
就活生の75.2%がSNSを活用!メリットとデメリットを23卒の調査結果から解説!
就職活動で、SNSを活用する学生が多くなってきたのではないでしょうか。就職活動でSNSをどのように活用するべきか、注意点も気になるでしょう。そこで今回は、Job総研23年卒 就活実態調査から、就活でSNSを活用している学生の割合や就活でよく活用されているSNSの種類、就職活動でSNSを活用するメリットとデメリットについて解説していきます。また、就活のSNSのアカウントは調べられるのかどうか、体験談を元にご紹介します。
就活でのSNS活用状況【23卒】
就活でSNSを活用することが増えてきましたが、果たしてその実態はどのようなものでしょうか。
今回はJob総研23年卒 就活実態調査を元に、就活のSNS事情について詳しく解説します。
就活生の75.2%が就活でSNSを活用
【調査概要】
調査媒体:Job総研
調査対象者:全国/男女
調査条件:2023年度卒業の学生
調査期間:2022年3月2日〜2022年3月8日
サンプル数:238名
調査方法:インターネット調査
Job総研23年卒 就活実態調査で、「SNSで就活やインターンに関する情報収集をしていましたか」についてアンケートを実施しました。
アンケートによると、75.2%の人がSNSで就活やインターンに関する情報収集をしていたと答えました。
一方で、24.8%の人がSNSで就活やインターンの情報取集はしていないと答えています。
このことから、就活生の過半数はSNSを利用して情報収集を行なっていたことが分かりました。
就活生の34.9%がSNSの情報からエントリー
Job総研23年卒 就活実態調査で、「SNSの情報から興味を持って企業エントリーした経験はありますか」というアンケートを実施しました。
結果によると、34.9%の人がSNSの情報から企業エントリーした経験があると答え、65.1%の人がないと回答しました。
75.2%の人が就活の際にSNSを活用しているのもあり、SNSで企業の情報収集だけでなくでエントリーの機会を探していることが分かります。
就活でよく活用されるSNSはTwitter
Job総研23年卒 就活実態調査では、就活の際に使用していたSNSについてもアンケートを実施しました。
就活で使われているSNSの1位はTwitter(71.7%)、2位はLINE(66.1%)、3位はYouTube(47.2%)、4位はInstagram(45.0%)、5位はnote(5.0%)という結果になりました。
23卒の就活生の多くはTwitterから情報を得ており、同じく上位のLINEではオープンチャットを利用している人もいます。
6位には、TikTok(3.9%)を利用している人もいるため、様々なSNSを利用して情報を収集していることが分かりました。
就活生の43.3%が1日に1~3時間SNSを使用している
Job総研23年卒 就活実態調査では、就活生に「普段、SNSをどのくらいの頻度で使用するか」というアンケートを実施しました。
アンケートの結果によると、1日に1〜3時間SNSを使用している人の割合が43.3%と一番高いことが分かりました。
次に多かったのが、1日に4〜6時間で23.5%です。
このことから、就活をしている時期でも1日1時間以上SNSを利用している人が多いことが分かりました。
就活生の35.3%がSNS活用を見直している
ここまでで、SNSを利用している就活生は多くいることが分かりましたが、SNS活用の見直しをしているのでしょうか。
この章では、就活生のSNS活動の見直しについてアンケート結果を元に解説していきます。
就活生の35.3%がSNS活用を見直している
Job総研23年卒 就活実態調査では、「SNS活用の見直しをしたことはありますか」というアンケートを実施しました。
アンケートの結果、見直したことがあると答えた人が35.3%、見直したことがない・アカウントも持っていないと答えた人が64.7%という結果になりました。
見直したことがあるという人は、「見られたくないアカウントに鍵をかけた」(15.1%)、「特定されないように別のアカウントを作成した」(12.2%)、「SNSのアカウント名を実名から仮名に変えた」(3.8%)などの見直しを行なっているとのことです。
見直したことがないという人は、「匿名や非公開のアカウントなので見直したことはない」(50.4%)、「SNSのアカウントを持っていないので見直したことはない」(14.3%)という結果となりました。
就活でSNSが特定されることはある?【体験談からご紹介】
就活の際にSNSを利用していると、自分のアカウントが特定されてしまうのではないかと、不安を感じた経験がある方は多いのではないでしょうか。
SNSのアカウント特定についての悩みが、JobQに投稿されていたためご紹介します。
企業が個人のSNS等で投稿した内容で選考結果を決めますか?
企業が個人のSNSのつぶやき、FAQサイトで投稿した内容からIPアドレス、その人物を特定し、不採用、採用を決めることはあり得るのでしょうか。
今回投稿した理由は、以前に誤って詐欺情報商材に個人情報を記入してしまい、知らない間に名前が出て来て、削除できず、泣き寝入りしてます。
そのため、今後そういう影響が出るのかどうか懸念していたためです。
会社によってはありますし、私も実際に人事採用でSNSをチェックする時期がありました。
ただし、それが採用基準になるかは人それぞれだと思います。
私は保守的な考えの人なので、その人の考えや主張は尊重したい思いから、よっぽど反社会的な内容でない限りその内容が採用基準に影響することはあまりなかったですね。
あと私が選考に応募した場合はそのような内容で不採用にする会社は私からもお断りなので気にしていないです。
私の会社ではチェックしていません。
数千人応募来て面接に数百人進みますので、1人1人チェックしていられません。
この質問の回答によると、就活生のアカウントをチェックする企業も存在するようです。
企業によってチェックする内容やどこまで見るという基準は変わりますが、就活生がどのような人なのか判断する材料として調べることがあります。
また、就活生のアカウントは確認しない、応募人数が多すぎるため1人1人チェックすることは不可能という回答もありました。
この質問から、企業によっては就活生が使っているSNSのアカウントをチェックすることが分かりました。
就活生が感じるSNSを活用する際のメリット
Job総研23年卒 就活実態調査で、「なぜ就活でSNS利用しているのか」というアンケートを実施しました。
回答によると、「企業ページや公式アカウントを閲覧するため」(52.5%)と答える人の割合が一番高く、「就活仲間と情報交換をするため」(48.6%)、「企業の最新情報を得るため」(46.9%)などの意見もありました。
「企業ページや公式アカウントを閲覧するため」という結果が多いことから、企業側も積極的にSNSを活用して情報発信をしていることが分かります。
また、ホームページと違いSNSは情報の発信・更新頻度が高いため、就活でSNSを利用することが情報を獲得する上で重要になりつつあることも分かります。
就活生が感じるSNSを活用する際のデメリット
就活生の多くがSNSを利用している一方で、デメリットを感じることはあるのでしょうか。
今回は、就活でSNSを利用してデメリットはあるのか、なぜそのように感じたのかアンケートを実施しました。
就活生の55.0%がSNS活用のデメリットを感じている
Job総研23年卒 就活実態調査で、「SNSを活用した就活にデメリットはありますか」とアンケートを取ったところ、55.0%の人が「デメリットがある」と回答しています。
また、デメリットは感じなかったと答えた人は、45.0%という結果になりました。
このことから、約半数の人がSNSを活用した就活でデメリットを感じていることが分かりました。
就活生が感じるSNS活用のデメリット
就活の際にSNSを活用しない理由として1番多く挙げられたのは、「就活情報の偏りがあるため」(51.6%)という意見でした。
次いで、「情報過多で意思決定が難しくなるため」(39.1%)、「する必要がないまたは利益がないと考える」(28.1%)といった意見もあがりました。
SNS上に掲載される就活の情報過多や信憑性から、デメリットを感じている人が多いようです。
就活でのSNS活用に関するまとめ
- ・就活生の43.3%が1日に1〜3時間SNSを使用している
- ・就活生の75.2%が就活でSNSを利用している
- ・就活生の34.9%がSNSの情報からエントリーしている
- ・就活生の35.3%がSNS活用を見直している
- ・就活生の55.0%がSNS活用でデメリットを感じている
今回は、Job総研23年卒 就活実態調査によるアンケート結果を元に、就活のSNS事情についてご紹介しました。
アンケート結果から、就活の際にSNSを活用している学生が75.2%と多くいることが分かりました。
SNSはTwitterやLINE、YouTubeなど幅広く利用されている傾向があり、様々な視点から情報を集めている人が多いことが分かります。
一方で、SNS活用を見直している人やデメリットを感じている人も55.0%と一定数存在するようです。
就活生がどのように情報を得ているのか知るために、ぜひ本記事をご参考ください。
Job総研 詳細資料
Job総研23年卒 就活実態調査
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約90%の質問に回答が寄せられています。
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