
【39歳の平均年収】中央値・手取り額はいくら?男女・学歴別にも紹介!
39歳の平均年収は486万円です。ただし平均年収は学歴・企業規模・地域などによって異なります。自分の年収が平均と比べて高いのか、低いのかをチェックして、今後のキャリアを考える参考にしてみてはいかがでしょうか。年収アップのポイントも紹介します。
39歳の平均年収は486万円
dodaの調査「年齢・年代別に見る日本の平均年収」によると、39歳の平均年収は486万円。月収換算で30.4万円という結果でした。
男性は年収550万円、女性は年収396万円で、男性の平均年収の方が156万円高いことが分かります。
参照:年齢・年代別に見る日本の平均年収(平均年収ランキング最新版) |転職ならdoda(デューダ) |転職ならdoda(デューダ)
※年収は、給与と賞与込みで16カ月分として計算
「平均値」のからくりに注意!
平均年収は一部の高額所得者が平均値を押し上げている可能性があるため、中央値を参考にするほうが実態に近い場合があります。例えば年収が1,000万円・200万円・150万円の3人の平均は450万円ですが、中央値は200万円です。このように、平均値だけでは実際の年収とかけ離れてしまう可能性があるため、年収を比較する時は平均値と合わせて中央値も確認しましょう。
39歳の年収中央値は450万円
dodaの調査「年齢・年代別に見る日本の平均年収」によると、39歳の年収中央値は450万円。月収換算で28.1万円という結果でした。
平均年収486万円と比べると、中央値は36万円低い金額です。平均値と中央値の金額は大きく離れてはいませんが、年収の高低に差が出てき始めていることが分かります。
男女の年収の中央値を比較すると、男性500万円・女性360万円であり、男女で140万円の差があることが分かります。正社員のみの調査であるにもかかわらず、男女差が明確に出た結果となりました。
参照:年齢・年代別に見る日本の平均年収(平均年収ランキング最新版) |転職ならdoda(デューダ)
※年収は、給与と賞与込みで16カ月分として計算
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39歳の平均手取り年収は389万円
給与の額面のうち、手取り額は75〜80%ほどといわれています。dodaの調査「年齢・年代別に見る日本の平均年収」の年収を元に計算すると、39歳の平均手取り額は389万円です。
1ヶ月あたりの手取り額は24.3万円と計算できます。ただしこの1ヶ月あたりの手取り額は、ボーナス4ヶ月分を含む手取り年収を12ヶ月で割った金額です。実際の1ヶ月あたりの手取り額とは異なる点に注意しましょう。
参照:年齢・年代別に見る日本の平均年収(平均年収ランキング最新版) |転職ならdoda(デューダ)
※手取りは平均年収に0.8をかけて計算
※年収は、給与と賞与込みで16カ月分として計算
39歳の平均年収|学歴・企業規模・地域別!
平均年収は学歴・企業規模・地域といった条件によって異なります。状況別の平均年収を知ることで、自分の年収が平均と比べてどの程度なのかをより詳しく見ていきましょう。
【最終学歴別】39歳の平均年収
厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」に掲載されている学歴別の数値とdodaの平均年収ランキングを元に計算すると、最終学歴別の39歳の平均年収は上記のようになりました。
高卒と大学卒では142万円、高卒と大学院卒では264万円の差が出ています。最終学歴が年収に大きな影響を及ぼすことが分かる結果です。
参照:
令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 学歴別|厚生労働省
年齢・年代別に見る日本の平均年収(平均年収ランキング最新版) |転職ならdoda(デューダ)
※年収は、給与と賞与込みで16カ月分として計算
【企業規模別】39歳の平均年収
厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」に掲載されている企業規模別の年収とdodaの平均年収ランキングを元に計算すると、企業規模別の39歳年収は上記のようになりました。
同調査では、常用労働者の数で企業規模を区分けしています。1,000人以上で「大企業」、100~999人で「中企業」、10~99人で「小企業」です。
39歳の平均年収は、企業規模が大きいほど高い傾向があります。大企業と小企業を比較すると、大企業の年収が約101万円高い結果です。
参照:
令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 企業規模別にみた賃金|厚生労働省
年齢・年代別に見る日本の平均年収(平均年収ランキング最新版) |転職ならdoda(デューダ)
※年収は、給与と賞与込みで16カ月分として計算
【地域別】39歳の平均年収
厚生労働省の令和4年賃金構造基本統計調査によると、47都道府県のうち最も賃金が高いのは東京都、最下位は青森県でした。
同調査とdodaの平均年収ランキングを元に31歳の平均年収を計算すると、1位の東京都の平均年収は585.3万円、最下位の青森県の平均年収は385.9万円。1位と最下位で約200万円の差があります。
地域によって賃金が大きく変わることが分かる結果です。
参照:
令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 都道府県別にみた賃金|厚生労働省
年齢・年代別に見る日本の平均年収(平均年収ランキング最新版) |転職ならdoda(デューダ)
※年収は、給与と賞与込みで16カ月分として計算
【役職別】39歳の平均年収
厚生労働省とdodaの平均年収ランキングを元に、39歳の役職別の平均年収を算出しました。
同じ39歳でも、役職によって平均年収に大きな差があることが分かります。部長級と非役職者では2倍以上の差があります。役職に就くか就かないかは、年収を大きく左右する重要な要素といえそうです。
参照:
令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 企業規模別にみた賃金|厚生労働省
年齢・年代別に見る日本の平均年収(平均年収ランキング最新版) |転職ならdoda(デューダ)
※年収は、給与と賞与込みで16カ月分として計算
※平均年収を非役職者と仮定して計算
39歳の平均支出・貯蓄額!年収と比較
39歳では、今後のライフステージの変化を見越して、貯蓄や投資について考えている人もいるでしょう。
貯蓄ができる家計かどうかは、収入と支出のバランスで決まります。平均支出や貯蓄額を確認して、年収に対して適切な支出や貯蓄額となっているかを確認しましょう。
1人暮らし(単身世帯)
39歳の平均年収からの手取りは388.8万円、月間の手取り額は24.3万円です。この収入を元に、各生活費の金額の目安について見ると、毎月の食費は6.5万円、住居費は8.1万円までに抑えるといいことがわかります。特に住居費は、都心に住んでいる場合は抑えるのが難しい金額かもしれません。
また、39歳が毎月手取りの10〜15%ほど貯金・貯蓄をする場合、毎月約3.9万円を生活費に回さずに貯めておく必要があります。
参照:
令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 雇用形態別にみた賃金|厚生労働省
年齢・年代別に見る日本の平均年収(平均年収ランキング最新版) |転職ならdoda(デューダ)
家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]
2人以上の世帯
2人以上の世帯では、夫婦片働きである前提で算出した数値で計算しています。39歳の年間の手取り目安は388.8万円、月間の手取り額は24.3万円であり、この収入の人が1馬力で家計を支える前提で収支の目安を算出しました。
単身世帯と比べ、もっとも金額に差が見られるのが「食料」で、77.8万円から97.2万円と大幅に増加しています。「被服及び履物」や「教育」にまつわる支出も増える傾向があり、結果として貯蓄額が46.7万円から23.3万円と減少しています。
この貯蓄額について、将来の備えとしてはやや心もとないと感じる人が多いかもしれません。共働き世帯が急増している背景がよく分かる結果といえそうです。
参照:
令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 雇用形態別にみた賃金|厚生労働省
年齢・年代別に見る日本の平均年収(平均年収ランキング最新版) |転職ならdoda(デューダ)
家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]
39歳の月額資産運用額・投資額は?
政府による強力な推奨を背景に、投資をはじめとする資産運用に興味を持つ人が増えています。39歳正社員の場合、平均資産運用額と投資額はどの程度なのでしょうか。
表の数値は、dodaとJob総研のデータから算出したものです。
平均年収が486万円の39歳正社員の場合、1カ月あたり7.5万円を投資や資産運用に回しているとの結果となりました。また、平均年収が39歳正社員として中央値の450万円の場合、1カ月あたりの投資・資産運用額は2.7万円です。
同じ39歳正社員でも、年収が平均と中央値とでは、投資や資産運用にかける金額に大きな違いがあることが分かります。無理なく将来設計を進めるため、自分の収入に応じた資産形成を目指しましょう。
参照:
Job総研「2024年 老後資金の意識調査」を実施 | JobQ[ジョブキュー]
年齢・年代別に見る日本の平均年収(平均年収ランキング最新版) |転職ならdoda(デューダ)
正社員の年収中央値は?年齢別・都道府県別にも解説(平均年収ランキング【最新版】) |転職ならdoda(デューダ)
39歳で年収アップを狙うコツ
「平均年収に届いていない」「平均年収は超えているけれどもっと稼ぎたい」といった理由で年収アップを目指しているなら、コツを押さえておくのがポイントです。ここでは年収アップにつながる3つのコツを紹介します。
高収入の企業へ就職
年収アップを目指すなら、まずは高収入の企業への就職を目指しましょう。今現在の年収が平均以下であっても、高収入の企業へ就職できれば、年収アップがかないます。
高収入の企業へ就職するには「成果主義」「平均年収の高い業界」「大企業」を見極めるのがポイントです。
例えばdodaの調査「平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」によると、平均年収ランキングは以下の通りです。
高収入の企業を見極めるポイントにならうなら、金融業界やメーカー業界の大企業から、成果主義を採用している企業を探すとよいでしょう。
副業
本業の他に副業に取り組むことで、年収アップを目指す方法もあります。休日を利用してアルバイトをする他、インターネットを通して在宅でできる仕事に取り組んでもよいでしょう。
自分のブログやSNSの投稿に広告を掲載して収入を得る、アフィリエイトに取り組んでいる人もいます。得意分野や趣味を活かした副業に取り組むことで、効率的に稼げるかもしれません。
JobQに寄せられた副業に関する質問もチェックしましょう。
Q.副業で20万円稼ぎたいのですが未経験で出来るものはありますか?
副業で未経験から在宅で出来るものってありますか?
目標は月20万です。
いきなり20万は無理ですがこつこつやれば…続きを見る
資格・スキルアップ
資格を取得したりスキルアップしたりすれば、今在籍している企業で昇給できる可能性があります。資格手当の対象になる資格や、評価の対象となる資格が設けられていないか確認してみましょう。
また資格やスキルを獲得していれば、より良い条件の企業に就職できる可能性が高まります。
年齢別の平均年収|早見一覧表
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