リファラル採用の意味とは？簡単にわかりやすくまとめ

リファラル採用の意味について、下記のとおりまとめています。

• リファラル採用の意味とは
• 「リファラル採用」と「縁故採用」の意味の違いとは
• 「リファラルリクルーティング」と「ダイレクトリクルーティング」の意味の違いとは

リファラル採用の意味とは

自社社員の友人や知人のなかから紹介・推薦を受けて採用することをリファラル採用といいます。
リファラル(referral)とは委託や紹介、推薦の意味をもつ単語です。
人材紹介会社や求人サイトから応募者を募る既存の採用活動と異なり、企業が主体的に行う採用活動として注目されています。

すでに欧米では広く取り入れられており、近年では日本でもベンチャー企業を中心にリファラル採用を行う企業が増加傾向です。
現代の就職・転職市場において有効な採用方法となりつつあります。

「リファラル採用」と「縁故採用」の意味の違いとは

縁故採用とは既存社員、とくに​​社長・経営層の親族やつながりをもつ者を裏口的に採用する手法のことです。
自社とのマッチングや応募者の資質より、コネクションや企業との関係性が重視されます。
よって縁故採用という言葉にネガティブなイメージをもつ人もいるでしょう。

一方、リファラル採用は紹介・推薦する既存社員の役職や立場を問いません。
自社とのマッチングや応募者の資質に重きをおいて、より貢献度の高い社員を求める採用手法です。
近年では社内に独自のリファラル採用制度を設けて、広く推進する企業も多くあります。

「リファラルリクルーティング」と「ダイレクトリクルーティング」の意味の違いとは

人材紹介会社や求人サイトなどの第三者を介さず、企業が直接的に求職者へアプローチする方法をダイレクトリクルーティングといいます。
採用後の定着率を高められたり、比較的コストを抑えられたりする点はダイレクトリクルーティングのメリットです。

自社社員の友人や知人のなかから紹介・推薦を受けて採用するリファラル採用は、ダイレクトリクルーティングの一種といえます。
そのほか人材データベースを提供するダイレクトリクルーティングサービスを活用したり、TwitterやFacebookといったSNSを利用したり、自社ホームページを活用して積極的に採用活動を行ったりするのもダイレクトリクルーティングの手法です。