就活で履歴書やエントリーシートに趣味・特技を書く欄がありますが、「どういうことを書いたらいいのか分からない…」という人が多いのではないでしょうか?本記事では、就活の履歴書で特技に何を書いたらいいのか分からない人のために、就活で特技をアピールするポイントや見つけ方、特技の例についてまとめました。趣味や特技が思い浮かばない人は、本記事を見ることでスムーズに履歴書の趣味・特技を埋めることができるでしょう。
面接官が趣味特技の質問で見ているのは、「応募者の性格」
面接官が趣味特技の質問で見ているのは、「企業風土と合っているか」
就活生は趣味特技の質問を通じて、「仕事に生かせる能力」をアピールできる
就活生は趣味特技の質問を通じて、「話をしてみたい」と思わせる事ができる
就活において、面接官が趣味・特技で見ていることは、応募者の「人柄」です。
就活において面接官が趣味・特技で見ているポイントは、以下の2つとなります。
履歴書や、面接においては必ず志望理由や自己PRについて聞かれますが、それだけでは分からない人柄について、面接官は応募者の趣味・特技を通じて知りたいと思っています。
履歴書の欄を空白で出すよりかは、趣味・特技の話を通じて面接官とも話が弾み、面接でいい空気感を作ることができたりなど自分自身に興味を持ってもらうチャンスが生まれるため、少しでも多く記載した方がいいでしょう。
また、趣味・特技を通じて
ということが面接官にアピールできます。
自分が希望している職種・業界を裏付けるようなエピソードにもなり得るため、白紙で提出するよりかは企業の特性に合わせて自分の趣味・特技を記載するようにしましょう。
就活面接・履歴書で使える特技|語学力
就活面接・履歴書で使える特技|スポーツ
就活面接・履歴書で使える特技|楽器演奏
就活面接・履歴書で使える特技|歌
就活面接・履歴書で使える特技|接客
就活面接・履歴書で使える特技|プログラミング
就活面接・履歴書で使える特技|早起き
ここでは、就活で使える特技一覧とその例文7選をご紹介します。
もし自分にも当てはまる特技がありましたらぜひ参考にしてみてください。
・語学力(TOEIC・TOEFLなど)
「私の特技は、語学力です。留学で1年間アメリカへ行き、英語を使って円滑にコミュニケーションを取っていました。また、その経験を活かしTOEICで800点を保有しています。」
・スポーツ
「私の特技はテニスです。中高とテニス部に所属し、高校の時は個人戦でインターンハイに出場しベスト8まで勝ち進むことができました。」
・楽器の演奏
「私の特技は、バイオリンを演奏することです。高校の時に所属していた管弦楽部ではコンマスを務め、年に50回の演奏を行い人々に感動を届けるためにいい演奏作りに励みました。」
・歌
「私の特技は歌を歌うことです。カラオケでは、平均でも85点は必ず取ります。」
・アルバイトでの経験
「私の特技は、アルバイトの経験で培った接客です。野球会場でビールの販売をしていましたが、私は平均よりも40杯多く販売していました。お客様の座る位置などの様子を観察し、丁寧に接客することを心がけることで売り上げを伸ばすことができました。」
・プログラミング
「私の特技は、プログラミングです。自分でWebサイトを立ち上げたかったため、大学の長期休暇を使ってプログラミング教室に通い、プログラミングを学びました。現在はインターンでプログラミング関係のお仕事のお手伝いをしながら実践的にスキルを磨いております。」
・早起き
私の特技は早起きです。
高校1年生の頃から、毎朝5時に起きる生活を継続しております。
高校時代に私は、県内でも競合と言われる陸上競技部に所属していた為、毎朝6時半には朝練に参加する必要がありました。
陸上を引退した現在でも、5時に起きる事が習慣として身についている為、5時に起きてはランニングをしたり、興味のあるプログラミングの勉強を行い、自身のスキルアップに努めています。
就活面接・履歴書で使える趣味|読書
就活面接・履歴書で使える趣味|ゲーム
就活面接・履歴書で使える趣味|音楽鑑賞
就活面接・履歴書で使える趣味|映画鑑賞
就活面接・履歴書で使える趣味|動画鑑賞
就活面接・履歴書で使える趣味|コーヒー
就活面接・履歴書で使える趣味|カメラ
就活面接・履歴書で使える趣味|ランニング
就活面接・履歴書で使える趣味|ジム
就活面接・履歴書で使える趣味|料理
就活面接・履歴書で使える趣味|スポーツ
就活面接・履歴書で使える趣味|筋トレ
就活面接・履歴書で使える趣味|旅行
こちらでは、就活面接・履歴書で使える趣味一覧とその例文13選をご紹介します。
・読書
「私の趣味は読書をすることです。中でもミステリー小説が好きで、犯人を考察しながら読むことがとても楽しいです。」
・ゲーム
「私の趣味はゲームです。幼少期からゲームをすることが好きで、最近では趣味が講じてeスポーツの大会に挑戦しています。仲間たちと協力しながら、勉学の合間にゲームのスキルを磨いています。」
・音楽鑑賞
「私の趣味は音楽鑑賞です。中でも、ボーカロイドが好きで、自分でもPCを使ってボーカロイドの音楽を作ったりしています。」
・映画鑑賞
「私の趣味は映画鑑賞です。映画館には、月に3回は通っています。好きな映画はスパイダーマンで、主人公の生き様は私の人生のロールモデルとなっています。」
・動画配信サービスの視聴
「私の趣味はNetflixを見ることです。中でも、邦画や韓国ドラマを見ることが好きです。映画やドラマを通して様々な生き方や価値観、海外の異文化を知ることができるため、とても学びになります。」
・コーヒー・紅茶
「私の趣味はコーヒーを飲むことです。コーヒーのことについて学ぶために、大学4年間はコーヒーショップでアルバイトをしていました。また、趣味が講じて、大学2年生の夏休みに現地までコーヒー豆を買いに行きました。」
・カメラ
「私の趣味は、カメラです。自分でアルバイトをしてお金を貯め、一眼レフを買いました。また、地元の写真を撮り、SNSにアップすることで地域の良さのアピールをする活動もしています。」
・ランニング
「私の趣味は、ランニングです。一昨年に一度体調を崩したため、健康を維持するために始めました。」
・ジム
「私の趣味はジムに行って体を動かすことです。体力がつくだけでなく、健康な体づくりについて学んでいます。」
・料理
「私の趣味は料理をすることです。両親が共働きで忙しく、よく私が料理をしていたのですが、そこから料理をすることが好きになりました。最近では自分でレシピを作って、クックパッドに投稿したりしています。」
・スポーツ
「私の趣味はスポーツをして体を動かすことです。フットサルやバレーなど様々なスポーツをしております。また、自分でスポーツをするだけでなく、観戦をすることも好きです。」
・筋トレ
「私に趣味は筋トレをすることです。筋トレを中心に生活をしているため、生活習慣が改善されました。その結果、体も健康となり物事もポジティブに捉えられるようになりました。」
・旅行
「私の趣味は旅行です。特にアジア地域に行くことが好きで、タイやカンボジアなど、7カ国の国を訪れました。現地の生活や人々の考えは、私の価値観に大きな影響を与えました。」
就活面接・履歴書でNGな趣味特技|お酒
就活面接・履歴書でNGな趣味特技|ギャンブル
就活面接・履歴書でNGな趣味特技|宗教・政治
就活面接・履歴書でNGな趣味特技|嘘を書く
就活面接・履歴書でNGな趣味特技|空白・特になし
ここでは、就活で書かない方がいい趣味・特技の例とその理由について解説していきます。
営業が強い会社など、お酒が飲めることで好感を得る可能性がある会社はいいですが、大抵の会社ではお酒が趣味だということがいい印象として捕らえられる可能性が低いです。
お酒をたくさん飲めるんだ、ということをアピールしたとしても、健康面や仕事への影響を懸念されてしまいます。
よって、面接官に質問された時以外では、自分からお酒が好きなことについてアピールをすることは避けた方がいいでしょう。
パチンコや競馬などの賭け事は、就活においていい印象を持たれにくいです。
ギャンブルをすることがダメ、ということではありませんが、お金にだらしないのではないか、と思われてしまう可能性も少なくはありません。
よって、ギャンブルが好きということはなるべく記載しないほうがいいでしょう。
宗教・政治の分野に関しては、個人の思想が大きく反映されるものです。
そのため、伝え方によっては相手が間違った受け取り方をしてしまい上手く自分のことを伝えることができないということが起きる可能性が高いです。
主義・主張で対立を避けるためにも、宗教や政治に関することについて記載することは避けたほうがいいでしょう。
面接官に自分をよく見せようと思い嘘を書くことは辞めましょう。
自分自身のことについて正しく知ってもらうためにも、趣味・特技を偽る必要はありません。
もし面接で質問された際に嘘がバレてしまった際に、信用を失ってしまう可能性が高いため嘘を記載するのは避けましょう。
先ほどもお伝えしましたが、趣味・特技は自分自身の人柄を伝える役割があり、より面接官にアピールすることができます。
空白、または特になしと記載して提出してしまうと、その分自分をアピールする可能性を無くしてしまいます。
また、面接官に志望度があまり高くないのでは、と思われしまう可能性も少なくはありません。
以上の理由から、趣味・特技の欄は埋めるようにしましょう。
要点をまとめて書く
記載する趣味・特技は少数に絞る
単語だけを書かない
志望している企業の業種・職種に繋がるように書く
ここでは、就活で趣味・特技の履歴書への書き方について解説していきます。
趣味・特技について単語だけを記載してしまったり、反対に長く書き過ぎてしまい要点が伝わりにくくなってしまう就活生は多いのではないでしょうか?
面接官へしっかりアピールできるよう、書き方のポイントについてまとめましたので参考にしてみてください。
趣味・特技を書く際は、長文でだらだらと書くのではなく、要点を絞って見やすい文章にしましょう。
文章の構成を①結論②結論の背景③具体例にして論理構造を整頓した文章を作ると、簡潔に内容が伝わりやすくなります。
また、数字を使って定量を表すとさらに鮮明に伝えることができるでしょう。
趣味・特技があり過ぎてしまい全て書こうとすると、何が伝えたいのか分からない文章になってしまいます。
就活において趣味・特技は1~2つに絞ってから書くようにしましょう。
どのようにして絞ったらいいのか分からない人は、受けている企業の業種や職種に繋がるエピソードがある趣味・特技に絞るようにしましょう。
趣味・特技の欄に単語だけが書かれていると、あなた自身がどのような考え・人柄の人物なのか面接官に伝わりにくくなります。
単語だけでなく、趣味・特技の具体的なエピソードや実績を加えて記載すると、より詳細に面接官に自分をアピールできるでしょう。
趣味・特技を志望している業種・職種に繋げるように記載すると、より志望している度合いが高いと面接官に印象付けられるでしょう。
例えば、営業志望で筋トレが趣味だとすると、「営業で辛いことがあったとしても、筋トレをすることでドーパミが分泌され気持ちの切り替えをして仕事に取り組むことができます。」というようにセルフマネジメントができることをアピールすることができます。
このように、趣味・特技を希望の職種や業種に繋げることでより自分自身の人柄に深みを持ってアピールすることが可能になります。
ここでは、面接の場において趣味・特技を聞かれた際の受け答えのポイントについて解説していきます。
面接で趣味・特技をよりよく面接官にアピールできるポイントは、
の2つです。
それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
自分の趣味・特技を受けている企業に合わせて伝えることができると、より志望度が高いという印象を与えることができたり、自己PRに深みが出ることになります。
例えば観光業界だったら旅行が趣味、外資系の企業であれば語学力など、志望している業界に関連性の高い趣味・特技を持っているのであれば活用しましょう。
趣味・特技を伝えるだけでなく、そこから得たスキルや学びも伝えるとより面接官に良い印象をアピールできるでしょう。
趣味・特技に対する熱意も伝わりますし、経験をきちんと自分の中で昇華できる人なのだなと印象付けられる可能性があります。
周りの人に聞いてみる
サークル・部活で培った経験
アルバイトで培った経験
最後に、就活で伝えられる趣味・特技が無い人のために、趣味・特技の見つけ方についてまとめました。
趣味・特技の欄に何を書けばいいのか全然思い浮かばない、という方はぜひ参考にしてみてください。
自分1人で分析することが苦手な人は、周りの友人や家族に自分が興味を持っていることは何か、自分が秀でていることが何か、を聞いてみましょう。
自分が何が得意なのか、中々気付きにくい人が多いかと思います。
いつも側で見ていてくれるからこそ、あなた自身の強みや関心ごとについて知ってくれているはずです。
自分1人で考えることが難しいのであれば、周りの人と壁打ちして考えてみるのもいいでしょう。
中高、大学と10年間、何かしらに熱中して打ち込んだ経験があるかと思います。
特に中学高校は、部活動や学校の行事など様々なイベントがありますので、自分がどのようにチームの中で役割を果たしていたのか、どんなことに関心を抱いていたのかが分析しやすいのではないでしょうか。
例え短い期間だとしても、あなたがその期間頑張ったことには変わりはありませんので、自信を持って趣味・特技として面接官に伝えましょう。
学生だと、アルバイトを経験した人は多いのでないでしょうか。
アルバイトで経験したことも、特技として伝えることができるでしょう。
例えば接客業でも、倉庫の管理の仕事でも、それができるようになるまで努力し、周りにはない特技になっているはずです。
また、具体的なエピソードを交えて話すとさらに説得性が増してより面接官に印象付けられるでしょう。
どうしても特技が見つからない、という人は、趣味だけの記載でも大丈夫です。
重要なのは、面接官があなたの人柄について知ることなので、あなたらしさを伝えることができるのであれば趣味の身だけの記載でも十分です。
どうしても趣味も見つからない、という人は、本を一冊読むだったり、映画を見てその話題について記載するといいでしょう。
その場限りだとしても、あなた自身が関心を持って選んだものなので人柄を伝えられる要素はあると思います。
また、趣味・特技が見つからないという質問がJobQにも寄せられましたので、見てみましょう。
就活でのアピールとなる趣味って何があるんでしょうか?
読書とかだとベタでつまらないと思うのですが、フィギュア集めなんて言うと引かれるかと思いますし…。
面接受けする趣味って何ですかね?
回答としてはゴルフとかサーフィンとかだと思いますけど。。。
趣味まで就活のために周りからの評価を気にするの息苦しくないですか?
自分の好きなことをやっていればいいと思いますよ。
面接受けする趣味は、人があまりやらないことだったり、あなたとのギャップが大きいものではないでしょうか?
ただ就活では趣味を聞きたいのではなく、フィギュア集めなら、集めたものの取り扱いや、購入するまでのプロセスなど、その話題から感じられる、あなたの人間性を知りたいと企業は思っています。
同じ読書でもジャンルや好きな本は人それぞれ違うので、もう少し深掘りされたら良いかと思います。
趣味=貴方が語り尽くせること つまり、有利な趣味は、よりあなたが語り尽くせる事柄であります。
人事担当者は、貴方が語り尽くす姿から、貴方の価値感や人柄を観察します。
趣味そのものに意味があるのではないのです 。
今年度から新卒採用で就職した院卒生です。
アイドルの追っかけが趣味、と履歴書に書き、面接でもアイドルの話をして大手企業に就職した友人がいます。
趣味の話は話題作りくらいに考え、他のアピールに注力することをオススメします。
また、他にも同じような質問が寄せられていましたので見てみましょう。
再来年就職活動を控える学生です。
就職活動をするにあたって、有利になるような趣味があれば教えてください。
旅行などは、ありきたりですし。 自分には趣味といえるようなものは現在ありません。
どのような趣味があれば面接時に有利に働きますか?
考えすぎだと思います。
趣味の話を聞くのは、その話を通して素の人間性を知りたいだけなので、「有利になるような」とかそんなロジックで話したら、少し突っ込まれただけで簡単にボロが出ますよ。
自分の好きなことを自信を持って話せば良いだけです。
「自分には趣味といえるようなものは現在ありません。」 で、こういうことを仰る方に良くお会いしますが、話を聞きだすと、ほぼ全員が好きなことや得意なことを持ってるんですよね。
人にどう思われるかとか、人に言うほどのレベルじゃないとか、考えすぎなのかなと思います(人に言えないアンダーな趣味はちょっと難しいですが)。
それを見つけたら、それを人に熱く語れるように、改めて向き合って見たらいかがでしょうか。
以上となります。
回答から多く見受けられたのは、趣味・特技は人柄をよく知るための情報だということです。
趣味・特技で目立った成績があればもちろんアピールポイントにはなりますが、特にないからと言って面接に落ちる理由にはなりませんので、嘘はつかず自分らしさがアピールできる趣味・特技を伝えましょう。
本記事では、就活の履歴書や面接で伝える趣味・特技について解説していきました。
就活で趣味・特技を伝えるメリットは、面接官により自分の人柄について知ってもらえることです。
自分には就活で伝えられるような趣味・特技がないという人は、本記事を参考にしたり周りの人に相談してみましょう。
空白や、特になしで提出すると自分自身をアピールするチャンスをその分失ってしまうため、日常のありきたりなことだとしても記載するようにしましょう。