
【就活生必見】地方公務員・国家公務員の就職先11選!難易度は高い?
公務員はどのような場所に就職するのでしょうか。本記事では、公務員の就職先について「地方公務員」「国家公務員」の2つに分けてご紹介していきます。さらに、公務員の就職難易度やなる方法、仕事内容、年収までご紹介していきます。公務員になりたい、公務員の就職先が知りたいという方はぜひご参考にしてください。
公務員の就職先は?|種類別
ここでは、公務員の就職先について「地方公務員」「国家公務員」に分けてご紹介していきます。
- 地方公務員の就職先
- 国家公務員の就職先
では、順番にご紹介します。
地方公務員の就職先
- 都道府県庁
- 市町村区役所
- 警察官
- 消防官
- 公立学校
- 病院
- 図書館
- 福祉施設
地方公務員の主な就職先は以上の通りです。
都道府県庁では都道府県全体の税や福祉、健康、産業などの政策に携わります。
市町村単位では賄いきれない規模の大きい業務に携われるのが特徴です。
市町村区役所では住民票や国民健康保険、生活保護などさまざまな部署から地域住民の行政窓口として行政サービスを提供します。
都道府県庁で働く地方公務員と比べると市町村区役所で勤務している地方公務員の方が、地域住民にとって身近な存在だと言えるでしょう。
さらに、地方公務員は「公安職」と呼ばれる「警察官」・「消防官」にも分類されます。
警察官採用試験は都道府県の他の試験とは違う日程で行われますが、消防官は他の試験区分と被ることがあるため注意が必要です。
加えて、地方公務員は「公立学校の教員」や「病院の職員」「図書館職員」「福祉施設の職員」などにも分類されます。
「地方公務員」と言ってもその種類は幅広く、試験区分や資格などが異なるため、目指している職種の試験・資格について把握しておきましょう。
また地方公務員は自治体内での勤務になる為、基本的に転勤が無いのが特徴です。
関連Q&A▶Q.地方公務員に就職するにはどのような勉強をすればいいのですか?
国家公務員の就職先
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行政府
内閣府、財務省、厚生労働省、経済産業省などの府省庁や税関・労働局
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司法府
裁判所
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立法府
国会の各機関(衆議院、参議院、国立国会図書館等)
「国家公務員」は、行政府・司法府・立法府の3つの機関で活躍する公務員です。
行政府で働く国家公務員は「国家公務員総合職」「国家公務員一般職」「国家公務員専門職」の3つに分けられています。
「国家公務員総合職」は「政策の企画立案等の高度の知識、技術または経験等を必要とする業務に従事する職員」と定義されており、中央省庁での政策の企画立案が主な仕事内容です。
「国家公務員一般職」は「主として事務処理等の定型的な業務に従事する職員」と定義されており、中央省庁または地方機関にて政策の実行を行います。
また「国家公務員専門職」とは特定の分野で活躍する公務員のことで、他の国家公務員より年収が比較的高いです。
さらに、司法府では最高裁判所・地方裁判所・家庭裁判所などで事務官や書記・調査官として働きます。
立法府では衆議院・参議院・国立国会図書館などで衆議院・参議院の総合職・一般職、国会図書館職員として働いています。