内定をとりあえず承諾するのはOK？リスクと取るべき行動を徹底解説

結論からいうと「内定をとりあえず承諾する」のは、法律上は問題ありません。

ただし、内定を承諾するというのは企業と採用予定者の間で労働契約を結ぶ行為にあたります。採用予定者の受け入れのために研修や備品などの準備が進んでいる段階で内定を取り消しにする場合、最悪の場合は損害賠償される恐れもあります。

しかし、企業と確認を取り合った上で、内定をとりあえず承諾する行為（内定保留）は法的な考慮をしたとしても大丈夫です。

「内定をとりあえず承諾してしまった」といって焦るのではなく、状況を整理して、企業とトラブルにならないような行動を心がけることが大切です。

世間的に内定をとりあえず承諾するのはアリなのか？

世間的に見ると、内定をとりあえず承諾する行為については意見が割れています。

（株）文化放送キャリアパートナーズが24卒を対象に行った調査で以下のことが明らかになりました。

参照：PR TIMES プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES

必ず入社しなければならない、と捉えている学生は1割程度。内定連絡を受けても、半数以上の学生が内定辞退も視野に入れているという結果になりました。

この結果から、内定辞退も念頭に入れながら就活をしている学生がほとんどといえるでしょう。