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マター とは

【マターの意味とは】類語や使い方についてご紹介

マターとは、どのような意味なのでしょうか?よく会社やビジネスでは、ビジネス用語を交えてコミュニケーションをとります。しかしながら、ビジネス用語を把握しておかないと、齟齬が起きたりとコミュニケーションが円滑にできない可能性があります。そのため、ビジネス用語はしっかり覚えておくことをオススメします。今回はマターの意味についてご紹介します。ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか?

visibility1478 |

マターとは

「これは○○氏マターです」「××部マターの課題なので、そちらに確認してもらえませんか」など、ビジネスの世界でよく利用されている「マター」という言葉。

なんだかよくわからないまま使っていませんか?
 

マターの意味

「マター」という言葉はビジネスの世界において「案件」「担当」「責任」という意味で利用されています。

そのため、部署間で業務が明確に区切られている企業や、たくさんの部署が協力し合うような場面で「マター」という言葉を聞くことになります。

マターの使用例

【使用例1】この設備改良は製造部マターなので、そちらに確認してください。

この場合、「マター」は「メインで担当している」という意味合いになります。

「製造部がその設備改良については指揮を取っているため、質問は製造部へ」というような意味の文章になります。

【使用例2】営業部マターのこの案件、没になりそうだな。

ここでは「マター」を責任という意味合いで利用しています。

営業部が責任を持って進めているこの案件、うまくいきそうにないと言っているのです。
 

マターの類語

案件、担当、事柄、事物、物、事象、事項、問題点、物事、問題といった言葉は「マター」の類義語となります。

「マター」という言葉自体が広い意味を持っているため、和製英語の日本語訳にあたりそうなものは類義語と考えてよいでしょう。

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マターの使い方について


マターは和製英語であるため、英語本来の意味を考えるとかなり意味合いが違うことに気づくかもしれません。

では、「マター」の英語本来の意味及び、マターの使い方で気を付けなければならないところはどのような部分なのでしょうか。
 

マターを英語でいうと

マターを英語で表記すると「matter」となります。

英語のマターは「Mr.○○’s matter」などという使い方はしません。

本来の意味は

「①(考慮すべき)こと、事柄、件、問題」

「②(問題の)原因、理由、根拠」

「③(話や文書の)中身、内容」


などといった意味で、以下のように使われています。

・None of that matters. : そんなことどうでもいいよ。

・Does it matter? : それが問題になるの?
 

マターは和製英語?

マターは「①(考慮すべき)こと、事柄、件、問題」を語源とした和製英語です。

日本におけるビジネスの世界では当たり前に利用しています。
 

マターを使う際の注意点

前述のようにマターは「①(考慮すべき)こと、事柄、件、問題」を語源とした和製英語です。

そのため使う場所をわきまえながら乱用は避けます

とくに、英語ができる人や母国語が英語の人の前で使うことは控えたほうが良いでしょう。

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現実でのマターについて


ビジネスの世界以外に「マター」を使う場面はあるのでしょうか。

じつは意外とニュースの中でも利用されていますので、どのような場面で使われているのか見ていきましょう。
 

警察マターとは

警察が取り仕切るべき案件を紹介する際に「警察マター」というように使われます。

事件が起こった際に警察が対処するべき案件なのか、他の部署(例えば検察や弁護士)が対応する案件なのかというような場合に利用されています。
 

政治マターとは

「憲法改正は政治マターか国民マターか?」などのように利用されます。

憲法改正はの役目なのか、誰が主体となって行っていくのか?というような利用のされ方です。
 

首相マターとは

首相が対応するべき案件を「首相マター」「官邸マター」などと呼ぶことがあります。

「○○問題は首相マターで間違いないか」など、新聞記者の間やニュースなどで利用されることもあります。

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ビジネスシーンのマター


ではビジネスシーンでの「マター」の使われ方について、より細かく紹介していきます。
 

人事部マターとは

「新入社員研修は人事部マターなの?総務部だと思っていた!」などというように利用されています。

人事部や総務部、経理部のように細かく部署が分かれていると、その部署の仕事内容が煩雑になります。

そのため、「マター」という言葉が多用される企業があります。
 

経理部マターとは

「年末調整については経理部マターでお願いしますよ」

「完全に経理部マターだと思っていました。ごめんなさい」

など、他部署と仕事がバッティングしやすい場合に責任の所在を明確にするために使われています。
 

社長マターとは

社長にしか決裁権限がないような重要案件について話をする際に「社長マター」という言葉が利用される傾向にあります。

「メンタルヘルスの研修をするかどうかは社長マターだ」「予算の配分については社長マター」等というように使われます。

もし営業取引先を訪問してこのように言われたら、暗に「自分には決定権がない」といっていると考えてよいでしょう。

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▶︎【マターの意味は?】ビジネス場面で使われる言葉を覚えよう

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知っておきたい常識「ダークマター」とは


「マター」と検索するとビジネス界での「マター」と共に出てくる『天文学の「マター」』

天文学において、このマターという言葉は「ダークマター」というように使われていますが、それはどのような意味なのでしょうか。
 

ダークマターとは

ダークマターとは1970年代に存在が示唆された「銀河内の明るい星や星間ガスではない、光では観測できないが重力を感じる物質」のことを指しています。

宇宙にある物質の85%がダークマターであることが分かっていますが、多くが謎に包まれており、天文学の厄介な課題として認識されているといいます。
 

ダークマターとブラックホールの関係について

一時期、ダークマターとブラックホースの関係性が示唆されていましたが、研究が進んだことで今はいったん落ち着きを見せています。

やはり、ダークマターについては解明できない不可解なことが多いようです。
 

ダークマターとダークエネルギーの違いや意味とは

この宇宙の中で「物質(マター)」と呼ばれるのは全体の5%です。

ダークマター、ダークエネルギー共に地球を含む宇宙の中で目に見えず正体が不明なのです。

ダークマターはあくまで宇宙の中の25%を占める物質、ダークエネルギーは70%を占めています。

ではこの2つの違いはというと「エネルギーか物質か」というもの。

どちらも正体がわかっていないだけに、今後の天文界の躍進に期待がかかるところです。

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まとめ

新入社員として会社に入ると様々なビジネス用語や和製ビジネス英語が飛び交っておりびっくりするかもしれません。

でも慌てなくても大丈夫。

会社によって使われ方が微妙に異なっていることもありますので、わからい言葉は一度先輩社員にどのような意味で使っているのかを聞いてみることをおすすめします。

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