
【退職所得控除とは】知らなきゃ損する?方法や計算式について
退職する際に退職金を受け取ると、一気にお金が手元に入ってくるので楽しくなると思います。しかし所得控除の計算などを知っておかないと退職金が思っていたよりもマイナスになり損をする可能性があります。退職所得控除や確定申告の知識をつけて損をしないようにしましょう。
2239 |
目次
退職所得控除とは
退職取得控除は退職金にかかる税金を控除する制度
退職所得控除とは、会社を退職する時に支払われる退職金にかかる税金を控除する制度を指します。
一般的には「(退職金額面-退職所得控除額)×1/2=退職所得の金額」という数式が使用され、退職金から退職所得控除額を差し引いた額の半額しか課税対象となりません。
また、退職所得控除額は、「勤続年数20年以下は40万円×勤続年数(最低で80万円)」「勤続年数20年以上は800万円+70万円×(勤続年数-20年)」という段階的な取り決めが行われています。
さらに、勤続年数が19年5ヶ月のような端数が生じた場合には切り上げ、30日をもって1月と換算するといった細かな規定も定められています。
退職金を受け取る際に支払っている税金は、退職所得控除額の大小に大きく左右されるため、20年前後で退職するような方は、退職スケジュールを検討する際の指標のひとつにすることをおすすめします。
JobQ Townでは仕事にまつわる
あらゆる疑問を匿名で質問できます
あらゆる疑問を匿名で質問できます
Q&A16,000件 / 回答数35,000件
約90%の質問に回答が寄せられています。
約90%の質問に回答が寄せられています。