
内定後に電話やメールで質問すべきことは?例文もご紹介!
内定後、就職先に質問したいことがある方は多いのではないでしょうか。内定が出るとひと安心ですが、その後も気になることが色々と出てきます。今回は、内定後に質問すべきことや電話やメールで質問す流時の例文もご紹介していきます。この記事を読めば、内定後に質問をすべきことがわかるようになりますので、ひ参考にしてみてください。
転職の内定後に質問すべきことは?
企業から内定が出ても、まだ企業に確認したいことがある場合は、どのような質問をすればいいでしょうか。
- 給与について聞いてみる
- 労働条件について聞いてみる
- 福利厚生について聞いてみる
- 成績の評価の仕方や昇進の決め方について聞いてみる
- 勤務地について聞いてみる
- 【第二新卒】新卒と同等の扱いか聞いてみる
給与について聞いてみる
予想していた給与よりも実際に受け取れる金額が大幅に少なければ、生活に影響を与えることがあります。
しかし、給与やお金に関しては選考中は質問しづらいです。
そのため、給与に関して気になることがあれば、内定後に必ず確認しておきましょう。
企業や個人によって差があるため、不明な点は明らかにしておくことが大切になります。
労働条件について聞いてみる
企業で働くにあたって必ず労働契約を結ぶことになります。
労働条件に不備はないか、待遇が思っていたものと異なっていないかなどを確認しましょう。
労働条件はあなたがパフォーマンスを出すモチベーションになりますし、それに不満があるまま働くのは好ましくないでしょう。
労働条件通知書に記載されている内容をしっかりと確認しながら、気になる点はどんどん聞いていきましょう。
福利厚生について聞いてみる
福利厚生は確認すべきことの一つです。
通勤の費用がどこまで出るのか、家を借りていたり自宅を所有している場合の手当、子供がいる場合の児童手当など会社によってだいぶ考え方に違いがあります。
成績の評価の仕方や昇進の決め方について聞いてみる
社内文書に通常記載されていないこととして、成績の評価の仕方や昇進の決め方です。
入社した後にどのように成績が決まるかによって、給与が大きく変わりますので、入社前に確認しておくことをおすすめします。
勤務地について聞いてみる
勤務地の広さによって採用方法を変えている会社もあります。
東京限定や日本全国の異動がある仕事、あるいは海外も対象になる仕事があります。
自分自身の勤務対象地を確認し、同時に給与体系も質問しておくと間違いありません。
【第二新卒】新卒と同等の扱いか聞いてみる
第二新卒が確認すべき最も重要なことは、新卒と同等の扱いをしてもらえるのかどうかです。
第二新卒と新卒では、給与の基準や労働条件を大きく変えている会社もあります。
給与や勤務体系が新卒と異なると、将来の収入も大きく変わりますので、よく確認をしましょう。
ここでJobQに寄せられた内定後に関するQ&Aを見ていきましょう。
内々定者セミナーで給与や福利厚生などについて聞いても大丈夫?
IT企業に内定を頂いている学生です。
志望度はまあまあ高いのですが、正直どこの企業に1番行きたいか決めきれないため、企業のお金の部分や悪い点を聞いて判断したいので今度の内々定者セミナーで聞きたいと考えています。
お金系は面接では聞いたらダメだと言われてるようなら、セミナーで聞いて変な雰囲気になったり、入社した際に少し悪い評価になったりしないか心配です。
給与面や客先常駐など、面接では聞いてはいけないとされているような質問をしても大丈夫かどうかお聞きしたいです。
給与を直接聞くのは、やはり印象は悪いです。
同じ立場を想像してみてください。質問者様が入社3年目で内定者懇親会に参加せよと会社に言われて参加して、内定者の人から「あなたの給料はいくらですか?30歳だといくら稼げますか?」と質問されたらどんな気分でしょうか。
外資系だと…続きを見る
回答より、内定後に給与面について質問をするのは良いと思う意見、悪いと思う意見で別れました。
古い会社は避けて新しい会社であれば聞いてみるのも一つの方法であるそうです。
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内定後にメールで質問するときの例文
内定後に質問したいことがあっても、どのような内容や言葉で聞けば良いかわからない方もいるのではないでしょうか。
ここでは、内定後の質問を電話やメールでする場合の例文をご紹介します。
給与について質問するときの書き方と例文
内定をした後に、給与の交渉をメールでする場合はどうすればいいでしょうか。
内定後の給与について質問をメールでする場合の例文は以下の通りです。
お世話になります。先日内定をいただきました〇〇です。
早速、給与に関連する文書をご送付いただきありがとうございました。
お忙しいところすいませんが、一点確認させてください。給与の基準についてですが、どのように決まるか、具体的なお話をまだお聞かせいただいていないようです。契約内容が具体的に決まっていないかと思いますが、メールでのやり取りですと、誤解が生じることもありますので、一度〇〇日もしくは〇〇日の〇〇時にお電話させていただいてもよろしいでしょうか。
お忙しいところ申し訳ございませんが、スケジュールをお聞かせいただけますと幸いです。
メールは受け取る側からすると、一方的に交渉をしてきていると受け取る人もいますので注意が必要です。
メールでは質問をするだけにして、具体的に交渉をしたい場合は、電話や面談をするほうが望ましいです。
メールでは「電話あるいはお会いしてお話しさせていただきたいのですが、お時間ございますでしょうか」という問いかけにしましょう。
労働条件について質問するときの書き方と例文
次に労働条件の質問をメールでする場合の例文をご紹介します。
お世話になります。先日内定をいただきました〇〇です。早速、社内文書をご送付いただきありがとうございました。ひとつご相談したいことがあります。
社内文書を確認していたところ、御社に勤務時間を変更できる制度があることを知りました。私的な話で大変恐縮ですが、私の家族のことで、勤務時間を変更できるかご相談したいと思っています。メールでのやりとりですと誤解が生じることもありますので、電話にて具体的にお話したいと考えています。
〇〇日もしくは〇〇日の〇〇時にお電話してもよろしいでしょうか。お忙しいところ恐縮ですが、ご確認頂けますでしょうか。
内定後に電話で質問するときの例
次に、内定後に電話で質問するときの例を見ていきましょう。
いきなり電話をする前に、まずは確認してみてください。
給与について質問するときの例
電話で質問する場合は、いきなりいくらにしてくださいと自分自身の考えを一方的に述べるのでなく、自分自身の経験や能力が高いことをアピールし、給与に関連する文書に記載されているこのランクに該当すると考えていると伝えましょう。
内定後の給与について質問を電話でする場合の例文は以下の通りです。
お世話になります。先日内定をいただきました〇〇ですが、人事の○○さまいらっしゃいますでしょうか。
〇〇です。先日はメールで失礼いたしました。
お電話させていただく機会をいただきましてありがとうございます。
さて、メールでも簡単に記載しました、給与の基準の件ですが、今一度、詳細をご教示いただく事は可能でしょうか。また、具体的にはいつ頃基準が決まりますでしょうか。
(説明を聞いた後)
ご説明ありがとうございます。
私はこれまでに今回のポジションと同等、あるいはそれ以上の仕事をしたことがあり、また、○○人の部下を管理していた経験もあります。社内文書に記載されている○○のレベルに該当するのではないかと考えています。
お忙しいところすみませんが、基準をお決めになる際には、この点を参考にご検討頂けますと幸いです。何卒よろしくお願いします。
労働条件について質問するときの例
次に電話をするときの例文を記載します。
お世話になります。先日内定をいただきました〇〇ですが、人事の○○さまは、いらっしゃいますでしょうか。
〇〇です。先日はメールで失礼しました。
お電話する機会をいただきまして、ありがとうございます。さて、メールでも簡単に記載させていただきましたフ勤務時間を変更できる制度の件ですが、今一度、同制度について詳細をご教示いただく事は可能でしょうか。
(説明を聞いた後)
ご説明ありがとうございます。
実は、私の家族には、小さな子供がいて、共働きをしています。毎日ではないのですが、子供を保育園に送迎するのに、若干の勤務時間の調整が生じてきます。
お忙しいところすいませんが、勤務体系をお決めになる際には、この点をご考慮していただけますと幸いです。何卒よろしくお願いします。
ここでJobQに寄せられた内定後に関するQ&Aをみていきましょう。
内定は貰えたのですが、諸々不安が残っているので質問です
転職活動中の20代後半の女性です。現在は大学卒業して入った会社に勤めて5年になります。
転職活動を開始したのですが、たまたま合同説明会で見つけた企業に応募したところあっさりと内定がでました。
それは素直にうれしかったですが正直、在職しながらの転職活動なので数ヶ月かかると覚悟していたのですが1社目で内定が出たので拍子抜けしています。
私の考える不安材料は以下の4つです。
(1)給与に関して話がない
(2)職種が明記されていない
(3)ハローワークでも求人を出している
(4)企業の評判がわからない
(1)(2)は一度電話で問い合せるつもりです。
可能であれば再度訪問して詳しく話を聞きたいと思っていますが、その場合嫌な顔をされないでしょうか?
(3)(4)は、ハローワークで企業の評判を聞いてみようと思うのですが、対応してもらえるのでしょうか?
身近に相談できる人もいないため、最近一人で考えすぎて頭が痛くなってきました。内定ブルーってやつかもしれませんが…
このご時勢、正社員で内定が貰えただけでもありがたいのかもしれませんが、すぐに辞める様なことだけは避けたいです。
内定通知に給与やその他条件が記載されている、もしくは、別の書類かもしれませんが書類で渡さないといけないルールだったと…続きを見る
情報がなくて不安に感じるなら、情報取るしかないですよね。
なので、聞いてから判断…続きを見る
回答より、内定後に不安に思うことがあれば聞いてみることをおすすめしています。
悩むぐらいなら企業に聞いて解決してから判断してみると良いでしょう。
内定後に質問をするときの注意点
内定後の質問は繊細な内容を含む場合もあるため、慎重に行う必要があります。
- 給与に関する文書をよく確認してから質問する
- 労働条件に関する文書をよく確認してから質問する
- 複数から内定をもらったときは回答締切日を確認する
- 承諾後は事前に必要な書類についても聞いておく
- 質問リスト表を作成しておく
給与に関する文書をよく確認してから質問する
給与の金額については、多くの会社は基準を定めていますので、まずは給与に関連する文書をもらうようにしましょう。
文書を一通り確認した後で、それに沿った内容で、問い合わせをすると担当者に好印象を与えます。
募集時に給与の幅がすでに示されていた場合は、その幅から大きくかけ離れた金額で交渉することは避けましょう。
労働条件に関する文書をよく確認してから質問する
内定後の労働条件についても、給与と同じように、社内文書があるのが一般的です。
その社内文書には、仕事の開始や終了時間、休日、有給休暇制度など詳細に記載されているので、まずは、社内文書を取得し、目を通してからメールをするようにしましょう。
メールをする際にも、社内文書の内容を確認するスタンスで質問し、あまりにも社内文書の内容からかけ離れた質問は、会社の担当者も答えにくいので注意が必要です。
家庭や両親の都合で、最初の勤務から勤務時間を変更してもらう必要が出てくることもあります。
メールでのやり取りも可能ですが、微妙なニュアンスをメールで伝えることは難しいので、メールで連絡をした後に電話をした方がいいでしょう。
電話で話すと、声のトーンなどで会社の担当者も、気持ちを察して柔軟な回答を出してくれる可能性が高くなります。
複数から内定をもらったときは回答締切日を確認する
複数から内定をもらった場合は嬉しい限りですが、どの会社にするか迷ってしまうかと思います。
決心するのに時間がかかる場合は、いつまでが内定の回答締切日か、確認することが一番重要です。
給与や労働条件の情報収集を十分おこない、会社と交渉を終了させてから、余裕を持って回答をしましょう。
承諾後は事前に必要な書類についても聞いておく
内定後の手続きとして質問すべきことは、会社に提出すべき書類についてです。
会社が変わるということは、保険制度や退職金制度も変わります。
戸籍謄本や住民票など、役所に依頼をしなければ取得できない書類の提出が必要になるかもしれません。
行政関連の書類は発行してもらうのに時間がかかります。
提出書類が遅れて、入社手続きが進まなくなることを避けるため、事前に必要な書類について聞いておきましょう。
質問リスト表を作成しておく
内定後に質問したいことは、事前にリスト表にしておくのがおすすめです。
聞きたいことリストがあれば、もし途中で問題が解決した際もわかりやすいでしょう。
また質問をまとめておくことで、自分でも整理がしやすくなるメリットがあります。
内定後に質問しておくことは決めておこう
転職は、内定後もいろいろな手続きが必要になります。
転職がはじめての人も多いと思いますが、転職エージェントを利用すると、このあたりのフォローもきちんとしてくれます。
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