
【内々定の承諾の電話】受け答え・ポイントなど徹底解説します
内々定の承諾の電話について解説します。内々定の電話はいつ来るか分かりません。承諾するタイミングが突然来る可能性もあります。また、内々定の電話を受けて、承諾・保留・辞退するのかも企業の志望度によって変わってくるでしょう。そのためにも、内々定の承諾の電話のポイントや受け答えについて把握するようにしましょう。
内々定の電話はいつ来るか分からない
内々定の連絡の電話は、いつ来るか分からないことが多いです。
企業によっては、事前にメールなどで「採用の結果について、◯月◯日の◯時頃にお電話させていただきたいのですが、ご都合いかがでしょうか」と電話をかけるタイミングを調整してくれる企業も存在します。
しかし、最終面接の結果はいつ来るか分からないことが多いです。
人によっては「最終面接が終わって帰宅したと同時に、内々定の電話がきた!」という話もよく聞きます。
企業によって内々定の連絡はいつ来るか分からず、電話での内々定の承諾もいつすることになるのかも分からないというのが現状です。
ここでは、内々定の電話の承諾について解説します。
内々定の承諾の電話のポイント
内々定の電話をいつ受け取っても大丈夫になるように、まず内々定の電話のポイントを確認しておきましょう。
ポイント①所属を述べる
内々定の承諾をする時に関わらず、電話をするときには自分の名前と大学名は伝えるようにしましょう。
特に相手に電話をかける際には、自分の所属を伝えないと、相手が誰からの電話なのか把握することが難しくなってしまいます。
「自分の所属を述べるなんて当たり前」と思っていても、緊張のあまり言い忘れてしまうということも起こりかねません。
電話では所属を述べることを忘れないよう、意識しましょう。
ポイント②ゆっくりとハキハキと話す
内々定の承諾の電話に限った話ではありませんが、ゆっくりとハキハキと話すようにしましょう。
電話では、意図せずとも相手には普段よりも自分の雰囲気が暗く伝わってしまうものです。
ましてや、企業からの電話となると緊張してしまい、早口になってしまうということもあります。
相手にとって聞き取りにくいだけでなく、せっかちな印象を与えかねません。
内々定の承諾の電話では、ゆっくりとハキハキ話すように意識しましょう。
ポイント③内々定のお礼を述べる
内々定の電話を受け取った際には「この度は内々定の通知をいただき、ありがとうございました。」など、内々定をいただいたことへのお礼を伝えるようにしましょう。
また、こちらから内々定承諾のため電話をかける場合は、「この度いただいた内々定をありがたくお受けしたいと思い、お電話いたしました」と内々定承諾への意欲を伝えるようにしましょう。
ポイント④必要手続きの確認
内々定の電話では、次の段階に必要な手続きを確認するようにしましょう。
その場で内々定を承諾する場合は必要書類や手続きやその期限を、内々定を保留する場合はいつまで保留期間にするのかを確認しておくと、今後の動きを円滑に進めることができます。
内々定の承諾の電話|こんな時はどうする?
続いて、内々定の電話についてケース別に説明していきます。
- 電話番号が分かるとき
- 電話番号が分からないとき
- 電話が繋がらないとき
上記2つは、企業側から電話がかかってきたとき、3つ目はこちらから企業に電話をかけるときが該当するでしょう。
それでは、ケース別に見ていきましょう。
電話番号が分かるとき
かかってきた電話に出られなかったが、電話番号が分かるときは折り返しの電話をするようにしましょう。
電話を折り返す場合は、なるべく早く、出来るだけ静かな場所に移動してから折り返すようにしましょう。
また、折り返す時間にも注意してください。
折り返す際は、就業時間内であり、かつ始業、終業、昼休みの時間を避けた10時〜12時、14時〜17時の間を目安にすると良いでしょう。
電話番号が分からないとき
企業が内々定の連絡をする際、非通知に設定しており、電話番号が分からないということもよくあります。
その場合、電話番号が分からず折り返すことができないため、企業から再度連絡が来るのを待ちましょう。
出られなかったときのために、留守番電話の設定をしておくと、企業の担当者が状況の報告を入れてくれる場合があるので、おすすめです。
電話が繋がらないとき
こちらから電話をかけ、繋がらないときはメールを送り、日を改めて電話をかけると良いでしょう。
メールには、「電話をした旨、要件、また折り返す旨」を伝えるようにしましょう。
場合によっては、企業の担当者の方から折り返しの電話が来る場合もあります。
内々定の電話の受け答え|かかってきた場合
内々定は電話で伝えられることがよくあります。
その際の受け答えは、企業の志望度によっても変わってくるでしょう。
ここでは、内々定の電話の受け答えについて、志望度別にご紹介していきます。
内々定の電話の企業が第一志望の場合
内々定の電話をくれた企業が第一志望の場合は、その場で内々定を承諾して良いです。
中には、第一志望とはいえ「親の確認を取りたい」「すぐに決断するのに不安がある」と感じる方もいることでしょう。
しかし、返事を先延ばしにすると、志望度が低いのではないかと企業側が感じてしまう可能性があります。
内々定の辞退は法的な拘束力が伴わないので、第一志望の企業であれば電話をもらった時点で内々定の承諾をすることをおすすめします。
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内々定の電話の企業が第一志望群の場合
第一志望とはいかないまでも、ある程度の志望度の高い企業から内々定の電話をもらった場合も、その場で承諾して問題ないでしょう。
仮に第一志望から内々定をもらい、辞退の必要性が生じたとしても、内々定の辞退は法的拘束力が伴わないません。
とはいえ、内々定を辞退する場合は辞退の旨を早いうちに伝えるようにしましょう。
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内々定の電話の企業の志望度が低い場合
志望度がそこまで高くない企業から内々定の電話をもらった時は、その時の自分の内定有無によって受け答えも変わってきます。
内々定が1つもなく、持ち駒が少ない | 承諾 |
内々定は1つもないが、持ち駒は多い | 承諾or保留 |
内々定はあるが、その志望度が低い | 承諾or保留 |
内々定はあるが、その志望度が高い | 辞退 |
※あくまで目安です。ご自身の志望度に応じて対応してください。
内々定が1つもない場合は、基本的に承諾か保留をすることをおすすめします。
他に選考が進んでいる企業が少ない場合は承諾しておいたほうが安心です。
また、内々定がある場合、内々定を持っている企業と、電話で内々定の連絡のあった企業の志望度を比較することになります。
内々定をすでに持っている企業と志望度を比較し、その優劣で対応するようにしましょう。
内々定の電話の例文|かける場合【承諾・保留・辞退】
続いて、内々定の返事をするために電話をこちらからかける場合について解説します。
ここでは、内々定を承諾、保留、辞退する場合ごとに説明していきます。
内々定の電話の例文|承諾
お世話になります。
◯月◯日に内々定をいただきました、□□と申します。
採用担当の△△様はいらっしゃいますでしょうか?
(採用担当者が出る)
お世話になります。
◯月◯日に内々定をいただきました、□□と申します。
この度は、内々定の通知をいただき、ありがとうございました。
内々定のお返事をするために、今回お電話をさせていただきました。
結論から申しますと、御社からの内々定をありがたくお受けしたいと考えています。
これからよろしくお願いいたします。
今後必要な手続きなどあれば、ご教授いただきたいです。
(担当者が答えた後)
承知しました。
この度はお忙しい中ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
内々定の電話の例文|保留
お世話になります。
◯月◯日に内々定をいただきました、□□と申します。
採用担当の△△様はいらっしゃいますでしょうか?
(採用担当者が出る)
お世話になります。
◯月◯日に内々定をいただきました、□□と申します。
この度は、内々定の通知をいただき、ありがとうございました。
すぐにでも内々定のお返事をさせていただきたいのですが、返事をお待ちいただきたくそのお願いでお電話をいたしました。
現在他社の選考も控えておりまして、◯月◯日まで返事を待っていただきたくことは可能でしょうか?
悔いのない選択をしたく、慎重に考えた上で判断したいと考えています。
よろしくお願いいたします。
内々定の電話の例文|辞退
お世話になります。
◯月◯日に内々定をいただきました、□□と申します。
採用担当の△△様はいらっしゃいますでしょうか?
(採用担当者が出る)
お世話になります。
◯月◯日に内々定をいただきました、□□と申します。
この度は、内々定の通知をいただき、ありがとうございました。
大変心苦しいのですが、様々検討したところ御社の内々定を辞退させていただきたくご連絡致しました。
(理由を聞かれる)
他社からの内々定の通知をいただき、自分のやりたいことと適性を検討したところ、他社とのご縁を感じ、このように決断しました。
(担当者からの返答後)
大変ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした。
失礼いたします。
内々定の電話のまとめ
今回は、内々定の電話について解説しました。
内々定の電話では、企業の志望度によって、承諾・保留・辞退など対応が変わってきます。
悔いのない決断をするため、十分に考え、そのために適した対応ができるようになると良いでしょう。
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