search
ログイン質問する
dehaze
転職回数多い 人生終わり

転職回数多い=人生終わりはもう古い?新時代の転職術をチェック

「転職回数が多い=人生終わり」という価値観は、過去のものになりつつあります。積み上げてきたキャリアによっては、転職回数の多さについて、むしろ前向きに受け取られるケースも珍しいことではありません。ただし、転職回数が多い人が転職を有利に進めるには、押さえておくべきポイントがあります。本記事では、「転職回数が多い=人生終わりはもう古い」という視点のもと、転職回数の多い人が転職を成功に導くための秘訣を詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

「転職回数が多いと人生終わり」と言われるのはなぜ?

転職を検討する中で、「転職回数が多いと人生終わり」との言葉を目にしてショックを受ける転職経験者は少なくありません。そもそも「転職回数が多いと人生終わり」とされるのはいったいなぜなのか、まずはその理由から整理していきましょう。

企業に敬遠されがちだから

転職回数が多い人は、「転職へのハードルが低い人」とのイメージを持たれがち。

採用や教育にはコストがかかるため、辞めるリスクが高い人よりも、定着してくれそうな人を採用したいのが企業側の本音だからです。

転職回数が多ければ多いほど、企業から「この人を採用してもまた辞めるのではないか」と思われやすく、敬遠される可能性が高くなります。つまり、希望の条件での転職が叶いにくくなってしまうのです。

「転職=悪」という古い価値観が残っているから

日本には、1つの会社に定年まで勤め上げることを美徳とする昔ながらの価値観があります。そのため、転職を繰り返す人は、「仕事ができない人」「一般常識に欠ける人」「協調性のない人」といった偏見にさらされることが少なくありません。

採用担当者がこうした価値観を持つ人物だった場合、転職回数が多い人が採用を勝ち取ることは難しいのが現実です。
 

関連するQ&A

転職回数が多くても人生終わりではない理由

「転職回数が多いと人生終わり」といわれることもありますが、とはいえ、転職回数の多さは必ずしもデメリットになりません。むしろ、好意的に受け取られるケースもあります。

ここでは、転職回数の多さが転職活動時にポジティブに働く主なケースについて解説します。

多彩な経験がキャリアの強みになるから

転職回数の多さがポジティブに働く理由として、まず挙げられるのが「経験や知識の豊富さがキャリアの強みになる」点です。

柔軟な発想や多彩な知見を求める企業にとって、転職を重ねた人が持つ経験値は非常に魅力的。中には、敬遠するどころか、むしろ積極的に採用したいと考える企業も存在します。

JobQにも、次のようなQ&Aが寄せられました。
 

Q.転職を5回以上経験しても良かったなと思うことはありますか?

これまで転職を5回以上された方っていますか?
それでも、結果的に良い職場に恵まれたとか、今は長く働くことができてるって方いますか?
結局、それだけ転職回数が多くても良かったって方はいますか?

A.30代前半、転職回数4回です!
今はとても幸せです。転職をしたからこそ学べたことが多くて今はむしろ経験者数が多いことが武器にもなってます。

転職を傷だとは思わない方がいいと思いますよ。
転職回数が多いからその人は悪い、と言うような考えは古い会社です。

とにかく、転職したからこそ得られる経験があると思うので、それを誇りに思って生きましょう!

複数の企業で働いてきたからこそ得られた経験や知識は、時にキャリアの強力な武器になることが分かります。

転職回数を気にしない企業も増えているから

近年、「ジョブ型雇用」を導入する企業が増えています。

ジョブ型雇用とは、​​業務内容や必要なスキルを明示して人材を採用する雇用方式のことです。ジョブ型雇用では「今何ができるのか」が重視されるため、転職回数はそれほど問題にされません。

特に、技術発展が著しいIT業界では、即戦力を求めてジョブ型雇用を進める企業が増えています。こうした企業では、実力さえあれば転職回数は問われないのが一般的です。

関連記事
転職回数を気にしない業界はどこ?採用されるコツも紹介

優秀な人材ほど転職回数が多い傾向も

中には、自分のスキルを高めるため、より高度な仕事を求めて転職を繰り返す人もいます。

こうしたケースでは、転職を重ねるごとに高度なスキルや知識を身に付けていくため、優秀な人材ほど転職回数が多くなります。

明確な目的意識を持って転職をしてきた人に限られる話ではありますが、転職回数の多さがポジティブに働く好例といえそうです。
 

関連するQ&A

 

適職がみつかる『転職タイプ診断』-PR-

・現状にモヤモヤしている人

・どんな切り口で仕事を探したらいいのかわからない人

▶️「転職タイプ診断」で適職を探してみませんか?

3ステップで適職を見つける適職を見つけるには会員登録(無料)が必要

海外では何度も転職が当たり前?日本との違いをチェック

新卒から定年までを1つの企業で過ごすことが美徳とされる日本ですが、実はこの価値観は世界的に見ると少数派です。

世界の転職事情とは、いったいどのようなものなのでしょうか。

海外の平均転職回数は日本の数倍

次に挙げるのは、国ごとの平均勤続年数を一覧にしたものです。

日本 12.3
アメリカ 4.1
イギリス 7.8
ドイツ 10.5
韓国 5.9

日本人の平均勤続年数は、アメリカの実に3倍です。また、同じアジア圏の韓国と比較しても倍以上の差があります。

これらを踏まえると、世界的に転職はごく一般的なものであり、何度も繰り返すことがあたりまえの風潮にあるようです。1つの企業に生涯留まる日本のような働き方は、むしろ少数派といえるでしょう。

参照:データブック国際労働比較2023|労働政策研究・研修機構(JILPT)|第3−13−2表 性別・年齢階級別勤続年数

関連記事
【海外の転職に対する考え方】日本とアメリカの事情を徹底比較

日本の転職観も徐々に変化

グローバル化の進展とともに、日本でも転職に対する意識は変わりつつあります。

海外で働く日本人が増え、同時に日本で働く外国人が増える中で、人々の価値観も世界のスタンダードへと移行しつつあるといってよいでしょう。

特に若い世代を中心に、転職をポジティブにとらえる風潮が出てきました。日本における転職に対する考え方は、今まさに過渡期を迎えているのかもしれません。
 

関連するQ&A

キャリア・仕事についてこんな悩みはありませんか?-PR-

  • 1人だと何から始めればいいか分からない
  • 自分の強みが分からない
  • そもそも転職すべきか分からない
  • 第二新卒で大きな実績がありません
  • 向いていることや何をやりたいか分からない

現状に悩んでいるならdodaに登録(無料)してキャリアアドバイザーに相談しませんか?

転職回数が多くて人生終わるのはこんな人!

一概に転職回数が多いからといって、全員が「人生終わり」というわけではありません。しかし、一部には、周囲から「人生終わりなのでは?」と思われてしまうような人がいるのもまた事実。

転職回数が多くて人生が終わってしまう人とは、具体的にどのような人なのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

自己分析をせずに転職を繰り返す人

自分の強みや適性を理解せずに転職を繰り返していると、なかなか自分に合った仕事に出会えません。結果、短期間で辞めることの繰り返しに。

転職をする際は、自己分析をしっかり行い、自分に合った仕事を見つけることが大切です。

転職理由が常にネガティブな人

「上司と合わない」「給料が安い」など、転職理由が常にネガティブな人は、ものごとの悪い面にばかり目を向けてしまうため、どんな職場であっても満足できません。

「この職場は○○が足りない」「また△△な上司ばかりの会社に当たってしまった」と、スキルアップできないままに、目的のない転職をいつまでも繰り返してしまいます。

関連記事
面接で退職理由が思いつかない時に使える例文6選!対処方法や気を付けるポイントを紹介

スキルアップを怠る人

転職回数の多さがポジティブに働くのは、転職ごとにスキルを磨いてきた人のみです。スキルアップを怠った結果、転職回数とスキルとが見合わない人は、企業から高く評価されることはありません。

転職を重ねるごとに提示される待遇も悪化し、「人生終わった」と感じる未来を迎えやすくなってしまうでしょう。

転職先について十分に研究しない人

給料や休暇制度など、表面的な条件だけで転職先を決めると、入社後のギャップに苦しむことになりがちです。

転職先とのミスマッチを防ぐには、企業の事業内容や将来性・社風など、できる限り多くの情報を集めて転職先を選ぶことが大切。転職先について十分に研究することは、求職者としてのマナーと心得ましょう。

年齢を考慮せずに転職を繰り返す人

20代なら転職を繰り返しても、まだキャリアの幅は広いですが、30代、40代と歳を重ねるごとに、転職はハードルが上がっていきます。

JobQでは、「Q.転職回数が多い人に特徴はありますか?」との質問に対し、次のような回答が寄せられました。

 

Q.転職回数が多い人に特徴はありますか?

来年新卒のものなですが、転職をいっぱいする人に特徴はあるのでしょうか?転職回数が多いと転職活動が不利になったりと聞くので、とても気になっています。

「飽き性」など、性格的なものと、企業とマッチしなかった、などいろいろ理由はあると思うのですが、特徴はあったりしますか?

今のうちになおせるところは直していきたいと思っています。ご回答よろしくお願い致します。

会社に転職回数の多い社員がいました。もう辞めてしまいましたが。
職歴をみると2~3年以内で会社を辞めることを繰り返していました。

案の定ですが、逃げ癖がある人でしたね。自分で努力して困難を乗り越えるのではなく、誰かになんとかしてもらうという「与えてもらう」思考が定着していると感じました。

なにか不満あるたびに会社に要求を突きつけて、通らないと怒りだして辞めるという行動でしたね。わがままな子供が、そのまま大人になり、わがままを聞いてくれる親の代わりを会社に求めているような印象を受けました。(その人は40代でしたけど)

~中略~

20代や30代前半の転職は問題にならないと思いますが、30代後半からは部下を持ってマネジメントすることが求められる年齢ですので、キャリアを深めていない人は転職厳しくなると思います。

自分が誰かに「与える」ことを意識して仕事に取り組めば、そういう道には行かないと思います。

年齢を重ねても転職を繰り返す人は、周囲にネガティブな印象を与えやすいようです。

年齢にふさわしいキャリアプランを描き、慎重に転職を選択することが賢明と言えるでしょう。
 

関連するQ&A

転職回数が多くてもキャリアアップできる!成功のポイント

転職回数が多くても、キャリアアップは十分に可能です。転職回数を武器に変え、転職を成功させるためのポイントを紹介します。

自己分析で強みと適職を明確にする

前述の通り、自己分析は転職成功の鍵を握ります。自分の強みは何か、どんな仕事が向いているのかについて、転職活動のための準備としてじっくり見つめ直してみましょう。

適職が明確になれば、書類選考や面接で自分をアピールしやすくなります。面接官に「この人なら活躍してくれそう」と思わせることが大切です。

転職理由をポジティブに語る

転職理由を尋ねられた際、ネガティブなエピソードは避けましょう。

具体的には、「前職で◯◯のスキルを身に付けたので、それを活かせる場を探している」など、ポジティブな転職理由を考えるのがおすすめです。

仮に「上司と折り合いが悪く転職しました」などネガティブなエピソードを回答した場合、「同じ理由で辞めてしまうのでは」と思われるのはもちろんのこと、あなた自身にネガティブなイメージが残ってしまう可能性が高いので注意しましょう。

即戦力となるスキルをアピールする

転職回数が多くても、即戦力となるスキルがあれば、多くの企業は歓迎します。

特に効果的なのが、IT業界であればプログラミングスキル・営業職であれば顧客折衝力など、ポジションに応じた専門スキルをアピールする方法。

「入社後すぐに活躍できる」と思わせられるため、採用の可能性が高まります。

関連するQ&A

まとめ

「転職回数が多いと人生終わり」との言葉が聞かれることもありますが、これは決して事実ではありません。

社会の変化とともに、転職に対する考え方も変わりつつあります。「転職=ネガティブなこと」とのイメージも変わりつつあるのが現状です。

とはいえ、転職の多さをプラス要素として見てもらうためには、それなりの知識やスキルを身に付けていなければなりません。

コツコツと努力を重ねることはもちろんですが、リスキリングに挑戦したり、新たな可能性を求めてキャリアカウンセリングを利用したりと、攻めのアクションを起こしてみるのもおすすめです。
 

この記事に関連するQ&A

すべて見る

 

適職が見つかる『転職タイプ診断』!-PR-

現状にモヤモヤしている人、自分にあった仕事の探し方がわからない人は診断してみませんか?

3ステップで適職がみつかる会員登録(無料)が必要 

レクタングルバナー
JobQ Townでは仕事にまつわる
あらゆる疑問を匿名で質問できます
Q&A16,000件 / 回答数35,000件
約90%の質問に回答が寄せられています。
googleGoogleで登録して質問する
lineLINEで登録して質問する
メールアドレス・別アカウントで登録
レクタングルバナー
JobQ Townでは仕事にまつわる
あらゆる疑問を匿名で質問できます
Q&A16,000件 / 回答数35,000件
約90%の質問に回答が寄せられています。
googleGoogleで登録して質問する
lineLINEで登録して質問する
メールアドレス・別アカウントで登録