
【シンクタンク】日本の企業ランキングや年収などを徹底解説
シンクタンクへ就職・転職を考えている方向けの記事です。シンクタンクの比較対象としてコンサルタントがよく上がりますが、仕事内容の違いはあるのでしょうか。今回はシンクタンクの企業の年収ランキングや売上ランキングもご紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。
シンクタンクの意味とは
世界には6,000を超えるシンクタンクが存在しています。
また、日本でも100を超えるシンクタンクが幅広い分野で数多くの調査・研究・提言を行っています。
◯シンクタンク
政治経済や科学技術など幅広い分野の専門家がそれぞれの課題について、調査・研究を進め、それを報告書として纏めた上で提言することを主とする組織
高度な専門知識が必要であることから、頭脳工場と呼ばれることもあります。
今回は、日本でもこれからの成長が見込める、このシンクタンクについて考えていきたいと思います。
コンサルタントとシンクタンクの意味の違いとは
シンクタンクを語る上で、よく比較されるのが「コンサルタント」です。
馴染みのない人にとっては、その違いがよく分からないと思います。
コンサルタントがクライアントの課題解決を目的としているのに対して、シンクタンクは調査・研究・分析を目的としている違いがあります。
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▶︎シンクタンクとコンサルタントの違いとは?簡単に解説します
ただ、最近の大手シンクタンクでは、調査・研究・分析に留まらずコンサルティングサービスの提供にも力を入れ始めています。
そのため、その違いは小さくなってきているといえます。
ここでJobQに寄せられた、シンクタンクとIT企業どちらに就職すべきかというQAをご紹介します。投稿された回答を通じてシンクタンクへの理解が深まるかと思いますので、ぜひご覧ください。
現在就職活動をしている21卒の学生です。
内々定を頂いた企業のうち
①外資系ITのSE
②シンクタンクのIT部門
以上の2つで大変迷っており、皆様のご意見を頂戴したく投稿させていただきました。(企業名は伏せさせていただきます。)どちらも大変いい会社だと思っております。福利厚生もかなり整っていて女性でも長く働き続けやすい環境です。私が思う両社の魅力と懸念点を以下に述べます。
①魅力: 制度や働く人に関しては、外資らしくダイバーシティに富んでいる。一方で社風は外資と日系のハイブリッド。新卒は特に人柄をみて採用していると聞いたことがあるが、実際今までお会いした社員さん方は、皆さん誠実そうで雰囲気や人柄の良い方が多い。
懸念点: 退職者が多く、転職や中途採用も多め。成果主義に能力的についていけるか。本社の意向が色濃く反映され、リストラも定期的に行われており、コロナ騒動が収まったあとの組織再編で大規模リストラがあるのではないか。
②魅力: 内販のみなので安定志向で、長く在籍される方が多い。某メガバンクがバックにおり、会社の基盤も安定している。お会いした社員さん方は、真面目で頭の回転が早く、論理的な方が多い印象。採用に関しては学生のことをよく考えてくれていて、面談等向こうから度々セッティングしてくれている。
懸念点: THE日系といった社風。年功序列や、若い女性がお酌する、といった古い体質が一部ではまだ残っているらしい。「内定を出したら、他を辞退してうちに入社してくれますか」といった趣旨のことを電話や面談等で繰り返し聞かれ、有無を言わせぬ感じが少し苦手だった。(贅沢言ってすみません…)
長文失礼いたしました。
ファーストキャリアはやはり大事だと思っているので、とても悩んでいます。皆さんだったら、どのような観点でどちらを選ばれますか?
Big4(デロイト、PwC、E&Y、KPMG)でITコンサル経験者です。
システム関連のプロジェクトマネージャーやITコンサルを将来のキャリアに考えていらっしゃるようでしたら、その2社だと外資の方が良いと思います。
まず、社風ですが、お察しの通りです。2社はちょうど対極にある文化だとお考えください。どちらの方をメリットに感じるかは個人の価値観次第です。会社が用意してくれる環境はハイリスクハイリターンの外資、ローリスクローリターンの金融系シンクタンクのIT部門という構図です。
シンクタンクは...続きを見る