
【なぜなのか】転勤の疑問について徹底解説解説致します!
辞令で転勤が命じられると「なぜ?」って戸惑ってしまう事もあります。また辞令が出てから異動までの時間が無かったりで戸惑う事もあるかもしれません。今回はなぜ会社には転勤制度があるのかについて執筆しましたので、ご参考になればと思います。
なぜ転勤があるのか?
終身雇用制度があるから
日本の企業は終身雇用制度がまだまだ強く根づいていますし、労働基準法でも雇用の安定を図れるよう、解雇を含む雇用契約の打ち切りに一定以上の制限がかかっています。
雇うのは自由でも辞めさせるのは制限があるという状況の中で、人材を無駄なく有益に企業全体のあらゆる事業所で活躍してもらう手段として、企業は転勤を活用します。
必要な人員の確保
事業所、地域によっては必要な人員が確保出来ないケースもあります。
地域ごとの有効求人倍率によってその格差が生まれるため、全国に事業所を展開している企業では、その人員調整を雇用しやすい地域や本社人事部のある都心部で行い、地方に人員を派遣する仕組みを取る事もあります。
企業は企業の全体適正を前述の終身雇用制度を守りながら、人材を有効活用する為にも転勤制度を活用しています。
マンネリを防ぐため
終身雇用で雇用が守られており、1つの職場で従業員がマンネリ化して業務の変化・改善が止まってしまわないように、職場活性化のために転勤を1つの触媒にしているケースがあります。
また1つの職場で固定化することによって起こる不正などを防止、顕在化する事も目的の1つとしてあります。
マイホームをもつと転勤になるのはなぜなの?
昔から「マイホームを買うと転勤させられる」というような事をよく聞きますが、その実態はどうなのかここでは説明したいと思います。
マイホームを持つ年代と転勤の年代が一致する
過去は確かに、マイホームを持つとローンがあるから、家族を路頭に迷わさない為にも転勤させても会社を辞めないだろうという人事部の少し嫌らしい考え方があるように思えたかもしれません。
しかし昨今では、マイホームを持っている事を含め、家族、家庭環境や状況なども踏まえて、従業員の働きやすい環境を提供する事をしないといけません。
従業員に「マイホームを買ったから転勤」というような不条理な転勤をさせるような事があると、その情報は、すぐに若い従業員や新入社員に伝わります。
SNSが発達しているのでその情報の拡散範囲は社内外問わず広がります。
そうなると求人活動にも影響が出ますので、負のスパイラルです。
人事部はそこまで考えた転勤を計画しますので、マイホームを持つと転勤ではなく、それはたまたまその転勤が必要な時期、必要な企業状況とマイホーム購入時期が重なっただけと捉えてほぼ間違いないと思います。
マイホームを持っても転勤の可能性はある
マイホームを持っても転勤の可能性は充分にあります。
しかしそれは雇用契約の際に必ず転勤の有無の確認はされており、それに同意した上での雇用契約上の話です。
昨今では地域限定社員など転勤が伴わない、あるいは転勤したとしても自宅から通える事業所と配慮された雇用形態もあります。
キャリアアップのルートは違ってきますが、企業のルールに沿って、自分の人生設計を行う事が良いと思います。
マイホームを買ったのに転勤になった時の対処法
マイホームを買ったのに転勤になった場合の対処方を紹介します。
単身赴任する
せっかく購入したマイホーム。夢にまでみて建てたマイホームです。
なかなか手放すのは勇気がいるものです。その場合は家族を残し、自分が単身赴任するという手段があります。
月に何度か帰ってこれる旅費規定があるところが多いですし単身赴任の手当も支給されるケースが多いですので金銭的にはある程度担保されます。
平日は赴任先、週末はマイホームに帰ってくるというような生活も1つの選択肢です。
有給休暇なども活用し、計画的に帰省すれば国内であれば概ね半日の移動でそう言った生活は可能です。
マイホームを売って引っ越す
海外転勤となればなかなか帰ってくる事も難しくなります。
その場合は家族と相談の上、マイホームを手放し、家族ごと転勤先に異動するという考えがあるかもしれません。
不動産価値の変動によっては、ローン残高踏まえなかなか手放せないケースもあります。
そのあたりの金銭的な問題も踏まえた検討が必要となります。
引っ越してマイホームを人に貸す
マイホームを空家にして人に貸すという手段もあります。
また東京オリンピック、大阪万博を控えますます日本へのインバウンドが拡大し、それに比例して民泊制度が拡充していきます。
マイホームを賃貸にしたり、民泊にしたりして資産活用する方法は、サービス拡充が見込める分野ですので注目すべきだと思います。
なぜ転勤があるのかを職業別に調べてみた
なぜ転勤があるのかを職業別に調べてみましたのでご紹介します。
公務員の場合
公務員の場合、特に国家公務員ですと、地位が上がる前に転勤する傾向が多いようです。
他方の出先で機関に転勤し、地方の内情も身を持って体験体感して、本省での活躍に活かす経験にするという考え方です。
近年では、国の方針として、転勤総数の減少と負担低下に取り組む姿勢が示されており、今後は、転勤件数は減少していく傾向にあるようです。
教師の場合
教師の場合は、まずは毎年、「異動・残留希望書」というものを書くという事があるようです。
それを組合を介して校長会へ交渉するようですので組合員の教職員は異動希望が通りやすいという事があるようです。
また優秀な場合は引き抜きや、校長の意向で残留という事はあるようです。
公立の場合は概ね3年くらいで転勤はあるみたいですが、基本地方公務員ですので、マイホームを手放すような大きな転勤の可能性は低いようです。
自衛官の場合
自衛官は「転属」とも言われておりとにかく転勤が多いようです。
また幹部候補自衛官ですと1年で転勤というような事も多々あるようです。
それは日本全国各地で色々な経験をさせる目的があります。
自衛官という職業柄、地域ごとの季節で起こる災害等の頻度含めて経験が必要になるので幹部候補の人ほどそういった経験が必要になってきます。
会社からの転勤の命令は拒否できるのか
会社から転勤の命令が出た場合に、その辞令を拒否できるかについてここでは紹介します。
基本的には拒否できない
基本的には拒否できません。
会社の命令ですので雇用契約を結んでいる以上は労務提供義務がそこには発生しており、転勤の可能性はは雇用契約においてあらかじめ定められた内容ですので、単に「転勤したくない、嫌だ」という理由では拒否することはできません。
しかし、昨今では働く人にとって働きやすい環境を提供する配慮をとっている企業が多いですので、家庭環境等に応じて、それに配慮した辞令等を人事部では考え辞令を出しているケースが多いので、不条理な転勤というケースは少なくなってきていると言えます。
拒否できるケースとは
やむを得ない事由の時は拒否できます。
やむを得ない事由とは自身、あるいは配偶者が妊娠をしている場合や、最近では親の介護の問題等もあります。
こういった場合は、「拒否」という冷たい表現方法ではなく、会社としっかり話し合い、相談し、ワークライフバランスが保てる解決方法を一緒に考えるという事が、あなたと企業双方にとってメリットのあるコミュニケーションになると考えます。
まとめ
転勤はあなた自身にとっての生活ルーティンを一変させる問題ではありますが企業にとっても企業の存続、成長の為に欠かせない制度でもあります。
お互いが良い関係となる解答をその場その場で判断する為に今回の記事が役立ってくれれば幸いです。
あらゆる疑問を匿名で質問できます
約90%の質問に回答が寄せられています。
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