
最終面接で内定が出るのはいつ?逆質問への対策などもご紹介
最終面接が終了後、内定が出るまでどれくらいの期間がかかるのでしょうか。そこでこの記事では、最終面接後の内定が出るまでの期間や、その場で内定をもらえた場合の行動についても紹介します。また、最終面接での逆質問への対策なども解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
最終面接から内定が出るまでは3日~5日くらいが一般的
最終面接を終えて、内定が出るかは誰もが心配かと思います。
また、最終面接の結果が届くまでの期間がどのくらいなのか気になる方も多いでしょう。
ここではまず、最終面接の結果が届く期間について紹介します。
最終面接の結果は3日~5日くらいが一般的
企業にもよりますが、一般的に最終面接後3〜5日で最終面接の結果が通知されると言われています。
最近はメールであることが多いですが、電話や郵便の場合もあります。
2週間ほどかかる場合もある
最終面接後いつ内定が出るかは、企業や応募したポジションによっても異なります。
また、結論が出るまで2週間以上かかることもあります。
外資系企業に多いですが、時差のある海外本社の人事とのやりとりに時間がかかって、最終面接後、内定の通知が来るまで1ヶ月かかることもあるようです。
1週間たっても決まらない場合、ほとんどの企業では、途中経過を知らせてくれます。
まず1週間は待とう
連絡がこなくて焦る気持ちはわかりますが、ともかく1週間は待ちましょう。
あまり早くから連絡の催促をすると、印象が悪くなる場合があるため我慢も大事です。
しかし、最終面接から1週間たっても連絡が来ない場合には、進捗状況について企業にたずねても問題ないでしょう。
結果を知ることは応募者の権利ですが、失礼がないように、電話かメールで慎重にたずねてください。
その場で内定をもらえることもある
企業が絶対に欲しい人には、最終面接前に内定を出すことが決まっている場合があります。
そのような時の最終面接では、役員との初顔合わせと、内定を伝える場となります。
中小企業やベンチャー企業では、最終面接の場で内定を出す企業が大企業と比べたら多いです。これは、採用フェーズに多くの時間を割くのを嫌う傾向があるからです。
その場で内定をもらっても保留できる
最終面接をした企業が第一希望だとしても、その場で内定をもらった場合は即座に返事をせず、持ち帰ることがおすすめです。
絶対に入社したいと強く思っていても、一度冷静に考えたあとで返事をしましょう。
なお、就職活動では誰もが複数の企業に応募しています。それは普通のことですし、企業もそれを理解しています。
他の企業からも同様に最終面接の連絡や、内定が届くかもしれません。
そのため、舞い上がった気持ちを抑え返事を保留して、他の企業との結果と合わせて入社先を検討するべきでしょう。
その場で内定承諾書を書かされる場合もある
企業の立場では、内定を出した候補者には、ぜひとも入社してもらいたいと思っています。
内定辞退を防ぐためにも、最終面接で内定を出して、その場で内定承諾書に候補者の署名を求める場合があります。
必死さは伝わりますが、候補者に企業がそれを強制することは本来できません。
もっとも内定承諾書には法的な効力はないので、署名(捺印)後に、やっぱり辞退することにしたと伝えても問題ないです。
しかし、一度捺印してしまうと、万一辞退するときにやはり面倒ですので、その場で署名せず持ち帰らせてもらいましょう。
最終面接での逆質問への対策
最終面接では逆質問を聞かれることが多くあります。
ここでは、最終面接での逆質問について見ていきましょう。
最終面接で逆質問しなくても落ちない
逆質問は必須事項ではありません。そのため、逆質問しないからといって、最終面接で不合格になるということはないでしょう。
また、最終面接での会話が弾み、自分の聞きたかったことは全て解決された場合は、逆質問をしなくても問題ありません。
そのような時には、お話ができて、ますます転職意欲が高まったなどのポジティブなコメントを残しましょう。
自分のアピールのための絶好の場だと思い過ぎて、無理に逆質問をするのは逆効果になることもあります。
空気を読んで質問をするべきか否か考える必要があるでしょう。
逆質問には5つほど準備しよう
では、逆質問はどれくらい用意したら良いのでしょうか。
その企業の最終面接の雰囲気や、面接の進み具合により逆質問の時間がどのくらいもらえるかは当日まで不明です。
また、逆質問した内容から質問を返されて話が盛り上がり、逆質問が一つしかできない場合もあります。
一方で、逆のパターンになるときもあるため、逆質問は5つ程度用意しておくとどのようなときでも慌てずに質問をすることができるでしょう。
なお、複数質問を用意した場合は、質問をしたい順で優先順位をつけておくと良いです。
しかし、せっかく用意したからといって、全てを質問する必要もありません。
その場の雰囲気にあった質問をするようにしましょう。
逆質問の例
実際どのような逆質問をしたら良いか、例を何点か挙げて確認していきましょう。
「 御社では◯◯の事業部の活躍が目覚ましいとお聞きしました。具体的な取り組みと他社との違いをお教えいただけますか?」
「御社は例年◯%〜◯%と他社にはない成長を遂げられているようにお見受けします。その1番の要素はどこにあるとお考えでしょうか?」
「御社の1番の戦力である◯◯事業で自分の力を最大限に発揮していきたいと考えております。チャレンジできる可能性はございますか?」
逆質問では、企業分析が重要となります。
最終面接では企業を深く分析し、他の転職希望者との差をつけましょう。
最終面接の逆質問について詳しく知りたい方は「【転職の最終面接】内定をもらうために対策すべきことをご紹介」の記事も参考にしてみてください。
転職の最終面接で内定をもらう方法
最終面接はほぼ合格ではない
最終面接に進むことが、内定に近いポジションにあるのは確かですが、最終面接を受けたから、必ず内定が出るというものではありません。
実際のところ最終面接では、候補者の半数ほどは不合格になっているのが現実です。
採用担当者が太鼓判を押してくれても、最終面接の面接官である役員クラスから、ひとつでもバツをくらうと内定は厳しいでしょう。
そのため、面接官の質問に対し、明確に答えられるように準備することが重要です。
しっかり準備することでリラックスして最終面接に臨めますので、極度の緊張から、思いもよらないことをいってしまうというミスも防ぐことができます。
また、前述したように最終面接に呼ばれた候補者に必ず内定が出るわけではありません。自分の他にも最終面接に呼ばれた、いわゆるファイナリストがいることが想定できます。
ファイナリストが二人より多くいる場合には、集団面接になることもあります。集団面接の場合には、より印象を残せるように、自己アピールの出し方が肝心です。
自分自身をしっかりアピールする
最終面接では、自分自身のアピールすることをしっかりと意識しましょう。
1次面接や2次面接では、スキルやこれまでの経歴など肩書をアピール必要があります。
しかし、最終面接では役員や社長が担当するため、志望動機と企業研究を何度も深堀し、会社への熱意を伝えることが非常に重要になります。
最近の話題や、志望する業界でニュースになっていることなどを知り尽くすことでより深い話ができると同時に、入社への熱意を伝えることができるでしょう。
また、深堀された質問に対しては、自信をもって答えることで面接官の方に好印象を与えられます。
さらに企業への逆質問の際に、周りと差をつけられるような質問を用意しておくのも1つの対策だと言えるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最終面接後の内定が出る期間や、最終面接への対策を紹介しました。
最終面接の結果待ちの方や、これから最終面接が控えている方はぜひこの記事を参考にしてみてください。
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