
【社会人の遅刻】減給やクビの対象になることも考えられる?
遅刻癖のある人は、会社に遅刻してしまわないか不安ですよね。大事な取引先との会議で遅刻をしたら、信頼関係が損なわれてしまい、会社にも損害が出てしまうかもしれません。決められた時間に出社する事は、会社と個人との約束でもあります。今回は社会人が遅刻した場合のリスクについてご紹介します。
社会人の遅刻について
社会人として、仕事に遅刻するのはマナー違反です。
ここでは社会人の遅刻について、リサーチした結果をお伝えしていきたいと思います。
社会人として遅刻はありえない?
社会人とはいえ、絶対に遅刻をしないわけではありません。
交通機関の影響や体調不良など、やむを得ない事情である場合には、遅刻も致し方無いと言えるでしょう。
ですが、寝坊や予定管理不足など、自分の不注意で遅刻した場合は、「ありえない行為」と見られる可能性はとても高いです。会社や周りの人間から、不信を買ってしまうかもしれません。
遅刻の連絡について
万が一遅刻をする場合、遅刻が分かった時点ですぐに連絡するようにしましょう。会社に電話で伝えるのがベターです。
同僚や上司にLINEやメールだけで伝えるという方法は、社会人としてはマナー違反といえます。メールやLINEは、電話が出来ない状況の場合だけにしましょう。その後、正式な連絡として電話を必ず入れるのがベストです。
許される遅刻回数について
社内規則によって「遅刻を3回したら欠勤1日と同等の扱いにする」などと記されていることがあります。遅刻を繰り返すことでそれに相当する別の罰則が定められていることがあります。
とはいえ、社内規則に記載されている遅刻回数は、遅刻をして良い回数ではありません。遅刻は社会人としてルール違反であることに変わりはありません。
社会人の遅刻は評価にかかわる?
遅刻を重ねるとだらしないイメージがついてしまいます。そのイメージは当然、仕事にも影響してくることでしょう。
実害は生じていなくても、大事な仕事を任せてもらえない、昇給にひびくなど、何かしらのマイナスな影響が出てくることが考えられます。
遅刻理由が寝坊について
寝坊による遅刻は、友人の遊びでは許されるかもしれませんが、仕事の遅刻はNGです。
回数を重ねると、会社や仲間からの信頼性を失います。寝坊による遅刻は、社会人としての自覚が足りないと判断されてしまう理由になります。
遅刻による減給について
遅刻は会社の就業規則を守らなかった、立派な契約違反に該当します。会社から何かしらのペナルティを与えられることもあります。
社内規則の中に、遅刻を何回以上した場合には有給扱いもしくは減給ということが明記されている場合があります。遅刻によって減給されることが、遅刻した月だけなのか、もしくは年度内適用であれるかを確認しましょう。
遅刻でクビになることもある?
会社の募集要項などにも、就業時間が明記されていると思います。その内容は就業規則であり、企業はその時間の労働力に見合った報酬を支払っています。
その時間内に業務を遂行できないとみなされる場合、就業規則違反として解雇(クビ)になることもあります。
普段の勤務態度がしっかりしており成果を出していれば、1度や2度の止む負えない遅刻であれば解雇まで発展しないかもしれません。しかし、可能性があるということはしっかりと認識しておくべきでしょう。
社会人の遅刻指導について
部下が遅刻を繰り返したら、上司は頭を悩ませてしまうでしょう。ですが、そのままにしておくわけにも行かず、上司として適切な指導をしなければいけません。
遅刻を繰り返す社会人について
遅刻を繰り返す部下に対して、まずは毅然とした態度で挑みましょう。何度も繰り返すのに、優しい顔をして柔軟な対応をする必要はありません。
ただし、頭ごなしに叱りつけては逆効果です。毅然とした態度で、遅刻したことによって生じる問題点を具体的に伝え、そして遅刻の原因を尋ねましょう。
遅刻原因が毎回似たような内容であれば、それに対する具体的な対処方法をともに考えてあげるということも大切です。
社会人の遅刻反省文について
遅刻の反省文を書く場合には、遅刻した事実を自分で認め、改善案まで考えた内容を記載します。
また、文章は「~と思います」「〜かもしれません」というような曖昧な文末にならないように注意しましょう。曖昧な文章は、反省の色が見られないと判断されてしまいます。
改善策を記載する箇所では特に、文末は必ず言い切るようにしましょう。
遅刻した人にかける言葉について
遅刻した人にかける言葉は、同僚であればついつい庇ってしまうかもしれません。
突発的な事故に巻き込まれたなど、あくまで外的要因での遅刻であれば同情する余地はありますが、寝坊といった完全なる自己理由であれば、同情する必要はありません。
特に特別な言葉を掛けることはなく、通常通りに接するのが一番でしょう。
遅刻の言い訳はどのようなもの?
遅刻したら、ついつい言ってしまいたくなる言い訳。
本来であれば、言い訳せずに正直に謝罪するのが一番ですが、それもケースバイケースです。
社会人の遅刻の言い訳について
社会人の遅刻の言い訳は、体調不良を理由にするのが一番正当かつ異論が出辛い言い訳です。
自分の体調がすぐれなかったという理由以外に、同居している家族の体調不良で病院に付き添ったなども言い訳としては使えることでしょう。
言い訳はバレない?
例えば、電車やバスが遅れたという言い訳にした場合、遅延証明書を求められたり、同じ路線を使っている同僚が無事に出社していたりしたら、当然バレてしまいます。
言い訳はバレていないのではなく、会社側が分からないフリをしてくれていると認識した方がよいでしょう。
ここでJobQに寄せられた遅刻に関するQ&Aを見ていきます。
電車の遅延で遅刻したら仕事をなめていると言われたのですがどう思いますか?
私は普段電車で30分くらいの会社で勤めています。
私は先日電車が遅延をして、遅刻をしてしまいました。
駅に着いた時点で遅延していることを知り、上司に「申し訳ございません。電車遅延のため遅れます」と連絡を入れました。
そして、遅刻をして出勤したら上司から
・社会人をなめている
・事前に天候が悪くなることがわかっていたのだから計画的でない君の問題だ
と怒られました。
電車の遅延なので仕方がないと思うのですが、電車の遅延を計算して生活することが社会人として普通なのでしょうか。
前もって台風が来るなどの予報が事前にある場合、電車が遅延する可能性も考え、早めに出社する、ということはよく考えられることだと思います。
ただ、急な大雨などでダイヤが乱れ、その結果遅刻されたということであれば、それは仕方ないことで、主さんが責められることではないと…続きを見る
・事前に伝えている点
・駅に着くまで遅延に気づいていない
という事でしょうから,何の問題もありません。
コンプライアンス的に,「社会人をなめている」と言われたのですがおかしくないですか?
と総務とかコンプライアンスを通報できる場所にパワハラだと…続きを見る
回答より、遅刻の理由等を正しく説明する必要があることがわかりました。
ただ、この質問者のように上司次第で遅刻に対する認識が変わるとのことです。
最後に
社会人の遅刻について、その理由や言い訳などについてもまとめてご紹介しました。社会人として遅刻は本当におすすめできません。
ですが、残業続きで疲れていた・取引先と前日接待だったなどの理由で、遅刻することもあるでしょう。そんな時は、言い訳せずに正直に報告することが一番です。
遅刻はしたけれども、正直に報告したことで信用が上がるかもしれません。
あらゆる疑問を匿名で質問できます
約90%の質問に回答が寄せられています。
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