
【社会人2年目の年収】平均額や上がり方を詳しくご紹介致します
社会人2年目の平均年収はいくらなのでしょうか?この記事では、社会人2年目の平均年収や、大手企業と中小企業の2年目のボーナスの違いなどについてご紹介致します。社会人2年目の昇給平均額についても解説致しますので、ご自身の昇給に役立ててみてください。
社会人2年目の平均年収額
まずは社会人2年目の平均年収額の中央値や、男女別の平均年収を紹介します。
【社会人2年目の平均年収】中央値は227~255万円
厚生労働省の調査によると、20代の平均年収と中央値は以下の通りです。
年齢 | 専門学校 | 高専・短大 | 大学 | 大学院 | 中央値 |
20-24歳 | 220.3万円 | 215.6万円 | 233.6万円 | 257.1万円 | 227万円 |
25-29歳 | 244.6万円 | 243.3万円 | 265.2万円 | 287.1万円 | 255万円 |
参考:厚生労働省|令和4年賃金構造基本統計調査
厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、社会人2年目の平均年収は200万円代であることがわかります。
中には社会人2年目で年収400万円、さらには500万円を超える人もいますが、それはボーナスによる場合がほとんどでしょう。大手企業だと2年目から夏と冬のボーナスでそれぞれ60万円以上、1年間で120万円以上もらうケースもあるそうです。
このボーナスの違いによって、社会人2年目で年収100万円以上の差がついてしまうこともあります。
また、大学院卒と高卒での給与や年収は差が大きいです。
20代前半の高卒・短大卒の年収は、約215.6万円となっています。大学院卒の場合約257.1万円で、高卒と大学院卒との差は40万近くになります。
とはいえ、上記の差額は社会人2年目の場合です。勤続年数を重ね、経験やスキルを磨いていくと、学歴の差でかなり変わるといえます。
【社会人2年目男性の平均年収】約213~252万円
年齢 | 専門学校 | 高専・短大 | 大学 | 大学院 | 中央値 |
20-24歳 | 220.3万円 | 215.6万円 | 233.6万円 | 257.1万円 | 227万円 |
25-29歳 | 244.6万円 | 243.3万円 | 265.2万円 | 287.1万円 | 255万円 |
参考:厚生労働省|令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 第3表 学歴、性、年齢階級別賃金及び対前年増減率
(中央値は専門学校、高専・短大、大学、大学院のデータを元に計算)
学歴によって平均年収額は異なるものの、社会人2年目の年収は227万円〜255万円ほどといえるでしょう。大卒や大学院卒の場合は、一般的な社会人2年目よりも年収が高くなるケースもあります。
【社会人2年目女性の平均年収】約213~252万円
社会人2年目の女性の平均年収とその中央値は以下の通りです。
年齢 | 専門学校 | 高専・短大 | 大学 | 大学院 | 中央値 |
20~24歳 | 224.1万円 | 213.9万円 | 232.1万円 | 248.5万円 | 228万円 |
25~29歳 | 244.4万円 | 237.3万円 | 255.9万円 | 278.8万円 | 250万円 |
参考:厚生労働省|令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況 第3表 学歴、性、年齢階級別賃金及び対前年増減率(中央値は専門学校、高専・短大、大学、大学院のデータを元に計算)
社会人2年目の女性の年収中央値は約228万円から250万円で、男性よりも若干低い値になりました。学歴別の平均年収の差は24〜34万円と、男性よりも幅があります。