
【例文付き】採用結果の連絡がきた時の返信方法をご紹介
就職面接が終わり、人事の方から採用の連絡が届きますが、その対応の仕方は合っていますか?ビジネスマナーとして、採用の連絡に対する対処法を今回はご紹介します。どのように対応すべきなのでしょうか。適切に対応して、失礼の無いようにしましょう。ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか?
採用の連絡の時間はいつ頃になるの?
就職活動やアルバイトの面接が終わって、気になるのは採用連絡の時間帯ですよね。ここでは、そんな採用連絡が来る時間帯についての目安を解説していきます。
就活の電話がかかってくる時間帯
就活の採用連絡が来るのは、基本的には午前中が多いようです。
通常、朝にミーティングや仕事の進捗状況の確認などを済ませ、その後に業務に入る会社が多いです。そのため、採用連絡をするのはその後ということになります。
もっとも、採用者数が多い場合や、人材難ですぐにでも働いてほしい場合には、夕方や夜でも連絡が来る場合もあるでしょう。
アルバイトの採用の連絡の時間帯
これに対し、アルバイトの場合の採用連絡は、朝に来ることは少ないでしょう。
その理由は、学生がアルバイトに応募することが多いので、学校に行く時間帯には連絡をしないというのが通常だからです。
そのため、アルバイト先の店が忙しくない時間帯で、かつ学校が終わった後の夕方や夜9時ごろまでが多いと思われます。
面接の採用結果の連絡が遅い理由や対処方法
では、面接の採用結果の連絡が遅い場合、どんな理由から遅くなっていて、その場合にはどう対処すれば良いのでしょうか。
中途の最終面接の結果が遅い場合でも合格するの?
中途採用の最終面接の場合、基本的には最終面接の結果は早い段階で来ます。その理由は、最終面接に来た段階で、ほぼ採用が決まっているからです。
それでも、合否の連絡が遅い場合があり、それは補欠として内定を出す場合です。例えば、第1候補の内定者が複数の企業に内定していて、来てくれない可能性がある場合にこういった内定を出す可能性があります。
面接の結果が来ない場合の問い合わせるタイミング
基本的には連絡の催促になってしまうので、面接結果の問い合わせは避けるべきです。
しかしそうはいっても、前述の通り、面接の結果が採用の場合には連絡が早いというのが多いものの、実際のところは企業側に問い合わせない限りわかりません。
そのため、どう考えても連絡が遅すぎる場合や、担当者の方に聞いていた連絡までの期間を過ぎている場合には、直接問い合わせることをおすすめします。
問い合わせる際には、丁寧な言葉遣いや言い回しを心がけ、悪印象を与えないよう気を付けましょう。
採用の連絡が来ないなら電話とメールのどっちがいいの?
面接結果の問い合わせの方法としては、電話かメールどちらがいいのかですが、基本的にはメールで連絡するのがマナーです。
メールならば、あまり催促している感じにもなりませんし、任意のタイミングで見ることができるので、仕事の邪魔にもなりづらいからです。
メールで問い合わせをする際には、件名に面接の日付と用件、大学名・氏名を記載しましょう。大学名や氏名をフルネームで記載すべきなのは、同日に面接を受けた人がいる可能性があるので、容易に特定できるようにするためです。
本文の文面も丁寧に、催促するような感じにならないよう工夫しましょう。
面接の採用連絡が早いと合格してる?
内定の場合、面接の採用連絡は早いことが多いというのは前述した通りですが、連絡時期によって採用不採用が決まるのでしょうか。
面接結果が翌日でも不合格するの?
結論から申し上げますと、面接の翌日に連絡が来る場合でも、不採用になる場合もありえます。
まずマナーや態度などで一発アウトになった場合には、検討するまでもなく翌日に連絡が来る場合があります。一発アウトになるような心当たりがない場合でも、すでに内定者がいて、その人を上回るような面接結果が得られなかったような場合には、翌日に不採用の連絡が来る場合もあり得ます。
そのため、連絡時期だけでは、採用不採用が決まるとは考えない方が良さそうです。
土日に内定の連絡が来ることあるの?
土日に面接結果の連絡が来ることは少ないです。
通常の企業では週休二日制をとっているので、単純に会社に人がおらず、連絡をすることができないからです。
ただし、繁忙期などで、採用活動に特に対応するために休日出勤をしている場合には、土日でも連絡が来る可能性があります。
採用の返信方法と例文
では、採用の連絡がメールで来た場合の返信方法と例文をご紹介していきます。
【新卒・転職】採用連絡の返信方法と例文
まず、内定通知に対して承諾する場合には、以下のように返信すると良いでしょう。
株式会社○○○○
人事部 ○○ ○○ 様
お世話になっております。
採用通知をいただいた○○○○です。
このたびは、採用のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
心より感謝申し上げます。
光栄に存じますと同時に、身の引き締まる思いがいたします。
これまで培ってきた知識と経験を存分に活かし、
業績向上に貢献できるよう尽力いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
次に、意思表示を保留する場合には、以下のように返信すると良いでしょう。
株式会社○○○○
人事部 ○○ ○○ 様
大変お世話になっております。
先日、貴社より内定通知を頂きました、○○○○です。
この度は内定のご連絡をして頂き、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
迅速に入社承諾のお返事をすべきではありますが、お返事を○日ほど待っていただけないでしょうか。
貴社へぜひ入社したいところではありますが、まだ他社の選考が残っている状況です。転職活動をきちんと終わらせた上で、最終的なお返事をさせていただきたく存じます。
○月○日(〇)までに現在の選考がすべて終わる見込みです。
勝手なお願いであることは重々承知しておりますが、よろしくお願いいたします。
最後に、辞退する場合には以下のように返信すると良いでしょう。
大変お世話になっております。
本日、貴社より内定通知を頂きました、○○○○です。
このような光栄をいただきながら誠に恐縮なのですが、
このたび諸般の事情により内定を辞退させていただきたくご連絡差し上げました。
内定の通知をいただき、貴社で私がどのように貢献できるかと考え
自分の適性を改めて鑑みた結果、誠に心苦しい限りですが、
他の会社に入社する決意を固めました。
面接や採用をご検討いただく時間など、
貴重なお時間を割いていただいたにも関わらず、
このようなお返事となってしまい、大変申し訳なくお詫び申し上げる次第です。
本来なら直接お伺いしてお詫びすべきところ、
メールでのご連絡となりますことを、何卒ご了承いただきたく思います。
このたびは、本当にありがとうございました。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は採用を貰った際に、どのように連絡をするのかの対策方法についてご紹介しました。
採用担当の方は、内定後の行動もきちんと見ています。失礼の無いように、最後までしっかり振舞いましょう。
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