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オワハラ

オワハラに嘘をつくのはあり?企業がオワハラをする意味・対策方法を解説

就職活動を行う中で、「オワハラ 」という言葉を耳にした事のある方は多いのではないでしょうか?「オワハラ をされた」・「オワハラをされてどうしよう」と悩んだ経験のある就活生は多いようです。JobQにも「オワハラ 」について悩みを抱えているユーザーは多くいらっしゃいます。この記事では、「オワハラ とは何か?」「オワハラをされた時の対処法」をJobQに寄せれた体験談や事例を基に解説していきます。オワハラに悩む就活生は必見です。

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オワハラの意味とは?事例と共に徹底解説

ポイント
  • ・オワハラとは「就活終われハラスメント」の略
  • ・オワハラの事例5選
  • ・推薦状による内定でも辞退はできる

TwitterなどのSNSでよく呟かれている「オワハラ 」ですが、そもそもオワハラ とはどういう意味なのでしょうか?

ここでは、就職活動で行われる「オワハラ 」について、JobQに寄せられている体験談と共に解説していきます。
 

 オワハラとは「就活終われハラスメント」の略

オワハラとは企業は就活生に行う「就活終われハラスメント」の略称です。

企業が内定を出したいと認めた就活生に対して、後々「内定辞退」をされないように、「内定を上げるから就職活動を終われ」を圧力を掛ける行為を示します。

このオワハラという言葉が聞かれるようになったのは、2015年の「『現代用語の基礎知識』選ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされた事が大きなきっかけとなっています。

また、2019年度に文部科学省が行った「就職・採用に関する調査」によると、32.9%の就活生がオワハラを受けた経験があるようです。
 

なぜ?オワハラ がおきた背景

そもそもなぜ、オワハラが起きるようになったのでしょうか??

ここではオワハラが起きるようになった2つの背景を解説していきます。

オワハラが起きるようになった背景には、以下の2つがあります。

  • 就活解禁時期の後ろ倒し
  • 企業の人材確保難

順に解説していきます。

オワハラの背景|就活解禁時期の後ろ倒し

オワハラが起きるようになった背景の1つ目は、就活解禁時期が後ろ倒しになった事です。

一般的に、企業による採用活動の開始時期は経団連からの申し合わせにより、大学4年の6月頃からとされていました。

しかし、オワハラが知られるようになった2015年頃には、企業間での人材獲得競争が加熱するあまり、学生が学業に専念できない状態が問題視され、政府が一般企業に対し、採用選考の開始を8月にスライドするように要請を行いました。

この要請により、大手企業に比べて知名度が低く、採用活動に難を抱えている事が多い、中小・ベンチャー企業が既に内定を出している学生(出そうとしている学生)が、経団連に加盟している企業に流れてしまう事を恐れ、オワハラを行うようになったとされています。
 

オワハラの背景|企業の人材確保難

オワハラが起きるようになった背景の2つ目は、企業の人材確保難です。

2015年当時は、好景気であり、多くの企業の採用予定人数が増加していました。

その為、企業間での人材確保競争が激化しており、特に中小・ベンチャー企業は人材確保に難を覚えている事が多かったようです。

この結果、自社にとって魅力的な人材が他社に流れないように、オワハラを行う企業が増えていきました。
 

オワハラの事例5選

では、企業からのどのような行動がオワハラとなるのでしょうか?

JobQに寄せられているオワハラに関する質問を基に、解説していきます。

人材業界でオワハラを受けたのですがよくあることですか?

人材系の会社を受けて二次面接にてオワハラ?をうけました。今この場で二次面接を受けた会社に辞退することを連絡してほしいとのことで、連絡をしてしまいました。そうすれば、未経験なので中途採用は厳しいけれど第二新卒枠で検討するとのことでした。 後日、話を聞きに行くと、7〜8ヶ月他社で働き経験を積み、資格取得してほしいとのことでした。その7〜8ヶ月働く会社はその会社がアテンドしてくれるとのことで、また話を聞きに行く予定です。 7〜8ヶ月他社で働いた後、うちにまたチャレンジしにきて欲しいと言われました。枠は設けておくとのことでしたが、このようなことはよくあるのでひょうか?他社留学というものでしょうか?

人材業界でオワハラが常套かは分かりませんが、普通の企業でオワハラはありえないですね。 今ここで他社を辞退するなら第二新卒枠で検討するよとチラつかされ、 それに応じたところ結局は他社に行って経験を積んできてから、また応募してよって話ですよね。 結局のところ...続きを見る

 

まともな会社なら絶対あり得ないです。 冷静に考えましょう。 志望している訳でもない他社で働くために他の選考捨てろって言われたんですよ。 言われたことをそのまま鵜呑みにするのは危険です。


こちらの体験談では、「内定を出す代わりに今すぐ他の会社に選考辞退の電話をしろ」と強要されています。

この事例の他に、オワハラには以下のような企業の行動も該当します。

1.進行中の他社選考の辞退を迫る

2.内定承諾書のサインを迫る

3.推薦状ハラスメント

4,内定者インターンや内定者課題で就活生のスケジュールを縛る

5.脅迫的にオワハラを迫る

 

【オワハラの事例】推薦状ハラスメント

前述で企業が就活生に対して行うオワハラの事例の1つとして、「推薦状ハラスメント」を紹介しました。

推薦状ハラスメントとは、一体何なのでしょうか?

JobQに寄せられている質問と共に解説していきます。

 

推薦書を提出すると内定辞退ができないと言われました。どうするべきでしょうか?

内定をいただいた後に推薦書を提出するように言われ、どうするべきか分からず困っています。

1社から内定をいただいたのですが、内定通知書をいただいた後に、学校からの推薦書を提出するよう言われました。

私はイベントごとがかなり苦手なのですが、内定者面談の際に、その企業は年に5回以上イベントを行っていることが分かりました。(面接で質問した際に特にそれらしいことを言われなかったので、そういうものなのだろうと思っていました。1年目は全員参加だそうです)
推薦書を提出した場合、学校を経由して応募した形になるようで、内定を辞退することができなくなるとキャリアセンターから返答があり、どうするべきか決めかねています。

推薦書の提出期限に関して何も言われていないため、この後問い合わせる予定です。
アドバイスをいただきたいです。

そんなことありません。 というか、労働の自由を奪うことは違法ですよ。 正気の沙汰とは思えません。 一度、労働基準監督署に報告しても良いレベルです。 あなたは自由であり、あなたに仕事を選ぶ権利がありますのでご安心ください。 心配であればお近くの労基に電話なりでご相談を。 本当に違法行為です。

 

企業から大学に対して推薦枠というのがあり、それを使って内定を取らせた学生が辞退する訳ですから、今後推薦枠がなくなるといった事もあるのでその様に言ってるだけだと思います。 内定通知書には何ら法的効力は無いので気にする必要は全く無いです。 中には訴訟になるとか損害賠償を請求するとかいう会社も居るようですが、勝手に言わせておけばよくて何も心配しなくていいです。

 

考えられる可能性としては二つかなと思います 一つ目は基本的に学校と企業側で推薦枠は存在しない。企業側が内定者に対して漏れなく学校推薦という形で推薦書を出させており、学校側としは推薦として出す以上内定辞退をしてほしくないからそう言っているだけ。 二つ目は...続きを見る


こちらの体験談から分かるように、「推薦状ハラスメント」とは、大学から企業へ推薦された就活生が内定を獲得した場合に「内定辞退を認めない」と内定承諾を強要される事例を示します。

内定辞退を認めないと企業からは言われる場合が多いようですが、内定辞退をする事は可能です。

回答にもあるように、労働の自由を奪う事は違法行為となります。

内定辞退を認めないと言われているのは、企業と大学の間にあるコネクションが内定辞退により損なわれる可能性を危惧されているためです。

企業側もしくは学校側から内定辞退をさせないように圧力をかけられる場合があるようですが、内定辞退をする事は可能です。

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