内々定のキープってできる？伝え方・期限・リスクなど徹底解説【就活生必見】

複数の内々定をもらうと選択肢の幅が広がります。とはいえ、いずれは1社に決断しなければなりません。

内々定をキープして、どの会社に選ぶべきかじっくりと考えることは可能なのでしょうか？
 

内々定をキープすることは可能

結論から言うと、内々定のキープは可能です。

まず、内定と内々定は異なります。内定の場合、1週間ほどで返事を求められる場合が一般的であるため、キープは難しいと言えます。

一方で、内々定は法的な拘束がないため、キープできるケースが多いです。
 

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内々定のキープはいつまで待ってくれる？

内々定のキープがいつまで可能なのかは企業によって異なります。

内々定の通知から1週間以内に返事を求める企業もあれば、「就活生には納得のいく決断をしてもらいたい」という想いから、期間を調整してくれる企業も存在します。

内々定の通知を受け取った段階でキープをしたいと場合、キープの可否や期限について確認するとよいです。

とはいえ、内々定のキープは無駄に長引かせるのはNGです。キープが不要になったタイミングで、すぐに企業に連絡するようにしましょう。

内々定にキープはリスクが伴います。

以下で紹介することが、必ず起こるというわけではありませんが、生じる可能性があることを認識しておいてください。

入社意欲が低いと思われてしまう

内々定をキープすると入社意欲が低いと思われてる恐れがあります。

「志望度が低い」と不信感を持たれると、企業に就職する際に良い印象を持たれない可能性もあります。

入社意欲が低いと思われてしまうと、次に紹介する内々定の取り消しに繋がる可能性もあります。

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▶︎【内々定の取り消し】具体的な理由や状況をご紹介

内々定の取り消しになる可能性がある

内々定のキープにより、取り消しになる可能性も0ではありません。内々定をキープされることは、企業側にとってはデメリットでしかないのです。

企業側は、人材の確保のためにお金と時間をかけています。採用予定人数が定められており、企業は必要人数を確保する必要があります。

内々定をキープしている就活生よりも、内々定をすぐに承諾する志望度の高い就活生を採用したいと考えるのも普通でしょう。

そのため、キープしている人の内々定を取り消し、確実に内々定を承諾する人を優先する可能性もあるのです。

内々定をもらった際の対応の仕方についてご紹介します。

• キープする場合
• 内々定を承諾する場合
• 辞退する場合

内々定をキープする場合

内々定のキープをお願いする場合は、理由を正直に伝え、短めの期間を設定しましょう。企業にはキープしたい旨とその理由を伝えるのがマナーです。

キープの期限は、なるべく短めに設定するのがマナーです。目安の期間としては2週間程度です。

仮に内々定をキープし、辞退する結果になった場合、企業は改めて採用活動を行う必要が生じます。加えて、キープする期間が長期になると、入社意欲が低いと捉えられる可能性もあるでしょう。

内々定の承諾の仕方

内々定の通知は、電話やメールで知らされるのが一般的です。内々定承諾書が郵送されることもあります。

一例として、内々定の承諾の仕方のパターンをご紹介します。

※上記は一例です。内々定の対応については企業の指示に従ってください。

内々定の通知がされるのと同時に「承諾の意思を◯月◯日に面談にて伺います」など今後の動きについても連絡されることが多いです。

内々定の承諾は基本的に企業の指示に従うようにしましょう。

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▶︎【差をつけよう】内々定の承諾書で気をつけるべき点や書き方をご紹介

内々定の辞退の仕方

内々定を辞退する場合、辞退を決めた時点でなるべく早く連絡をしましょう。

理想は、内々定の連絡をもらった月内で辞退の旨を伝えることです。遅くとも、正式な内定が出る前に伝えるようにしてください。

ここで、内々定の辞退の伝え方についての質問・回答の投稿がありましたのでご紹介します。

内々定の辞退を伝えるなら電話とメールのどっちがいいですか？

内々定を頂いている企業を辞退しようか迷っています。

しかし、内々定は1人と言われており、また選考途中や内々定が出たあとも、親身になってくださりとても言いづらいです。

電話が良いのはわかっているのですが、電話だと何も話せなくなりそうです。

メールでの内々定辞退は失礼にあたるでしょうか。また、可能でしょうか。

向こう（企業側）からしたら内々定辞退なんて毎年のことなので全く気にしていないです。

メールなど言い回しや表現が下手な場合は変な誤解を与えてしまうこともありますので、電話で自分の口で言うのが一番ベストです。

もしメールで慰留された場合には、ずーっとメールをやり取りする事になりますがそちらの方が辛くないですか？

電話で色々言われたとしてもその場限りなので気にする必要なしです。

ちなみに、内々定であれば法的拘束力はありませんので、言った言わないになったとしても何ら問題ありません。

メールの場合は…続きを見る

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▶︎内々定の辞退のメールの正しい送り方を徹底解説致します

続いて、内々定のキープの伝え方について解説していきます。

内々定のキープの連絡は電話orメール

内々定のキープの連絡は、電話でもメールでも問題ないと言えます。

電話とメールは、それぞれメリットとデメリットがあります。 

内定のキープを伝える状況に合わせて、電話とメールを使い分けると良いでしょう。

内々定のキープの伝え方【電話の例文】

内々定のキープを電話で伝える場合、出来るだけ丁寧に低姿勢でお願いすることがポイントです。

また、採用担当者が電話に出られない可能性があることも、留意しておきましょう。
 

お世話になります。

本日、内々定通知をいただきました〇〇大学〇〇学部の△△と申します。

この度は内々定の通知ありがとうございました。

本来であれば、内々定のお返事をすぐにするべきところですが、他社の選考結果が出てから検討したいと考えております。

誠に身勝手なお願いで恐縮ですが、□月□日まで返事を待っていただくことはできますでしょうか？

内々定のキープの伝え方【メールの例文】

内々定のキープをメールで伝える場合も電話と同様、出来るだけ丁寧に低姿勢でお願いすることがポイントです。
 

件名：Re:選考結果のお知らせ
株式会社●● XX様

お世話になっております。

〇〇大学〇〇学部の△△と申します。

この度は採用の通知をいただき、ありがとうございました。

内々定のお返事についてですが、しばらくお時間をいただけないかと思い、ご連絡致しました。

現在、他社の選考も進んでおり、その結果を踏まえて判断したいと考えています。

誠に恐縮ですが、□月□日まで返事を待っていただくことはできますでしょうか？

検討していただけますと幸いに存じます。

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〇〇大学〇〇学部〇〇学科
名前（NAME）
TEL：000-0000-0000
MAIL：XXXXX＠XXX.com

内々定のキープについてご紹介しました。

内々定のキープは企業にとってはリスクしかありません。

そのことを踏まえ、企業とのやりとりにはマナーを守り誠実に対応するようにしましょう。