彼氏の年収はいくらが理想？確認の仕方や年収別の生活シュミレーションをご紹介

彼氏の年収を聞くことで、関係が壊れることやお金目当てと思われるのではないかと悩む女性も多いのではないでしょうか。

結論、結婚とは生活を共にしていくことであるため、事前に相手の年収について把握しておくことは大切なことです。

本章では、彼氏へどのように年収を聞くべきか、また聞く際の注意点もあわせてご紹介します。

彼氏の年収の聞き方

彼氏の年収の聞き方は、さり気なく聞く方法と単刀直入に聞く方法の2種類に大きく分かれます。

さり気なく聞く場合は、自分の収入やボーナスなど年収に関係する話題から聞くのがおすすめです。

「これ欲しいけど、私の給料◯ヶ月分の値段するんだよなぁ。」と話すと、「俺も◯ヶ月分かかるなぁ」と話に乗ってくれる可能性があります。

単刀直入に聞く場合は、年収を聞きたい理由を明言して聞くのがおすすめです。

「結婚後の生活についてしっかり考えたいから教えてほしい」と熱意をもって話すと、相手も真剣に答えてくれるでしょう。

彼氏が年収にコンプレックスを感じている場合もある

彼氏が自身の年収の低さにコンプレックスを感じている場合があります。

年収の低さにコンプレックスをもつ彼氏に年収を聞く場合は、相手のことを傷つけないように注意することが重要です。

年収にコンプレックスをもつ原因として、年収を伝えたことで当時付き合っていた彼女の態度が一変したり、突然別れを切り出されたりなど、過去に辛い思いをした可能性もあります。

そのため、年収を聞くタイミングや言葉づかいに気を配ることも大切です。

年収の話によって関係性がこじれるリスクもある

お金の話題は非常にデリケートな話題であるため、年収の話をすることで関係性がこじれてしまう可能性があります。

彼氏に年収を聞く際は、関係性がこじれてしまうリスクを承知の上で聞くことが重要です。

彼氏に年収を聞いて不快な反応をされた場合は、その場では年収を無理に聞かない方が良いでしょう。

どうしても彼氏の年収を聞きたい場合は、結婚後や出産後などの将来の話をする流れで、デリケートな話題だけど大事な話だから教えてほしいと、真正面から聞くのも一つの手です。

彼氏の年収が自分より低いと、生活を続けられるのか悩む方も多いのではないでしょうか。

本章では、彼氏の年収が自分より低い場合の良い点・悪い点を整理してみました。

良い点と悪い点を比較し、自分が納得いく決断をするようにしましょう。

彼氏の年収が自分より低い場合の良い点

彼氏の年収が自分より低い場合の良い点として、以下のものがあげられます。

• 彼氏と一緒に試行錯誤しながら生活や貯金を楽しめる
• 金銭面で彼氏に依存する心配がない
• 金銭感覚がくるう可能性が低い

彼氏の年収が自分より低い場合、2人の収入を合わせても生活ランクが激変する可能性が低いため、身の丈にあった生活を続けられます。

彼氏の年収が自分より低い場合の悪い点

彼氏の年収が自分より低い場合の悪い点として、以下のものがあげられます。

• 結婚や出産ができないのではと不安に感じてしまう
• 収入面で彼氏に不満を感じてしまう可能性がある
• 金銭面で彼氏に依存される恐れがある
• 彼氏のプライドを傷つけてしまう可能性がある
• 働くことに対する彼氏のやる気を下げてしまう恐れがある

彼氏の年収が自分より低いと将来に不安を感じてしまい、彼氏にもっと頑張って働いてほしいと不満を抱いてしまう可能性があります。

転職サイトtypeのアンケート調査によると、結婚相手に求める理想年収1位は500万円台になっています。

理想年収が500万円台の主な理由として、以下のような回答が見られます。

• 結婚後、共働きで貯金と余裕のある生活を両立するのに必要な金額
• 自分より年収が低いと揉めてしまい、愛も冷めてしまう
• 彼氏には年齢相応の年収であってほしい

なお、同調査でギリギリ結婚できる結婚相手の年収額1位は、300万円台になっています。

この結果から、多くの女性は彼氏の年収が300万円以下であると、愛情があっても結婚には踏み切れないと言えるでしょう。

参考：女の転職type 彼氏の理想の年収アンケート調査

ここで、JobQに寄せられた彼氏の年収に関する質問をご紹介します。

彼氏の年収はどれくらいなら安心できますか？

私は彼氏の年収を気にしています。

将来結婚することを考えているため、どうしても収入面を気にしてしまいます。

先日、彼氏が自分の年収を打ち明けてくれた時、正直驚きました。彼の年収は私が想像していたよりも低く、少し不安になってしまいました。

同じように年収に不安を抱く女性がいるのではないかと思い、Q&Aサービスで聞いてみようと思いました。

世の中の女性が彼氏にどのような年収を求めているのか知りたいです。

今後のためにもちろん私も年収を上げていく努力をしていきます。

どのくらいの年収であれば安心できるのでしょうか？

自分と同等か少し高い程度は望んでも良いと思いますよ。

彼氏の年収が自分の半分くらいならば、結婚して大きく生活水準を下げることで、結婚を…続きを見る

彼氏やパートナーの年収は、今後一緒に暮らすことを考えている人なら誰しも考えてしまうものなのかもしれません。

結婚相手に求める年収は？理想と現実との差や年収を上げる方法を解説 の記事は、アンケートをもとに結婚相手に求める年収について解説しています。

最後に、年収別に彼氏と結婚した後の生活水準についてのシミュレーションをご紹介します。

以下でご紹介するシミュレーションは、彼氏の収入のみでの生活水準になります。

生活水準のシミュレーションを参考にすることで、結婚に踏み切れるかどうかを判断しやすくなるでしょう。

250万円

年収250万円の場合、社会保障料や所得税、住民税を差し引いた手取り額は、月額で約17万円です。

手取り額から2人分の生活費を差し引くと、家賃として出せそうな金額は最大5〜6万円ほどでしょう。

共働きであれば、月々の貯金ができたり年に数回国内旅行に行くことも可能です。

出産や子育てを考える場合は働けない期間を考え、家賃や食費を節約して貯金する必要があります。

300万円

年収300万円の場合、社会保障料や所得税、住民税を差し引いた手取り額は、月額で約20万円です。

手取り額から2人分の生活費を差し引くと、家賃として出せそうな金額は最大7〜8万円ほどでしょう。

家賃や食費などを節約すれば、月2〜3万円の貯金をしながら2人分の生活をまかえます。

しかし都市部に暮らしている場合は、厳しくお金を切り詰めなければ生活が難しいでしょう。

共働きであれば、扶養に外れない範囲のパート勤務でも月5~10万円前後家計に余裕が生まれます。

子どもが欲しい場合は、共働きしながら子育てに必要なお金を計画的に貯金することをおすすめします。

400万円

年収400万円の場合、社会保障料や所得税、住民税を差し引いた手取り額は、月額で約26万円です。

手取り額から2人分の生活費を差し引き、月2万円貯金することを考えると、家賃として出せそうな金額は7〜8万円ほどでしょう。

年収400万円あれば都市部であっても、月2〜3万円貯金をしながら生活できます。

ただし、海外旅行や豪華な食事など贅沢なことを定期的に楽しみたい場合は、共働きするのをおすすめします。

子育てをする場合は、共働きで学費や養育費を貯金する必要があるでしょう。

500万円

年収500万円の場合、社会保障料や所得税、住民税を差し引いた手取り額は、月額で約33万円です。

手取り額から2人分の生活費を差し引き、月5万円貯金することを考えると、家賃として出せそうな金額は15〜16万円まででしょう。

年収500万円であれば、よほど浪費しない限り2人分の生活費をまかなえます。

将来的に子どもが欲しい場合は、広めの物件に2人で住むのも良いでしょう。

子育てを考えない場合や共働きで働く場合は、月の余剰金を貯金だけでなく投資に回すのもおすすめです。

600万円

年収600万円の場合、社会保障料や所得税、住民税を差し引いた手取り額は、月額で約39万円です。

手取り額から2人分の生活費を差し引き、月7万円貯金することを考えると、家賃として出せそうな金額は19〜20万円ほどでしょう。

年収600万円あれば、専業主婦になっても旅行などの贅沢を楽しみながら無理なく生活できます。

子どもがいても適度に節約すれば専業主婦として生活できますが、私立学校への進学などを考える場合は、共働きしながら学費を貯めた方が良いでしょう。

700万円

年収700万円の場合、社会保障料や所得税、住民税を差し引いた手取り額は、月額で約45万円です。

手取り額から2人分の生活費を差し引き、月10万円貯金することを考えると、家賃として出せそうな金額は23〜24万円ほどでしょう。

夫婦2人であれば、都市部であっても金銭的に余裕をもって生活できます。

子育てする場合でも、計画的に金銭管理を行えば十分生活可能です。

ただし、子どもが2人以上欲しい場合や、子どもを私立学校に通わせたい場合は、共働きをして養育費を貯める必要もあるでしょう。

800万円

年収800万円の場合、社会保障料や所得税、住民税を差し引いた手取り額は、月額で約50万円です。

手取り額から2人分の生活費を差し引き、月15万円貯金することを考えると、家賃として出せそうな金額は23〜24万円ほどでしょう。

夫婦2人の場合、節約を意識せずとも過度の浪費をしなければ、都市部でも余裕を持った暮らしを送れます。

郊外であればマイホームを建てるのも可能な年収です。

子どもがいる場合でも、派手にお金を使わなければ都市部で十分生活できるでしょう。

ただし、子どもが生まれてからも生活水準を下げたくない場合や、2人以上子どもが欲しい場合は、共働きを選んだほうが良い可能性があります。

900万円

年収900万円の場合、社会保障料や所得税、住民税を差し引いた手取り額は、月額で約56万円です。

手取り額から2人分の生活費を差し引き、月20万円貯金することを考えると、家賃として出せそうな金額は24〜25万円ほどでしょう。

夫婦2人の場合は、趣味などにお金を費やしゆとりを持って金銭管理を行っても月10万円以上貯金に回せる可能性が高いです。

子育てをする場合、子どもに複数の習い事をさせたり私立学校に通わせたりすると、年収900万円であってもお金が足りなくなってしまう可能性があります。

子どもにかける養育費をしっかりと算出し、足りない分は節約や共働きで補う必要があるでしょう。

1000万円以上

年収1000万円の場合、社会保障料や所得税、住民税を差し引いた手取り額は、月額で約61万円です。

手取り額から2人分の生活費を差し引き、月25万円貯金することを考えると、家賃として出せそうな金額は24〜25万円ほどでしょう。

夫婦2人の場合、都市部で生活しながら趣味を楽しんだり食事や日用品にこだわったりしても、月々10万円以上は余裕で貯金に回せると考えられます。

子育てをする場合、子どもの人数や養育費の金額に応じて、計画的に貯金することをおすすめします。

子どもを2人以上私立大学に通わせたい場合などは、年収1000万円でも節制しながら生活しなければならない可能性があるため注意が必要です。

彼氏やパートナーは、年収アップのために転職や転勤を考えることもあるでしょう。

彼氏が転勤になったら別れる？遠距離恋愛をする勇気がない？別れないための方法も紹介 や 彼氏の転職が決まっても別れず結婚するには？不安な時は見守ることが大切 を読むと不安が解消されるかもしれません。

本記事では、彼氏の年収は聞いておくべきかどうか、また聞き方の注意点について解説しました。

また、彼氏の年収別に生活水準のシミュレーションについても解説しました。

お互いに納得した上で結婚を決めるためにも、彼氏の年収について確認し、どのような生活をしていくのかを話し合っておきましょう。