
【年収1000万円は本当にすごい?】税金と手取りはいくら?稼ぐ人の割合や生活レベルを紹介
年収1000万円は平均(年代・男女別)と比較して高いでしょうか?また、年収1000万円は日本人の何割くらいの人が稼いでいるのでしょうか?年収1000万円の手取り額で実現できる生活レベルや、結婚・子育て・マイホームなどのライフプランについても見ていきましょう。
年収1000万円は平均より高い?低い?
国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、平均年収は、男女計で460万円という結果でした。年収1000万円の場合、平均年収よりも540万円ほど高いことがわかります。
年収1000万円以上は全体の5.5%
年収1000万円は「1,000万円超〜1,500万円以下」に該当し、これは全体の4.0%を占めることがわかっています。25人のうち1人が存在する計算です。
1000万円以上に該当するのは全体の約5.5%だけです。このことから年収1000万円は高めの金額といえます。
また、男女計の平均年収が460万円であることからも、高所得世帯が全体の平均額を上げていることが伺えます。
年代別の平均年収
年代別の平均年収を見てみましょう。年収1000万円はどの年齢帯の平均収入よりも高い年収です。
なお、60歳以上の定年退職までは、年齢の上昇とともに年収は上昇傾向で、定年退職を迎える60歳以降は下降しています。
JobQTownに年収とスキルに関する質問が来ていたので見ていきましょう。
年収1000万以上を目指せる仕事ではどんなスキルや経験が必要ですか?
年収1000万以上を目指せる仕事を
探しているのですが
どのようなスキル、経験が必要ですか?
サラリーマンとしてか独立かで変わってきます。私はサラリーマンで1000万超えているのでサラリーマンの方を回答します。
サラリーマンであれば、なにより...続きを見る
関連記事
▶︎40代で年収1000万円を稼ぐ人の割合は?どんな業種が多いか解説
男女別の平均年収
男性と女性では平均年収に大きな開きがあることがわかっています。
国税庁の調査によると、男性の平均年収が569 万円であるのに対し、女性は316 万円という結果です。年収1000万円の場合、男性であれば平均よりも431万円高く、女性であれば平均より684万円高いことがわかります。
さらに、平均年収の割合に関して、男性で最も多いのは「400万円超〜500万円以下」、女性は「100万円超〜200万円以下」という結果でした。
男女別の年収推移
同調査における男女別の年収推移をみると、男性は年齢が高くなるにつれて年収が上昇傾向にあります。
男性の平均年収のピークは55~59歳で712 万円で、定年退職を迎える60歳以降は下降しています。
一方で女性の場合、年齢による年収の変化は大きく見られませんでした。