
ボーナスは月給の何ヶ月分?一般企業・公務員・年代で相場を解説!
「ボーナスはいったい月給の何ヶ月分もらえるのだろう?」「他の会社の支給額はどれくらい?」就職して間もない時期は、そんな疑問を抱きがちです。この記事では、そんな気になるボーナス事情について、データをもとにわかりやすく解説しています。ボーナスの平均支給月数や業界別の相場・企業規模による違いなどをチェックして、自社のボーナス水準を考える参考にしてください。
ボーナスは月給の何ヶ月分?
ボーナスは、月給の何ヶ月分を支給されるのが一般的なのでしょうか。まずは、政府が公開している資料をもとに、平均的なボーナスの支給額について解説します。
一般企業のボーナスは月給の何ヶ月分?
厚生労働省の「毎月勤労統計調査」によると、2023年度の年間ボーナス平均支給額は、夏のボーナスが397,129円、冬のボーナスが395,647円で、年間合計は792,776円でした。
平均月給(決まって支給する給与の平均)は353,181円であり、これを基準に計算すると(792,776円÷353,181円 )、年間ボーナスは月給の約2.24ヶ月分に相当します。
JobQには、ボーナスの支給額について次のような質問が寄せられました。
冬のボーナスを何ヶ月分皆さんの企業では支給されましたか?
皆さんの所属している企業は、冬はボーナス何ヶ月分支給されますか?
自分の会社は二ヶ月です。皆さんはどうでしょう?
業種と業界と会社によって違いすぎるので…続きを読む
平均はあくまでも平均であり、実際の支給額は企業規模や業界・個人の実績によって大きく変わります。20代の若手社員の場合、全体の平均よりも少なめになるので注意が必要です。
参照:
厚生労働省|毎月勤労統計調査 令和5年9月分結果速報等
厚生労働省|毎月勤労統計調査 令和6年2月分結果速報等
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▶︎夏のボーナスの平均はいくら?企業規模・年代別の平均額もチェック
▶︎冬ボーナスの平均額はいくら?産業別・大手企業の支給額を紹介!
公務員のボーナスは月給の何ヶ月分?
人事院による「令和5年 給与勧告の骨子」によると、2024年の国家公務員のボーナスは給料の4.5ヶ月分が支給される予定です。夏と冬それぞれ2.25ヶ月分で、内訳は「期末手当」が1.225ヶ月、「勤勉手当」が1.025ヶ月です。
直近の平均支給額は、2023年冬のボーナスが約674,300円・2024年夏が約659,400円となっています。
なお地方公務員の場合、支給額・支給日ともに各自治体の条例で定められています。自治体によって異なりますが、基本的には国家公務員に準じます。
参照:
人事院「令和5年 給与勧告の骨子」
内閣官房内閣人事局|令和5年12月期の期末・勤勉手当を国家公務員に支給
内閣官房内閣人事局|令和6年6月期の期末・勤勉手当を国家公務員に支給