【徹底解説】単身赴任の生活費はどのくらい？わかりやすくご紹介

単身赴任が決まったということは、家族離れ離れになって寂しくもありますが、大人として気にかかるのは、二重生活となる生活費です。

なるべく生活費を節約して、家族が負担を感じることなく過ごしたいものです。

まずは実際に単身赴任にかかる生活費とはどのようなものがあるのでしょうか。

それでは詳しくチェックしていきたいと思います。

各種手当は会社によっては必ずしも出るとは限らない

単身赴任の際に、会社側が費用を負担してくれる場合があります。

主なものに「家賃」「引越し代」「（寒冷地の場合）冬の暖房費」などがあります。

ですが、このような会社負担は、その企業によって様々です。

会社理由での単身赴任とは言え、必ずしも会社が費用を負担してくれるとは限りません。

転勤となることを事前に予告され、単身赴任の可能性がある場合には、費用面に関しては会社にきちんと確認しておいた方がよいでしょう。

単身赴任家庭ならではの出費がある

単身赴任と言うことは、家族が離れてそれぞれに生活拠点を置くということになります。

そのために、冷蔵庫やテレビと言った家電をもう一式準備しなくてはいけなくなります。

家具付き住居なら良いのですが、すべてがそうとは行きません。

また、月に1回など定期的に家族で会うために長距離を移動する交通費も必要となってきます。

この交通費も負担してくれる会社もありますが、不況のさなかである現在は、そのような待遇が必ず見込めるとは言えません。

日々の生活費だけでは無く、プラスαの出費があると考えておいた方がよいでしょう。

人それぞれだとは思いますが、単身赴任の一般的な生活費はいくらくらいか知っておくことは、事前準備をする上でも心構えとしても、大切なことです。

いったい、単身赴任者の平均的な生活費はいくらくらいなのでしょうか？

食費はいくらかかる？

食費は自炊するかしないかによって大きく変わってきます。

昼食（ランチ）代　500円x5日間（1週間平日）x4週間＝1万円

これにざっくりと朝食＋夕食＋飲み会代などを考えて、1万円／週間とすると、1ヶ月で4万円になり、昼食代と合計すると5万円ということになります。

1人の場合や、ましてや男性の場合には自炊しないケースが多く、平均的に4~5万円ほどの食費がかかっていると言われています。

住宅費の負担は？

会社によって寮やアパートを会社負担で準備してくれたり、月々の家賃に補助というかたちで負担してくれるところがあります。

ですが、全額負担という企業は最近減ってきています。

寮に入った場合でも、月々1万円前後負担する場合も多いのが現状です。

単身赴任となった場合、家賃を少なからず負担するものと思っていた方がよいでしょう。

単身赴任者の生活費の平均額

移動時期となる2018年4月に、単身赴任経験がある家族を対象にアンケートを実施したところ、単身赴任の月の生活費は10~11万円が40%と一番多く、続いて6~7万円の27%でした。

1位と2位で大きな差がありますが、これは住居費を会社が負担してくれているかどうか、また自炊を行っているかどうかによって、違いが出ているものと予想されます。

なるべくであれば出費を抑え、上手に生活費をやくりくしたいものです。

ここでは、すぐに実践できる、生活費を上手にやりくりするコツをご紹介していきたいと思います。

食費の一ヶ月の予算を決める

一番個人差があり、また節約することができるのが食費です。

お給料が出た段階で、1ヶ月に使う食費の金額を決めて、別のお財布や袋に入れて使っていくようにしましょう。

雑費や他のお金と一緒にしてしまうと、どうしても使いすぎてしまいます。

決めた金額でやりくりするためにも、お給料から先取りして、その決めた金額を意識するように心掛けましょう。

コンビニは基本行かない

コンビニは便利ですが、便利なだけに色々な誘惑が多く、ついつい要らないものまで買ってしまいがちです。

さらには、同じ商品でもスーパーよりコンビニの方が割高になります。

まとめ買いも含め、基本、食材の買出しはスーパーで行い、コンビニには極力行かないように心掛けるだけで、少額の出費も抑えることができます。

自炊するなら食材は無理にケチらない。外食よりははるかに安い。

節約のために自炊をすると決めたとしても、その食材まで無理をして節約することは、あえておすすめしません。

節約は大事ですが、節約を無理矢理自分に課してしまえば、それはストレスになります。

家族から離れ、寂しい思いをしているなか、さらに余計なストレスまで背負い込む必要はありません。

毎回外食することを考えたら、自炊であればあきらかに安く済んでいるはずです。

あなたの心がギスギスしない程度に節約に励むということで、食材にまで必要以上に節約を強いることはありません。

1人ということは、最初は寂しく感じても、ついつい羽を伸ばしがちです。

羽を伸ばすということは悪いことではありませんが、それが行き過ぎて羽目を外してしまい、生活費を使い込んでしまった･･･というような自体は避けなければいけません。

生活費が赤字にならないための心得も、以下にご紹介していきたいと思います。

節約を心がけよう

食費の項目でもご紹介しましたが、全般的に無駄な出費は抑えるように、普段から心がけていきましょう。

無理をするのでは無く、無駄を省くという気持ちで節約を心がければ、さほど負担に感じることは少ないと思います。

部屋の電気はこまめに消すことを習慣付けたり、タバコの本数を減らすなど、まずは目の前の小さいことから節約を心がけててみましょう。

少しづつですが効果が見えてくることでしょう。

車は維持費も税金も高い

どうしても車が無ければ仕事にも普段の生活にも支障が出てきてしまうという状況であれば仕方ありませんが、1人の場合には思い切って車は持たないということも、大切な節約方法の1っです。

車はガソリン代・定期的なオイル交換などのメンテナンス代・駐車場代・年に1度の自動車税など、所持しているだけでかなりの金額を使います。

万が一、どうしても車が必要な場面が出てきた場合には、レンタカーを借りるという方法があります。

普段は車を使用することが無く、一時的に使うだけであれば、レンタカーを利用した方が断然お得です。

普段、車が無くても困らない地域への単身赴任であれば、車は持たないという思い切った選択も検討してみてください。

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単身赴任をした際にかかる生活費や費用について、まとめました。

お金の問題は夫婦でお互いに頭を悩ませる事柄ではありますが、離れているからこそ、密なコミュニケーションをとりながら、どうせなら単身赴任をお互い楽しむくらいの気持ちで過ごしていきたいものです。

長い夫婦生活の中の、ほんの数年もしくは数か月です。

単身赴任が終わった暁には、いままで掛かっていた二重の生活費を利用して、夫婦共通の楽しみに使ってみてはいかがでしょうか。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。