
ステータスとはどのような意味なのか【例文や使い方をご紹介】
「ステータス」の意味を知っていますか?今回の記事では、ステータスの意味やビジネスシーンでの使い方を解説。類義語や関連語、具体的な例文も紹介します。
ステータスには2つの意味がある
日常生活でも使用頻度が高い「ステータス」という言葉ですが、正確な意味を知らずに使っている人もいるでしょう。ここでは、今さら聞けない「スタータス」の2つの意味について紹介します。
ステータスの意味1. 社会的地位や身分
「ステータス」には「社会的な地位や身分」という意味があります。多くの人はこのニュアンスで「ステータス」という言葉を使っているでしょう。
「彼女は高いステータスを持っている」などといった使い方をしますが、これは「彼女は社会的な地位や身分が高い」という意味になります。
ちなみに「ステータス」という言葉は英語の「status」をカタカナにした言葉ですが、英語として使う場合は注意が必要です。
「status」単体では使われず、たとえば「social status」で社会的地位、「global status」で国際的地位といった使い方をします。
ステータスの意味2.状態を表す
「ステータス」のもうひとつの意味に「状態」があります。
ロールプレイングゲームにおいて、キャラクターの状態を表す「ステータスバー」をイメージするよよいでしょう。ステータスバーはキャラクターの能力値、経験値、レベルなどがどんな状態かを確認するためのツールです。
ほかには、ホテルの空室状況や荷物の配送状況を表す際にも「ステータス」という言葉を使います。
ステータスの類義語とは
「ステータス」の意味の理解を深めるために、「ステータス」の類義語についてまとめました。
ステータスの類義語1.コンディション
「コンディション」は「ステータス」と同じく、状態を意味するカタカナ英語です。
スポーツ選手の体調や仕上げの状態が良いとき「コンディションが良い」と表現します。身体の状態だけでなく、たとえば野球場が雨でぬかるんでいて状態が悪いとき、「野球場のコンディションが悪い」と表すこともあります。
「コンディション」と「ステータス」はどちらも状態を意味する言葉ですが、コンディションは優劣をつける際に使われ、配送などの状況を指す際には使われません。
ステータスの類義語2.プレース
「プレイス」は英語の「place」をカタカナにした、「場所」を意味する言葉です。プレイスは場所だけでなく、状況や地位について言及するときに使われることもあります。
たとえば「あなたのようなプレイスなら、高級外車がお似合いです」と伝えるケースです。この場合は、「あなたのような社会的地位なら、高級外車を持つに匹敵する」という意味になります。
しかし、プレイスは場所について使われることが多く、実際に状態や地位の意味で使われるケースは多くありません。
ステータスの関連語とは
ここでは「ステータス」から派生した関連語を紹介します。一部の業界でしか使われない言葉もありますが、知っているといざというときに周囲と差がつく言葉ですので、覚えおきましょう。
ステータスの関連語1.ステータスシンボル
「ステータスシンボル」は、社会的地位を表す「ステータス」と、象徴を意味する「シンボル」が合体した言葉です。つまり、「ステータスシンボル」で「社会的地位の象徴」という意味になります。
たとえば「高級時計はステータスシンボルだ」というときに使いますが、シンボルを略して「ステータス」という単語だけで使う人も多いです。
ステータスの関連語2.ステータスレジスタ
「ステータスレジスタ」という言葉を初めて聞く人も多いのではないでしょうか。「ステータスレジスタ」は、ハードウェアのメモリ構造を指すIT用語です。
PCなどのハードウェアの中で、CPUのデータを一時保存する記憶回路をレジスタといいます。なかでもステータスレジスタは、CPUの状態をタイムリーに保持する機能があるものです。
別名フラグレジスタ、フラグバイト、コンディションコードレジスタと呼ばれることもあります。
ステータスの関連語3.ステータスクオ
ステータスクオは、ステータスにラテン語の「quo」を合わせた言葉で、「そのままの状態」や、「現状維持」という意味です。
心理学やコーチングでは「過去から変わらない現状」というネガティブな意味として使われています。具体的な使用方法は、「ステータスクオの中に納まる」「ステータスクオを打ち破る」などです。
ステータスの使い方とは
「ステータス」という言葉を正しく使えるようにするために、3つの例文を紹介します。正しい意味や利用シーンを把握して、使いこなせるようになりましょう。
ステータスの使い方1.ステータスにする
「〇〇をステータスにする」は、ステータスシンボルに近い意味で「成功や富の象徴」の意味として使われます。
実際の使用方法として挙げられるのは、「ゴールドカードをステータスにする」「高級腕時計ををステータスにする」です。
ステータスの使い方2.ステータスが高い
「ステータスが高い」とは、「社会的身分や地位が高い」という意味になります。
一般的に社会的身分や地位は「高い」または「低い」で表すので、「ステータスが高い」の反対語は「ステータスが低い」です。たとえば「私の友人にはステータスが高い人が多い」は、「私の友人には社会的身分が高い人が多い」という意味になります。
ステータスの使い方3.ステータスを感じる
「ステータスを感じる」の「ステータス」の意味は、ステータスシンボルすなわち「社会的地位の象徴」です。
「男性がステータスを感じるもの」という使い方をしたときは、「男性が社会的地位の象徴だと感じるもの」の意味になります。どんなものをステータスとして感じるかは人によって異なりますが、例として職業や学歴、高級品などが挙げられるでしょう。
まとめ
「ステータス」には「社会的地位や身分」と「物事の状態」の2つの意味があります。日常的によく使われる単語のため、正しい意味を理解して使うようにしましょう。
最後に、JobQに投稿された質問も合わせて見ていきます。
30歳てまで将来が不安になって来たのですがどうすればいいですか?
現在出版会社に勤めているのですが30歳手前になって、漠然とこのままでいいのかと心配になって来ました。
私は新卒で入った会社から今勤めている出版会社にスカウトされて転職しました。
結婚もしてそこそこいい人生だと思っていたのですが、最近何をやっているんだろうって思い始めるようになりました。
特に私の周りには自分で居酒屋を始めた友人や、会社を設立した人が増えて来たので余計そう思うようになりました。
私自身は特にやりたいことがないので、始めたいこともありません。
漠然と不安になっている自分も嫌なので、この先どうすればいいのかアドバイスをいただけますでしょうか。
30手前のその心境めっちゃわかります。
自分も最近そんな気持ちで33歳で初めて転職しました。
それから自分も結婚したり、まわりの楽しそうにしている友人を見て思うのは、…続きを見る
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