
【勤務時間の平均】知らなきゃ損する?1日の労働上限・ルールを紹介
勤務時間の平均がどれくらいなのか、気になる方も多いのではないでしょうか。1日の労働時間は法律により決められています。この記事では、1日の労働時間の平均や、1日の労働時間の上限など紹介。また、労働時間と1日の休憩、時間外労働の限度に関する基準も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
1日の勤務時間の平均
日本人は1日あたり何時間ぐらい働いているのでしょうか。
まずはは1日あたりの平均労働時間や、労働基準法で定められている勤務時間上限などを見ていきましょう。
正社員の月労働時間の平均
厚生労働省の「毎月勤労統計調査令和4年分結果確報」によると、一般労働者(「常用労働者」のうち「パートタイム労働者」を除いたもの)の1カ月あたりの総実労働時間は162.3時間でした。
内訳は、所定内労働時間は148.5時間、所定外労働時間は13.8時間という結果でした。
所定外労働時間(残業)に関しては、前年より4.8%増加していることもわかっています。
参照:毎月勤労統計調査 令和4年分結果確報|厚生労働省
一般企業の平均勤務時間
厚生労働省の「令和5年就労条件総合調査」によると、企業の1日あたりの所定労働時間平均は7時間48分でした。
企業の週の労働時間の平均は、39時間20分でした。さらに、産業別に掘り下げると、「金融・保険業」が38時間02分で最も短く、「宿泊業、飲食サービス業」及び「生活関連サービス業、娯楽業」が39時間35分で最も長い結果になりました。
企業の業種によって、平均勤務時間に差があることがわかります。
1日の平均労働時間
厚生労働省の「令和5年就労条件総合調査」によると、労働者1人あたりの平均勤務時間は7時間47分でした。また、平均の週所定労働時間は39時間04分であることもわかっています。
現在の自身の労働時間と比較して、どうでしょうか?
参照:令和5年就労条件総合調査 結果の概況|厚生労働省
ここで、JpbQに投稿された勤務時間に関する質問を紹介します。
サラリーマンの一日の平均労働時間や出勤・勤務時間はどのくらい?
会社員として働き始めて8ヶ月経ちました。
毎日労働時間が10時間あります。
休憩は1時間ほどあるため、実質9時間の労働です。
他の友達の話を聞くと、労働時間は7時間だそうです。
それぞれ企業によって労働時間は違うのでしょうか?
労働基準法などに全然詳しくないため、お詳しい方がいましたら回答お願いしたいです。
一日8時間が労基法では基本となっています。この時間を超えた場合、36協…続きを見る