【48歳 平均年収】中央値・手取り額はいくら？男女・学歴別にも紹介！

（単位：万円）
参照：年齢・年代別に見る日本の平均年収（平均年収ランキング最新版） ｜転職ならdoda（デューダ） ｜転職ならdoda（デューダ）
※年収は、給与と賞与込みで16カ月分として計算

dodaの調査「年齢・年代別に見る日本の平均年収」によると、48歳の平均年収は527万円でした。

月収換算で32.9万円という結果です。

男性は年収608万円、女性は年収414万円で、男性の平均年収の方が194万円高いことが分かります。

「平均値」のからくりに注意！
平均年収は一部の高額所得者が平均値を押し上げている可能性があるため、中央値を参考にするほうが実態に近い場合があります。

例えば年収が1,000万円・200万円・150万円の3人の平均は450万円ですが、中央値は200万円です。

このように、平均値だけでは実際の年収とかけ離れてしまう可能性があるため、年収を比較する時は平均値と合わせて中央値も確認しましょう。

48歳の年収中央値は460万円

（単位：万円）
参照：年齢・年代別に見る日本の平均年収（平均年収ランキング最新版） ｜転職ならdoda（デューダ）
※年収は、給与と賞与込みで16カ月分として計算

dodaの調査「年齢・年代別に見る日本の平均年収」によると、48歳の年収中央値は460万円、月収換算で28.8万円という結果でした。

平均年収527万円と比べると、中央値は67万円低い金額です。平均値と中央値の金額は大きく離れてはいませんが、年収の高低に差が出てき始めていることが分かります。

男女の年収の中央値を比較すると、男性550万円・女性360万円で、男女で190万円の差があることが分かります。正社員のみの調査であるにもかかわらず、男女差が明確に出た結果となりました。

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48歳の平均手取り年収は422万円

（単位：万円）
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※手取りは平均年収に0.8をかけて計算
※年収は、給与と賞与込みで16カ月分として計算

給与の額面のうち、手取り額は75〜80％ほどといわれています。dodaの調査「年齢・年代別に見る日本の平均年収」の年収を元に計算すると、48歳の平均手取り額は422万円です。

1ヶ月あたりの手取り額は26.4万円と計算できます。ただしこの1ヶ月あたりの手取り額は、ボーナス4ヶ月分を含む手取り年収を12ヶ月で割った金額です。実際の1ヶ月あたりの手取り額とは異なる点に注意しましょう。

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続いてJobQ Townに投稿された、年収に関するQ&Aを見てみましょう。

40代女性の平均年収は400万円って、本当にこんなにもらえるの？

20代後半の女性です。
子育てが落ち着いた40代女性の平均年収のリアルは、どのくらいになるのでしょうか…？

平均は400万円前後と聞いたことがあります。
確かに、今はリモートやフレックス勤務が可能な職場も多くなり子育てをしている方も働きやすくなりました。
しかし、400万円まで年収が戻るイメージがつきずらく、逆に疑問に感じています。
リアルな実態はどうなのか気になりました。

現在20代後半なのですが、平均よりも低く見積もって、ライフプランを立てています。
今後のライフプランを考える上で、リアルな情報を参考にさせていただきたく、教えていただけると幸いです。

私の会社の場合ですが、順当に昇進して40代で700-1000万ぐらい、うちの奥さんの会社だと…続きを見る

平均年収は学歴・企業規模・地域といった条件によって異なります。状況別の平均年収を知ることで、自分の年収が平均と比べてどの程度なのかをより詳しく見ていきましょう。

【最終学歴別】48歳の平均年収

（単位：万円）
参照：
令和４年賃金構造基本統計調査　結果の概況　学歴別｜厚生労働省
年齢・年代別に見る日本の平均年収（平均年収ランキング最新版） ｜転職ならdoda（デューダ）
※年収は、給与と賞与込みで16カ月分として計算

厚生労働省「令和４年賃金構造基本統計調査」に掲載されている学歴別の数値と、dodaの平均年収ランキングを元に計算すると、最終学歴別の48歳の平均年収は上記のようになりました。

高卒と大学卒では203万円、大卒と大学院卒では176万円の差が出ています。最終学歴が年収に大きな影響を及ぼすことが分かる結果です。

【企業規模別】48歳の平均年収

（単位：万円）
参照：
令和４年賃金構造基本統計調査　結果の概況　企業規模別にみた賃金｜厚生労働省
年齢・年代別に見る日本の平均年収（平均年収ランキング最新版） ｜転職ならdoda（デューダ）
※年収は、給与と賞与込みで16カ月分として計算

厚生労働省「令和４年賃金構造基本統計調査」に掲載されている企業規模別の年収とdodaの平均年収ランキングを元に計算すると、企業規模別の48歳の年収は上記のようになりました。

同調査では、常用労働者の数で企業規模を区分けしています。1,000人以上で「大企業」、100～999人で「中企業」、10～99人で「小企業」です。

48歳の平均年収は、企業規模が大きいほど高い傾向があります。大企業と小企業を比較すると、大企業の年収が約139.5万円高い結果です。

【地域別】48歳の平均年収

（単位：万円）
参照：
令和４年賃金構造基本統計調査　結果の概況　都道府県別にみた賃金｜厚生労働省
年齢・年代別に見る日本の平均年収（平均年収ランキング最新版） ｜転職ならdoda（デューダ）
※年収は、給与と賞与込みで16カ月分として計算

厚生労働省の令和４年賃金構造基本統計調査によると、47都道府県のうち最も賃金が高いのは東京都、最下位は青森県でした。

同調査とdodaの平均年収ランキングを元に48歳の平均年収を計算すると、1位の東京都の平均年収は634.7万円、最下位の青森県の平均年収は418.5万円です。1位と最下位で210万円以上の差があります。

地域によって賃金が大きく変わることが分かる結果です。地方と比較して、都心部の方が給与が高い傾向にあることがわかります。

【役職別】48歳の平均年収

（単位：万円）
参照：
令和４年賃金構造基本統計調査　結果の概況　企業規模別にみた賃金｜厚生労働省
年齢・年代別に見る日本の平均年収（平均年収ランキング最新版） ｜転職ならdoda（デューダ）
※年収は、給与と賞与込みで16カ月分として計算
※平均年収を非役職者と仮定して計算

厚生労働省「令和４年賃金構造基本統計調査」とdodaの平均年収ランキングを元に、48歳の役職別の平均年収を算出しました。

同じ48歳でも、役職によって平均年収に大きな差があることが分かります。部長級と非役職者は500万円以上の差があります。

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続いてJobQ Townに投稿された、年収に関するQ&Aを見てみましょう。

Q.日本の平均年収433万を超えないと負け組ですか？

社会人です。

最近、国税庁の統計を見て日本の平均年収が433万だと知りました。

https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2020.htm

私はまだまだ平均にすら達しておらず日本人の中でも年収が低い部類であることを気にしてしまいます。

みなさんは、平均年収より少ない人間をビジネスマンとして負け組だと思いますか？

私の気にしすぎでしょうか。

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48歳では、今後のライフステージの変化を見越して、貯蓄や投資について考えている人もいるでしょう。

貯蓄ができる家計かどうかは、収入と支出のバランスで決まります。平均支出や貯蓄額を確認して、年収に対して適切な支出や貯蓄額となっているかを確認しましょう。

1人暮らし（単身世帯）

（単位：万円）

dodaの調査「年齢・年代別に見る日本の平均年収」から算出した手取り額から、JobQ Town調査の家計の目安を元に48歳の1人暮らし世帯の支出額を算出した数値を表にしました。

金融広報中央委員会の調査「家計の金融行動に関する世論調査［単身世帯調査］」によると、手取りから貯蓄に回す割合で最も多いと回答した人は10～15％（※）と言う結果でした。

48歳で毎月手取りの10〜15％ほど貯蓄をするには、生活費を30.9万円前後に抑えるとよいとわかります。

紹介した表と比べて、自分の生活費は高いでしょうか？低いでしょうか？目安より高くなっている項目を見直すことで、バランスの良い家計を目指せます。

（※）「 家計の金融行動に関する世論調査［単身世帯調査］」の各種分類別データにおける、「年間手取り収入(臨時収入を含む）からの貯蓄割合（金融資産保有世帯）」より参照

2人以上の世帯

(単位：万円)

2人以上の世帯での、支出の目安は上記の通りです。2人のうちどちらか一方のみが働く片働きを前提に算出した数値となります。

48歳の平均年収で1馬力で暮らす場合、家計のやりくりに工夫が必要かもしれません。娯楽を減らす必要が出てくる、十分な貯蓄が難しい、といったことも起こります。

どちらかの実家に同居している、といった理由で家賃がかからない場合には余裕が出てきますが、一般的にはパートナーの収入がないと家計は苦しくなりがちです。

dodaの平均年収・年収中央値をもとに、Job総研の全体平均年収・中央値における48歳の平均年収・中央値を割合で算出しました。

算出された割合を、Job総研の「投資・資産運用の1ヶ月あたりの額」にかけて、48歳の月額投資・資産運用額の平均値・中央値として表に示しています。

（単位：万円）
参照：
Job総研「2024年 老後資金の意識調査」を実施 | JobQ[ジョブキュー]
年齢・年代別に見る日本の平均年収（平均年収ランキング最新版） ｜転職ならdoda（デューダ）
正社員の年収中央値は？年齢別・都道府県別にも解説（平均年収ランキング【最新版】） ｜転職ならdoda（デューダ）

48歳の月額投資・資産運用額は、平均額8.2万円・中央値2.8万円です。

差があることから、資産運用額のバラつきが大きいと分かります。

「平均年収に届いていない」「平均年収は超えているけれどもっと稼ぎたい」といった理由で年収アップを目指しているなら、コツを押さえておくのがポイントです。ここでは年収アップにつながる3つのコツを紹介します。

高収入の企業へ就職

年収アップを目指すなら、まずは高収入の企業への就職・転職を目指しましょう。今現在の年収が平均以下であっても、高収入の企業へ就職できれば、年収アップがかないます。

高収入の企業へ就職するには「成果主義」「平均年収の高い業界」「大企業」を見極めるのがポイントです。

例えばdodaの調査「平均年収ランキング（業種別の平均年収／生涯賃金）【最新版】」によると、平均年収ランキングは以下の通りです。

参照：年齢・年代別に見る日本の平均年収（平均年収ランキング最新版）

各平均年収の詳細に関しては上記リンクからご覧いただけます。