞いていただくことが、移住を考える方にとって有益な情報提供になるのではないかと考えたためです。
また、現地に来ていただくことをおすすめします。
「住む」という視点から現地を体験することで、オンラインではわからない新しい発見があると思いますよ。
木下さん
定期的に、福井に移住された方のオンラインセミナーを行っています。
遠距離でなかなか福井県に行けない方も、オンラインで最新情報を知ってもらえたらと思います。
またオンラインでも、セミナーに参加することで、移住者との繋がりを作ることもできます。
オンラインもオフラインもご自身に合わせて活用いただき、相談ごとがあれば気軽に『ふくい移住ナビ』に問い合わせいただきたいですね。
まとめ
取材を終えて、福井県はたゆまぬ努力を続け、より暮らしやすい環境づくりを目指していることが伺えました。
福井県への移住について詳しく知りたい方は、ふるさと福井移住定住促進総合サイト『ふくい移住ナビ』をぜひチェックしてみてください。
ふるさと福井移住定住促進総合サイト
▶︎『ふくい移住ナビ』はこちら!
あらゆる疑問を匿名で質問できます
約90%の質問に回答が寄せられています。
あらゆる疑問を匿名で質問できます
約90%の質問に回答が寄せられています。