
京王電鉄の就職難易度は? 新卒の採用大学や学歴フィルターがあるか調査
京王電鉄の就職難易度を知りたいと思うと、実際に面接を受けた人や働いてる人の声が気になりますよね。本記事では、京王電鉄の就職難易度をお伝えするために、採用倍率や採用大学、学歴フィルターがあるなどを徹底調査していきます。
京王電鉄の就職難易度は? 人気度も併せて調査
ここでは、東洋経済オンラインの「入社が難しい有名企業ランキング」や「就職人気ランキング」、採用倍率を参考にしながら紹介していきます。
就職難易度は「入社が難しい有名企業ランキング」で163位にランクイン
東洋経済オンラインが発表している2023年の「入社が難しい有名企業ランキング」では、京王電鉄は163位にランクインしていました。
順位 | 企業名 | 就職難易度 |
163位 | 京王電鉄 | 59 |
ランキング外 | 近鉄グループHD | ー |
ランキング外 | JR東日本 | ー |
ランキング外 | JR西日本 | ー |
ランキング外 | JR東海 | ー |
京王電鉄は入社が難しい有名企業の上位200位以内にランクインしていることから就職難易度が高いことが予想できます。
今回比較している鉄道関連業界の中では唯一ランクインしており、業界大手であるJR各社より入社が難しい企業にあげられているのは驚きですね。
京王電鉄は、鉄道だけでなく不動産・建築事業なども行っていることから、多種多様な学生からの応募が集まり倍率が高くなっていることで就職難易度が上がっていることが考えられます。
「就職人気ランキング」上位300社に入っていない
一方、東洋経済オンラインが発表している2023年の「就職人気ランキング」では、京王電鉄はランキング外でした。
順位 | 企業名 |
44位 | JR東日本 |
61位 | JR東海 |
ランキング外 | 近鉄グループHD |
ランキング外 | JR西日本 |
ランキング外 | 京王電鉄 |
京王電鉄は、人気企業の上位300位にはランクインしていませんでした。
また、京王電鉄はJR東日本などに比べると全国的な知名度は低く、入社が難しい有名企業の上位にランクインするほど就職難易度が高いことが、人気企業にランクインしなかった理由と考えられます。
採用倍率は133倍
リクナビによると、京王電鉄では2022年の採用実績人数が18名、プレエントリー候補リストの登録者数が2403名であることから、採用倍率は133倍となります。
大手企業の多くは倍率が100倍を超える中で、133倍という数字は京王電鉄の就職難易度が他の大手企業と同等に高いことを表しているのではないでしょうか。
下記の表では同業他社の採用倍率と比較してみましょう。
企業名 | 採用倍率 |
JR東海 | 103~202倍 |
京王電鉄 | 114倍 |
近鉄グループHD | 93~105倍 |
JR東日本 | 27~38倍 |
JR西日本 | 14倍 |
この表からも分かる通り、京王電鉄は同業他社の中でも比較的採用倍率が高いことがわかります。
京王電鉄の採用倍率が高くなっている理由の1つとして、「エントリー数に対する採用予定人数が少ないこと」が考えられます。リクナビによると、過去3年の採用実績は下記の通りでした。
- 2022年4月入社実績 2名
- 2021年4月入社実績 9名
- 2020年4月入社実績 6名
JR東日本を始めとする鉄道業界は学生人気が高く、その鉄道業界に属する京王電鉄も学生からの人気度は比較的高いものと予想できます。
その中でも、京王電鉄は採用人数が少ないため、業界内でも高い採用倍率となっていると考える事ができます。