
あずさ監査法人の就職難易度は? 新卒の採用大学や学歴フィルターがあるか調査
有限責任あずさ監査法人は、世界4大国際会計事務所のひとつKPMGのメンバーファームです。研修制度の充実性や収入の高さで就活生からの人気も高い企業ですが、就職難易度が気になる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、あずさ監査法人の入社難易度や採用倍率、採用大学や採用実績、採用人数、そして学歴フィルターなど気になることについてご紹介します。あずさ監査法人の新卒の初任給や福利厚生、選考内容や公認会計士資格の必要性、4大監査法人(Big4)との比較情報についても、口コミをもとにご紹介しますので、就活生のみなさんはぜひ参考にしてみてください。
あずさ監査法人の就職難易度は? 人気度も併せて調査
あずさ監査法人は、監査法人を志望している学生で知らない人はいないほど、有名な法人のひとつです。特に、公認会計士資格を取得している方からの人気が高く、内定を獲得するにはハードルが高いと考えられます。
ここからは実際に、あずさ監査法人の就職難易度を確認していきましょう。就活生からの人気度や採用倍率にも触れているので、事前に確認しておいてくださいね。
「入社が難しい有名企業ランキング」上位200社の対象外
東洋経済オンラインの調査によると、あずさ監査法人は「入社が難しい有名企業ランキング」で上位200社の対象外ということが分かりました。
同じ業種である有限責任監査法人トーマツとPwCあらた有限責任監査法人もランクインしていないことから、監査法人は一般的な就活生にとって馴染みのない業界なのかもしれません。
しかし、入社後は会計に関する知識や英語力が必要になる場面も多いため、就職難易度は比較的高いと考えられます。
参照:東洋経済オンライン「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社
「就職人気ランキング」上位300社に入っていない
あずさ監査法人は、東洋経済オンラインの「就職人気ランキング」上位300社にもランクインしていないことが分かりました。
こちらも同業法人がランクインしていないことを考えると、就活生からの人気度は低いと考えられます。
実は、監査法人は人手不足の傾向が強く「売り手市場」が続いていると言われています。特に公認会計士の不足は顕著であるため、他の業界と比べると就職しやすいとも捉えられるでしょう。
ただし、新型コロナウイルスの影響などもあり、市況やトレンドは日々変化しているため、決して容易に就職できるわけではありません。
公認会計士の資格を持っておらず、監査法人に就職したいと考えている場合は狭き門となると心得ておきましょう。
採用倍率は113倍
リクナビによると、あずさ監査法人の2022年の入社人数が10名、2024年のプレエントリー候補リストの登録者数が1,131名であることから、採用倍率は約113倍となりました。
他の監査法人に関しては採用倍率が公開されていませんでしたが、基本的に倍率が100を超えると内定が難しいと言われているため、あずさ監査法人の採用倍率は非常に高いと言えるでしょう。
採用倍率が高い要因としては、毎年の採用人数が6~10名前後と少ないこと、資格の取得や会計知識などの採用ハードルが高いことが考えられるでしょう。
参照:リクナビ