
仕事が忙しすぎて辞めたい!原因や対処法・心身への悪影響を解説
【この記事はプロモーションが含まれます】仕事が忙しすぎて辞めたくなった経験がある方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、仕事で忙しすぎる原因や、辞めたくなった時の対処法を紹介します。また、仕事が忙しすぎることについてのQ&Aも紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
仕事が忙しすぎて余裕が無い原因とは?
ここでは、仕事が忙しすぎて余裕がなくなる代表的な理由を4つ紹介します。
自分に当てはまらないか確認してみてくださいね。
1.人手不足で仕事量が多すぎる
仕事量に対して人材が足りないと一人にかかる仕事の負担が増え、常に時間に追われてしまいます。
そもそも、人手不足の原因は、主に以下の3つが考えられます。
- 人員の確保が追いつかない
- 経営不振で人員削減された
- 労働環境が悪い
新事業が始業する時など、一時的な人手不足なら少し待てば解消されるはずですが、それ以外の原因であれば将来的に改善される可能性は少ないでしょう。
労働環境が悪い職場は離職する人が多く、人手不足になりがちです。
人手不足のせいでさらに忙しくなり、自分のキャパシティを超えて忙しすぎる状況が続くなら労働環境に問題があると考えてください。
2.仕事の進め方の効率が悪い
他の人が同じぐらいの仕事量なのに自分だけが忙しすぎるのならば、効率が良くなる方法を考えましょう。
たとえば以下のような状況にて、効率の悪さが浮き彫りになります。
- 重要でないメールの処理に何時間もかかる
- スピード重視の仕事でこだわり過ぎてしまう
- 苦手なことを無理に取り組もうとする
また、複数の仕事を同時にこなすマルチタスクは一見良さそうですが、実は一つ一つが中途半場になりがちです。
完璧を求めてきちんと仕事を終わらそうと思ってやっていることが、返って効率を悪くしているかもしれません。
仕事が忙しすぎると感じたときは、自身の仕事の効率を見直してみましょう。
3.仕事を振られすぎている
ほかの人は手が空いているのに自分だけが忙しすぎる場合には、仕事の振り方に問題があるといえるでしょう。
「あの人は頼みやすそう」「自分がやりたくないから」と、仕事をいっぱい振ってくる上司がいるのかもしれません。
上司から見るとあなたが余裕で仕事をこなしているように見えており、「仕事を振っても大丈夫」と考えている可能性があります。
そのような場合は、わざと納期ギリギリで仕事を終わらせて仕事の量を調整するか、上司に直談判することをおすすめします。
4.周りの人に頼れない性格
とくに責任感が強く、一人で抱え込みやすいタイプの人は慢性的に忙しくなってしまいます。
そのような人は一人でこなすのには厳しい仕事量を抱えていたとしても、ほかの人に仕事を振るのをためらってしまいます。
部下や同僚に仕事の手順を説明したり、進捗状況を確認したりといった手間をかけるよりも「自分でやった方が早い」を思ってしまうからです。
しかし、一人でこなせる量には限界があるため、仕事が忙しすぎて手つかずの仕事がいっぱい残っているのであれば、無理がある量を抱えていると自覚しましょう。
仕事が忙しすぎて辛い時の解決策
仕事が忙しすぎる状況が続くと、心身ともに悪影響を及ぼします。そのため、できるだけ早くこの状況を脱する努力をしましょう。
以下、仕事が忙しすぎて辛い時におすすめの解決策をご紹介します!
1.できない仕事は引き受けない・断る勇気をもつ
まじめな人は頼まれた仕事を全て何とかしてこなそうとしがちですが、その結果納期に間に合わなくなったり、慌ててミスが多くなったりしてしまいます。
頼まれた仕事を断ると「出来ない人だと思われる…」と考えてしまいますが、自分のキャパシティを把握して業務量を調整するのは仕事をしていく上で大切なことです。
断り方で気をつけるポイントは以下の3つです。
- 仕事を断る理由を明確に伝える
- あいまいな言い方はせずにはっきりと断る
- 代替案を提示する
「業務を抱え込んでいて手が回せません」「〇〇さんは今余裕があるそうです」「○日以降なら対応できます」としっかりと説明することが大切です。
2.仕事を他の人に振る
責任感の強い人は任された仕事をすべて自分一人でこなそうとしますが、本来自分がやるべきではない仕事を頼まれているかもしれません。
忙しすぎる時は「誰かに頼んだ方が効率がいいかもしれない」と考えるようにしましょう。
部下や同僚に頼むと、仕事の進め方などを引継ぎをしなければいけないので、初めは時間がかかります。
しかし、一度仕事を教えると一人ではこなせない量の仕事が同時に進み、部下の成長にもつながります。
自分にも部下にもメリットがあるので、忙しすぎる時はどんどん他の人に仕事を振りましょう。
3.効率を考えて優先順位をつける
仕事が忙しすぎるときの改善策3つ目は、効率を考えて優先順位をつけることです。
やるべき仕事をすべて書き出して明確にしてから、どれからやるのか優先順位をつけましょう。
「どれを後回しにするか」「やらなくていいことは何か」を考えるのが大切です。
- 緊急度と重要度が高い
- 重要度が高く、緊急度は低い
- 緊急度が高く、重要度は低い
- 緊急度も重要度も低い
このように4つのパターンに分類することで、優先順位を把握しやすくなりますよ。
優先順位がはっきりしていると、急に仕事を降られても忙しく感じにくく、仕事を断る口実にもなるのでおすすめです。
4.上司に相談する
業務量が多すぎる場合は、上司に相談しましょう。上司が相手にしてくれなければ、上司の上司でもOKです。
そもそも、仕事を振った上司は、あなたのことを信頼してその業務量を投げているはずです。
しかし、こなせる業務量の認識を間違えている可能性もあります。
そのため、終わらない仕事量だと分かった時点で、上司に相談しましょう。
仕事が忙しすぎることによる悪影響とは?
仕事が忙しすぎて疲れるのは当たり前です。
ここでは、忙しすぎると起きてしまう問題についてみていきましょう。
1.仕事以外でプライベートの時間を作れなくなる
仕事が忙しすぎて疲れると、プライベートの時間が作れなくなってしまいます。
プライベートの時間が確保できない原因は、「夜遅くまで残業をしている」「仕事終わりに接待や飲み会にほぼ毎日参加している」の2つが主に挙げられるでしょう。
上記に挙げた状態が続くことで、起こってしまう悪影響は以下の通りです。
- 家に帰ってからはお風呂に入って寝るだけの生活になる
- 自分の時間が確保しにくくなる
- 毎日家と会社の往復で、何のために仕事をしているのかがわからなくなる
- 睡眠時間が足りずせっかくの休みの日に一日中寝てしまう
プライベートの時間を少しでも確保することは、自分の心の休息において必要なことです。
仕事が忙しすぎることで、体調不良の原因になるだけでなく、何のために仕事をしているのか自分を見失ってしまう可能性も考えられるでしょう。
2.イライラしてミスが増える
仕事が忙しすぎると、イライラしてミスが増えてしまいます。
仕事が忙しすぎてイライラしてしまい、ミスが起こる原因としては睡眠不足やメンタル面での不調などが挙げられます。
仕事が忙しすぎて、ミスが増えることによる悪影響は以下の通りです。
- 強いストレスを感じる
- 時間に追われる感覚が強くなり、気持ちが落ち着かなくなる
- イライラした感情が周りの人にも伝わり、対人関係に影響が出る
- ストレスで集中力が落ち、簡単な作業もミスが発生し仕事の質が落ちる
- イライラして仕事の生産性が落ちる
仕事が忙しすぎると余裕が無くなり、ついイライラしてしまいがちです。
イライラが続くと、普段なら気にならないようなことにも腹を立ててしまいます。
3.ストレスでうつ病になることもある
仕事が忙しすぎることによりストレスが溜まり続け、うつ病になってしまう可能性があります。
うつ病になるきっかけは様々な要因が重なって起こるものであり、主に「環境要因」が最もきっかけになりやすいとされています。
例えば人間関係のトラブル、職場や家庭での役割の変化(昇格、降格、結婚、妊娠など)などが挙げられるそうです。
また、義務感が強い、仕事熱心、完璧主義、几帳面といった性格要因もうつ病のきっかけの要因として挙げられるようです。
上記に挙げたような環境要因・性格要因に当てはまる方は、現在感じているストレスを放っておくのは危険でしょう。
「うつ病かもしれない…」と思ったら、すぐに心療内科を受診することが大切です。
参考:厚生労働省 こころの耳 うつ病のきっかけ
仕事が忙しすぎる人の特徴3選
仕事が忙しすぎる状況になる人には、ある程度特徴があります。
どのような特徴があるか確認していきましょう。
頼まれると断れない
仕事を頼まれると断れない人は、忙しすぎる状況になりやすいです。
例えばまだ余裕がない状況で仕事を振られ、断れないとどんどん仕事が溜まっていきます。
さらに自分はまだ頑張れると勘違いして、仕事をたくさん引き受けてキャパオーバーになる人もいるでしょう。
仕事が忙しすぎる状況から抜け出すためにはまず、自分ができる仕事量を知ることと断る勇気が必要です。
1人で仕事を抱え込んでしまう
自分1人で解決できない仕事や悩みがあるのに、上司や先輩に相談できないと時間がかかってしまいます。
また相談すること自体が迷惑をかけると考えている人も、中にはいるでしょう。
しかし実際のところ、ずっと悩んで時間を無駄に過ごされるより、早めに相談して仕事を終わらせた方がお互いにとって効率が良いです。
1人で仕事をやる必要もありますが、困ったときに上司や先輩に相談するのは全く問題ありません。
作業効率が悪い
仕事の効率が悪ければ、タスクが溜まっていき忙しくなるのは当然です。
また効率を良くするために何もしていないのであれば、忙しい状況は変わらないでしょう。
無駄な時間や、無駄な行為をしていないか今一度確認してみてください。
先輩や仕事の早い同僚にコツを聞くのもおすすめです。
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仕事が忙しすぎるときによくある質問
最後に仕事が忙しすぎるときによくある質問を確認していきましょう。
今回は、以下3つの質問に回答していきます。
- 仕事が忙しすぎて泣くのはよくあること?
- 仕事が忙しすぎるときのメンタルの保ち方は?
- 仕事が忙しすぎるのに残業できないときは?
それぞれ順番にみていきましょう。
仕事が忙しすぎて泣くのはよくあること?
仕事が原因で泣くのはよくあることではありません。
仕事が忙しすぎて泣いている場合、ストレスが相当溜まっていると判断できます。
辛い気持ちを抱えたまま、仕事をする必要はありません。自分の人生は一度だけで、仕事が人生の全てではないでしょう。
もし仕事が忙しすぎて泣く状態が続いているなら、一度休むか、医療機関へ診察に行くのがおすすめです。
仕事が忙しすぎるときのメンタルの保ち方は?
仕事が忙しすぎると体力が減るのはもちろんですが、精神的にも疲れてしまいます。
忙しすぎる状況でメンタルを保つのは、難しい場合もあります。
適度な運動や、誰かに話を聞いてもらうなどリラックスした状態を保てるようにしてみてください。
仕事が忙しすぎるのに残業できないときは?
会社によっては残業を禁止・制限している場合もあるでしょう。
規定の業務時間内に終わらないのであれば、残業をして仕事を終わらせたいと思うのはよくあることです。
もし忙しすぎるのに残業ができない状況なら、上司や先輩に仕事量の相談をしてみてください。
他にも仕事を業務時間内に終わらせている人にアドバイスをもらうのもおすすめです。
相談をした上で解決策がない場合は、転職を視野に入れてもいいかもしれません。
仕事が忙しすぎる時は周りを頼ってみよう
- ・仕事が忙しすぎる原因は人手不足やキャパオーバー
- ・仕事が忙しすぎるとストレスから病気になる場合もある
- ・仕事が忙しすぎる場合は周りにも仕事を振ってみる
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