
【メールの送り方】転勤で退職の時の注意点を徹底解説致します
転勤や退職の場合のメールの内容はどのように書けばいいのでしょうか。この記事では転勤や退職する際の基本的なマナーや、転勤や退職の挨拶メールの送り方と例文をご紹介致します。また転勤や退職の挨拶メールを送る前の注意点などもご紹介致しますので、ぜひ参考にしてください。
転勤や退職する際の基本的なマナーとは
今回の記事では、転勤や退職する際の基本的なマナーについて、ご紹介していきたい思います。
今までの感謝を伝える
まず、何より、今まで一緒に、同じ職場で働いてきた仲間に対して感謝を伝える事が大切です。
転勤であれ、退職であれ、どんな理由でその職場を去るにしても、必ず上司や同僚、部下、後輩に対して感謝を伝えなければ、ただただ悪い印象のあなたのイメージが残ってしまいます。
感謝の言葉は言って当たり前、なければ相手の不快感を誘発する事になりますので、かならず感謝の言葉伝えるようにしましょう。
愚癡は言わない
転勤にしろ、退職にしろ、今まで働いてきた職場、会社への不平不満の愚痴を言わない様にする事は礼儀です。
これからもその職場・会社で働き続ける同僚は、その職場・会社でモチベーションを高く持って仕事をして、お金を稼いで、生活をして行かなければなりませんので、モチベーションの下がるようなマイナスの言葉を置いていかない様にしましょう。
転勤や退職の挨拶をメールで送ってもいいのか
転勤や退職の挨拶については、色々を場面によって異なります。
転勤・異動の場合は、内示が出てからそれほど時間もなく、早い時には数日で次の部署や転勤先へ移らなくてはならない時があります。
そんな時はメールで挨拶を行うことがひとつの手段です。退職などのあらかじめ予定がたてれる場合は、お世話になったお客様、得意先様には後任者と同伴して直接、挨拶することが礼儀です。
社内においても極力、会うか電話をするなどして直接お礼の挨拶をする方が好ましいです。
どうしても直接、お礼の挨拶ができない場合はメールで挨拶するようにします。
転勤や退職の挨拶メールの送り方と例文【社内編】
社内向けの転勤や退職での挨拶メールの例文をここでは紹介します。
転勤する場合
転勤の場合の社内向け挨拶メールの例文を以下に紹介します。
ポイントは、いつから、どこへ転勤するのかを伝え、今までの関わりや成長できたことなど、感謝の気持ちを伝えることです。
件名:転勤のご挨拶
〇〇部の皆さまへ
お疲れ様です。〇〇部の〇〇です。
この度、△月△日付で〇〇支社〇〇部へ異動することとなりました。
〇〇部在籍中は、大変お世話になりました。
皆さまから学ばせて頂いた経験を糧に、異動先の〇〇支社でも、様々な事にチャレンジしていきたいと思います。
□□県での生活は初めてで不安な事は多いですが、心機一転でワクワクしている部分もあります。□□県へお越しの際は、是非お声掛けください。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
――――――――――――――――――――――
〇〇部〇〇
TEL:080-〇〇〇-〇〇〇
mail:〇〇〇〇@gmail.com
途中で退職する場合
中途退職の場合の社内向け挨拶メールの例文を以下に紹介します。
ポイントは、親しかったとしても、退職の挨拶メールで会社の愚痴や苦言などを入れる事はNGです。
メールは相手が削除しない限り、文書として残ります。
退職理由は「一身上の都合」として、詳細を書かないようにする事がビジネスマナーです。
件名:退職のご挨拶
〇〇部の皆さまへ
お疲れ様です。〇〇部の〇〇です。
この度、一身上の都合により△月末で退職する事となり本日が最終日です。
在籍中は、大変お世話になりました。皆さまから学ばせて頂いた経験を今後の人生にも活かし、様々な事にチャレンジしていきたいと思います。
今後の連絡先は下記になりますので、何かありましたらこちらへご連絡下さい。
TEL:080-〇〇〇-〇〇〇
mail:〇〇〇〇@gmail.com
最後になりましたが、皆さまの今後のますますのご健勝とご多幸、ご活躍をお祈り申し上げます。今まで本当にお世話になりました。有難うございました。
〇〇部〇〇
定年退職する場合
定年退職の場合の社内向け挨拶メールの例文を以下に紹介します。
ポイントは、中途退職時同様、親しかったとしても、退職の挨拶メールで会社の愚痴や苦言などを入
れる事はNGです。
また、長年にわたって勤めあげる事ができた感謝の言葉を忘れないようにいれるようにしましょう。
件名:定年退職のご挨拶
〇〇部の皆さまへ
お疲れ様です。〇〇部の〇〇です。
私ごとで大変恐縮ではございますが、△月△日をもちまして、定年退職をする事となりました。
在職中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
本来であれば、お一人お一人にご挨拶をさせて頂きたいところではございますが、お会いできない方も多数おられますので、メールでの挨拶にて失礼致します。
昭和△年△月に入社し△年間、無事勤めあげる事ができましたのは、〇〇部の皆様のご協力頂いたおかげだと思っております。本当にありがとうございました。
退職後は趣味のに力を入れて見たり、支え続けてくれた妻孝行をしたいと考えています。
今後の連絡先は下記になりますので、何かありましたらこちらへご連絡下さい。
TEL:080-〇〇〇-〇〇〇
mail:〇〇〇〇@gmail.com
最後になりましたが、皆さまの今後のますますのご健勝とご多幸、ご活躍をお祈り申し上げます。今まで本当にお世話になりました。有難うございました。
〇〇部〇〇
転勤や退職の挨拶メールの送り方と例文【社外編】
社外向けの転勤や退職での挨拶メールの例文をここでは紹介します。
転勤する場合
転勤の場合の社外向け挨拶メールの例文を以下に紹介します。いつから、どこへ転勤するのかを伝え、今までのお礼と、後任を紹介します。
件名:転勤のご挨拶
株式会社〇〇
〇〇〇〇様
いつもお世話になっております。〇〇株式会社のです。
私ごとではありますが、△月△日をもちまして、〇〇支社へ転勤することになりました。
〇〇様には、大変お世話になり、本来であれば伺って直接ご挨拶すべきところですが、急な辞令の為、メールにて失礼いたします。
なお、後任には、〇〇という者が担当させて頂く事となりました。近々〇〇からご挨拶に伺わせて頂きます。私同様、引き続き、宜しくお願い致します。
<×月×日以降の連絡先>
〇〇株式会社〇〇支社
〒111-1111 □□□□□□□□□□□□□
携帯電話・メールアドレスは変更ありません。
途中で退職する場合
中途退職の場合の社外向け挨拶メールの例文を以下に紹介します。
件名:退職のご挨拶
株式会社〇〇
〇〇〇〇様
いつもお世話になっております。〇〇株式会社の〇〇です。
私ごとではありますが、このたび一身上の都合により、△月△日をもちまして、〇〇株式会社を退職することになりました。
在籍中、〇〇様には大変お世話になり、本当にありがとうございました。
本来であれば、直接お伺いし、ご挨拶させて頂くべきところではございますが、ままならずメールで失礼いたします。またこのメールアドレスは本日をもちまして使用できなくなりますので、ご理解のほどお願い致します。
なお、後任には、同じ部署の〇〇という者が勤めさせて頂きます。近々〇〇からご挨拶に伺わせて頂きますが、かわらぬご指導の程、宜しくお願い致します。
最後になりましたが、貴社のご発展と〇〇様のご活躍をお祈り申し上げます。
――――――――――――――――――――――
〇〇株式会社
〇〇
〒111-1111 □□□□□□□□□□□□□
TEL:080-〇〇〇-〇〇〇
mail:〇〇〇〇@gmail.com
定年退職する場合
定年退職の場合の社外向け挨拶メールの例文を以下に紹介します。
件名:定年退職のご挨拶
株式会社〇〇
〇〇〇〇様
いつもお世話になっております。〇〇株式会社の〇〇です。
私ごとではありますが、このたび、△月△日をもちまして、〇〇株式会社を定年退職することとなりました。
ここに至るまで様々な事がございましたが、こうして無事勤めあげる事ができましたのも、〇〇様のお力添えのおかげと、心より御礼申し上げます。
本来であれば、直接お伺いし、ご挨拶させて頂くべきところではございますが、ままならずメールで失礼いたします。
またこのメールアドレスは本日をもちまして使用できなくなりますので、ご理解のほどお願い致します。なお、後任には、同じ部署の〇〇という者が勤めさせて頂きます。近々〇〇からご挨拶に伺わせて頂きますが、かわらぬご指導の程、宜しくお願い致します。
最後になりましたが、貴社のご発展と〇〇様のご活躍をお祈り申し上げます。
――――――――――――――――――――――
〇〇株式会社
〇〇
〒111-1111 □□□□□□□□□□□□□
TEL:080-〇〇〇-〇〇〇
mail:〇〇〇〇@gmail.com
転勤や退職の挨拶メールを送る前の注意点
転勤や退職の挨拶メールを送る前の注意点をここでは紹介します。
メールを送るタイミングとは
メールを送るタイミングは、基本的には会社の人事発表があってからです。
会社の発表が無い段階で転勤や退職のメールを受け取った場合、社外はもちろん、社内の方も驚きます。
それは会社に対しても大変失礼な行為です。
ですのであまり早すぎる段階での退職メールはあまり好ましくありません。
人事発表をしないと言われた場合は、転勤や退職日から逆算して1ヶ月前~2週間前には、挨拶メールを送るのが程よいタイミングだと思います。
挨拶メールを送る相手の範囲は?
挨拶メールを送る相手の範囲は、基本的にはお世話になったかた全員です。
但し、前述でも紹介している通り、社内外でもそのメールの内容は異なりますし、大変お世話になっているクライアントに関しては、当然メールだけではなく、上司と後任の者と同伴の上、ご挨拶に伺うというのが礼儀になります。
また社内においても、出来る限りの感謝をこめて、直接挨拶して回れる範囲においてはメールではなく直接の方が良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
転勤や退職する際の基本的なマナーについて、ご紹介させていただきました。
転勤や退職を控えられている方に、是非参考にして頂ければと思います。
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