会社で嫌がらせを受けたら？とるべき対処法｜いじめをなくすためにできること

会社では、パワハラ・セクハラ・モラハラなど様々な嫌がらせがあります。

一生懸命耐えて、仕事をしていると仕事に悪影響を与えるだけではなく、体調を崩す原因にもなります。

この章では、会社で受ける嫌がらせなどについて紹介します。

会社での嫌がらせの例

会社での嫌がらせなどは、とても陰湿で達が悪いものが非常に多いです。

また、場合によっては裁判沙汰になるような事を平気でやってくる人もいます。

嫌がらせで多いのが

• 変な噂を立てられる

• 無視をする

• 本人に聞こえるように悪口を言う

上記のような、思わず「子供なの？」と言いたくなるような事を、平気な顔をして行います。

会社での嫌がらせの方法

会社での嫌がらせ方法で一番多いのが、自分の地位を利用して嫌がらせを行う方法です。

自分より地位が下の人を標的にして、言い返せないことを良い事に嫌がらせを行います。

また、立場が上である事を利用して、自分の価値観を押し付けたりする方もいるので、注意が必要です。

女性特有の嫌がらせ

女性特有とまではいきませんが、女性が多い職場では嫌味を聞こえるように行ってみたり、仲間外れにしたりというのが非常に多いです。

女性は、男性と比較して劣等感を感じる事が多いと言われています。

「夫の年収が低い」、「子育てを楽しんでいる」という部分に生き甲斐を感じる女性もいれば、「仕事でのやりがい」で生き甲斐を感じる女性もいます。

女性は価値観の基準が曖昧な事が多く、女性同士の会話で序列を確認しようとしています。

その中で自分が劣っていると劣等感を感じた相手に対して、嫌味や無視を行うという嫌がらせを行うようになります。

一言で言うと女性の場合「嫉妬や妬みが原因」になる事が多いといえます。

会社で嫌がらせを受けた場合、仕返しをしてスッキリしたいという方も多いのではないでしょうか。

この章では、会社で嫌がらせを受けた場合について紹介します。

嫌がらせに対して仕返しするのは

嫌がらせを受けた場合に仕返しをしたくなるのは、当然の心理だと思います。

相手に対して「同じ苦しみを受けてもらいたい」などは人間は自然に考えます。

ですが、基本的に仕返しをするのは良くありません。相手と同レベルに成り下がってしまうというのもありますが、相手が違う方法で嫌がらせをしてくる可能性が高いです。

お互い仕返しの繰り返しばかりで、時間と体力の無駄になります。

ですので、仕返しをせずに、嫌がらせの証拠を記録しておくことをオススメします。

スマホでの音声の録音や、メールなどで嫌がらせを行われている場合は、メールを保存しておくことで立派な証拠になります。

会社に報告する場合も言い逃れが出来なくなるので、記憶できるようにしておきましょう。

嫌がらせを気にしない方法

嫌がらせを完全に無視するというのも一つの方法です。「この人は子供だな」と適当に受け流すことで、相手はとても惨めになります。

また、周囲の方もどちらが大人の対応をしているのかハッキリ分かるので、嫌がらせをしている人が徐々に追い込まれていきます。

ですが、嫌がらせを完全に無視するというのは、思ったよりキツイものです。

心にかなり余裕がない方でないと厳しいでしょう。

会社に嫌がらせの電話が来たときは

会社に嫌がらせの電話が来た時は、基本的には受け流すことで問題ないはずです。

嫌がらせの電話が来た場合は、上司に報告だけはしておきましょう。

また、何回も嫌がらせの電話が来る場合は、「業務妨害」や「威力業務妨害」に当たることもあるので、上司に相談の上、電話内容の記録を残しておくなどしておく必要があります。

会社で嫌がらせを受けた場合は、最寄の相談場所で相談する事をオススメします。

相談する事で適切なアドバイスや今後取るべき行動などを教えてくれるので、嫌がらせを受けている人の助けになってくれます。
 

また、匿名で大丈夫な事も多いので、秘密はしっかり守れます。この章では、嫌がらせを受けた場合の対処方法について紹介します。

相談窓口で相談する

会社に設置してある相談窓口などで、嫌がらせを受けている事を相談するのも1つの方法です。

ですが、会社の相談窓口では証拠がないと相手にしてくれないこと可能性もあります。

ですので、会社にある相談窓口で相談するのではなく、ネットで検索するとパワハラなどの相談窓口があるので、会社外にある相談窓口をおすすめします。

最寄りの労働局に相談するとき

労働基準局に相談するのもひとつの方法です。労働基準局は、会社と従業員の間にトラブルが発生して、「援助申し立て」があった場合は、指導をする事ができます。

指導することで、効果があるかどうかは状況によって変わりますが、会社側から見ると、労働基準局の指導が入ったとなるとイメージが悪くなるので、避けたいはずです。

嫌がらせがひどい場合は退職も考える

あまりにも嫌がらせ酷く、辛い場合は退職することもオススメします。

退職して新しい環境で働く事で、改善される事もあります。嫌がらせがなくなる事で、仕事へのモチベーションも維持する事ができます。

自分自身の為にも嫌がらせが辛い場合は、退職して新しい人生を切り開きましょう。

会社での嫌がらせを問題にする事は可能でしょうか。この章では、会社での嫌がらせを問題化する方法などについて紹介します。

会社での嫌がらせで損害賠償を請求することは

会社での嫌がらせを受けている場合は損害賠償を請求する事が可能です。

ですが、損害賠償の請求や、刑事事件とするには、嫌がらせを受けている証拠が必要になるので、スマートフォンで音声や動画で記録を残したり、嫌がらせメールなどを受け取っている場合は、メールの内容も証拠として残しておく必要があります。

損害賠償を請求するためには証拠も必要

上記で紹介したように損害賠償を請求するには、証拠が必要になります。

証拠がない状態で、損害賠償を請求する事は非常に難しいので、嫌がらせを受けている場合は日々の記録を残しておくことが非常に大切です。

会社ぐるみで嫌がらせを受けているときには

会社ぐるみで嫌がらせを受けている場合、会社に助けを求めても意味がありません。

パワハラやセクハラなどが社会問題になっている近年では、相談できるサービスを利用して、対策をとりましょう。

また、どんな状態になっても証拠があると、なにかとスムーズです。日々の記録を忘れずに行いましょう。

いかがでしたでしょうか。

会社で嫌がらせを受けている場合に、とにかく泣き寝入りするのが一番良くないです。

信頼できる人に相談したり、専用の機関に相談して指示を仰ぐのが良いでしょう。

価値観が違う人が集まる会社では、嫌がらせが多かれ少なかれ発生する可能性が高いです。

嫌がらせを受けた場合は、安易な仕返しなどは考えず、しかるべき対処をする事が相手にも負担を与える事ができます。

嫌がらせに負けずにしっかりと冷静さを保つようにして下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。