
【選考会とは】種類や行われることについて詳しく解説致します
選考会とは何が行われるかご存知でしょうか。この記事では選考会とは何が行われる場所なのか、面接会と選考会の違いについて詳しくご紹介致します。また選考会で行われる筆記試験についてや、選考会で行われる面接について解説致しますので、ぜひ参考にしてください。
そもそも「選考会」とは何か?
選考会とは、一体どういうものなのでしょうか。説明会と比較しつつ、解説していきます。
まず、端的に言うと、選考会とは、入社試験のことを指します。一般常識のテストや適性検査、面接などが一日で行われるのが一般的です。
これに対し、説明会は、企業についての説明を聞く場になります。そのため、出席するかどうかやその場の態度などは、選考とは全く関係がないというのが一般的です。
したがって、説明会とは全く違ったものだということはご理解いただけると思います。
面接会と選考会の違いについて
では、「面接会」と「選考会」は何が違うのでしょうか。
面接会について
面接会は、読んで字のごとく、面接をする場になります。
事前に履歴書等の応募書類を就活生が提出し、その中から書類審査に通った人のみが、面接へと進めるというのが通常です。
そのため、面接会は、選考の2次審査や3次審査(又はそれ以降)に実施されるものです。
選考会について
これに対し、選考会は、実施する企業によってその内容が異なります。
適性試験などの筆記試験から面接まで行ってしまう企業もあれば、面接だけの企業もあります。
そのため、面接だけであれば、内容としては面接会と変わりがありませんが、面接以外の選考試験も行われる場合があるということに気を付けてください。
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選考会の折返しの連絡が来ない場合、どのように対処したらいいですか?
選考会の折り返し連絡が来ません。
転職フェアに行った際に是非選考会に来て欲しい言ってもらい、希望日をメールで返信したのですが、一週間たっても返信がないため再度メールをし、それでも返信がなかったので電話をしたのですが留守電であったり、着信を切られました。
相手も忙しいと思い待っていたのですが一向に折り返しがありません。
選考会の希望日が明日なのですがどうしたら良いでしょうか?とりあえず選考会には行ってみるべきですか?
それは心配ですよね。正直、是非選考会に来てほしいと言われることは多々あることと思います。
企業側としても少しでも優秀な人材を、ある程度の人数は確保しなければいけないとも思っており声がけをしているものと思います。
そこで連絡しても繋がらないなど心配事はつきないかと思います。
そこで提案としては2点。…続きを見る
【選考会対策】筆記試験について
ここでは、選考会で課される筆記試験について解説していきます。
筆記試験とは
選考会で行われる筆記試験は、企業によって内容が異なります。
適性検査や性格検査のようなものもあれば、企業オリジナルの課題を出題される場合もありうるので、まずは選考会の案内をよく読みましょう。
後者の例としては、その企業の事業内容を理解しているか問うものや新商品の提案をさせる問題などが挙げられます。
筆記試験の対策について
そのため、対策としては、これも企業によって異なると言わざるを得ません。
例年どういった問題が出題されているのか、先輩などから情報を集め、それに応じた対策をしていくことになります。
ただし、共通してすべきこととしては、企業研究が挙げられます。
その企業が行う事業や経営理念が頭に入っていないと、こういった筆記試験に対応できない場合があります。
また、たとえ事業内容などについて筆記試験で聞かれなくても、その後の面接に必ず役立ちますので、やっておいて損はないと言えるでしょう。
【選考会対策】面接について
次に、選考会での面接対策について解説していきます。
面接とは
選考会の面接は、集団面接の場合が多いです。
1日で筆記試験から面接まで行うため、個人面接をしている時間的余裕がないからです。
そのため、1人1人の持ち時間は少ないと考えておいて差し支えありません。
面接の対策について
集団面接で時間が少ないからと言って、安心してはいけません。
むしろ、アピールできる時間が少ないのですから、端的に自分の志望動機やPRをできるようにしましょう。
また、就活生の数は多いのですから、紋切り型の受け答えに終始せず、自分の言葉でアピールできるとより面接官の印象に残りやすくなります。
また、集団面接だけではなく、個人面接も行われる可能性もあります。
その場合には、事前の企業研究がものを言うので、余裕をもってしっかりと理解を深めておくことをおすすめします。
選考会の直前に説明会が行われることもありますが、その場合には集中して聞いて頭に入れておきましょう。
インターンシップ選考会とは?
では、インターンシップ選考会とはどういったものなのでしょうか。
インターンシップとは?
そもそもインターンシップって何?と思われる方もいらっしゃるかと思います。
インターンシップとは、企業が学生に就業体験をさせることを言います。
基本的には、実際に数日間(5日間程度が多い)実際に企業の仕事を体験し、それを通じて学生に事業内容の理解を深めてもらったり、仕事のやりがいを見出してもらったりするということを目的とするものです。
ただし、企業によっては、個人情報や企業秘密等、学生には触れさせられないものを保有していて、なおかつ仕事上それに触れざるをえない場合には、実際に仕事を体験するということは難しいため、1dayインターンシップという形で、職場の見学や説明会を中心としたプログラムを組んでいるところもあります。
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インターンシップ選考会で行われること
インターンシップ選考会で行われることは、ほとんどの場合、面接が中心となります。
そのため、内容としては、「選考会」と銘打っていても、「面接会」に近いことが多いです。
その理由は、インターンシップの場合、事前にエントリーシートやWebテストの結果を提出してもらい、その結果をみて1次選考を通過した者が2次選考である面接に呼ばれるということが多いからです。
インターンシップ選考会を通過するためには
インターンシップの選考会の場合、就職の選考会とは違い、志望動機まで固まっている必要はありません。
インターンシップは、まだ応募先の企業を選ぶ前の段階ですから、当然と言えば当然ですよね。
では、何を聞かれるのかと言えば、基本的に「学生生活で何に最も力を入れて取り組んでいるか」はどの企業でも聞かれると考えて間違いないでしょう。
そのため、今までの学生生活を振り返って、何に興味を持ち、どんな目的をもって行動し、それによって何を身につけてきたのか具体的に言語化して話せるようにしておく必要があります。
学業やアルバイト、サークル活動やボランティアなどで、最も自分が自信を持って語ることができるエピソードを用意しておくと安心できます。
まとめ
今回は、「選考会」とはどのようなもので、どんな準備をすべきなのかについて解説してきました。
就職活動においては、1次選考→2次選考→3次選考と段階を踏んで進んでいくのが通常ですが、最近では、コストの問題や人材確保の観点から、1日である程度内定者を絞る「選考会」を実施する企業が増えています。
説明会だと思って出席したら、後半から選考会が始まってビックリした、なんてことにならないよう、募集要項をしっかりと読んで、準備を万全にしてから臨むようにしましょう。
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